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缶ジュースの賞味期限の表示や見方!1年・2年過ぎても飲める?





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お歳暮なんかで大量にもらった缶ジュースをそのままにしてしまって

うっかり賞味期限を切らしてしまった、という事はありませんか?

 

缶ジュースには一応賞味期限が書いてありますが、缶詰のように密封されているので

賞味期限が過ぎていても飲めそうな気がしますよね。

実際、賞味期限の過ぎた缶ジュースは飲む事ができるのでしょうか?

 

そこでここでは、缶ジュースの賞味期限の表示や見方、

また賞味期限が1年・2年過ぎても飲めるのかどうかを説明します。

 

缶ジュースの賞味期限について知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。







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賞味期限って何?

缶ジュースには賞味期限があります。

 

でも、そもそも賞味期限って何なのでしょうか。

また、似たような言葉で消費期限という言葉もありますが、

それとはどう違うのでしょうか。

 

そこでここでは、缶ジュースの賞味期限の表示や見方、

賞味期限が1年・2年過ぎても飲めるのかどうかの前に、

まずは「賞味期限」・「消費期限」について軽く見ていきましょう。

 

食品を売る場合、食中毒などを起こさないように

その食品に「その食品が安全に食べられる期間(年月日)」を表示する義務があります。

それが賞味期限または消費期限です。

 

お店で売られている食品にはほぼ全て、賞味期限または消費期限が表示されています。

(例外として、砂糖や塩、アイスなど長期間物質が変質しないものは表示されていません)

 

ただ、賞味期限と消費期限の意味は少し違います。

 

賞味期限が未開封できちんと決められた保存方法を守った場合に限り

「その期限内であればおいしく食べられますよ」という期限に対し、

消費期限は未開封できちんと決められた保存方法を守った場合でも、

「この期限を過ぎたら危険なので食べないでください」という期限になります。

 

端的に言えば、賞味期限はその期限が少し過ぎても

「おいしく」食べるのは難しいかもしれませんが安全に食べる事ができます。

 

一方消費期限はその期限が少しでも過ぎてしまうと

食中毒などを起こす危険があるので食べる事はできないという事です。

 

ですから消費期限は賞味期限より短いのが普通で、だいたい「5日以内」となっています。

かなり短いですよね。

 

消費期限の表示がされるのは魚や肉、生菓子など傷みやすい食品です。

確かにこれらの食品はきちんと保存していてもすぐに悪くなってしまいます。

 

一方カップ麺や缶詰などに表示されているのは賞味期限です。

これらの食品は賞味期限を過ぎたからと言ってすぐに悪くなり始めるという事はなく

比較的長持ちします。

 

缶ジュースの場合は「賞味期限」なので、

「期限を過ぎたら即効飲めなくなる」という事ではありません。





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缶ジュースの賞味期限の表示や見方は?

普通食品を買う時は、賞味期限(消費期限)を見て

買ってからどれくらい持つか確認しますよね。

 

でも、缶ジュースは「賞味期限を見て買う」という人はあまりいないと思います。

「そもそも、缶ジュースに賞味期限なんて表示されているの?」と思うかもしれませんね。

 

でも、缶ジュースは砂糖や塩のように半永久的に持つものではなく

時間経過によって劣化してしまうものなので、

缶ジュースにもきちんと賞味期限は表示されています。

 

ではどこに賞味期限が記載されているかというと、大抵は「底」です。

缶ジュースをひっくり返すと、黒の文字で数字が印字されています。

 

缶ジュースの賞味期限の表記の見方ですが、今は大まかに2種類あります。

 

1つ目は「2018.01.01」と言う風に、西暦とピリオドで分かりやすく書いてある表記です。

この表記の見方はぱっと見ればすぐ分かりますよね。

 

2つ目は「180101」という風に、6ケタの数字が並んである表記です。

こちらの表記の見方はちょっと分かりにくいですが、

頭の「20」が省略されていて、2018年の1月1日というのを表しています。

 

このような表記の場合は西暦なので、和暦と間違えないようにしましょう。

ですから缶ジュースの賞味期限が気になった場合は底を見てみてください。

 

もし底にない場合でも、

どこかに必ず賞味期限が記載されていますから探してみてくださいね。

 

ちなみに、T40やD2/23など

アルファベットと数字が混じった表記もあるかもしれませんがそっちはただのロットです。

賞味期限とは何の関係もありません。

 

賞味期限の場合は純粋に数字だけが表示されていますので、

それで区別するようにしましょう。

 

また、缶ジュースの賞味期限はメーカーにもよりますがだいたい10か月~1年程度です。

 

意外に持ちませんよね。

同じ「缶」の付く「缶詰め」なんかは3年くらい持ちますから、

缶ジュースはそれに比べると短いと言えます。





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缶ジュースは賞味期限が1年~2年過ぎても飲める?

魚や肉など、消費期限が記載されているものは期限がちょっと過ぎただけでも

傷んでしまう事があるので食べるのは少し危険ですが、

カップ麺や缶詰など賞味期限の場合は期限が過ぎてもすぐには悪くなったりしないので

期限がそこそこ過ぎても普通に食べる事がありますよね。

 

では、缶ジュースの場合はどうなのでしょうか。

 

缶ジュースも賞味期限が表示されているので、

一応期限を過ぎてもある一定期間なら飲む事が可能です。

 

缶ジュースの場合、どれくらい期限を過ぎても口にして大丈夫なのでしょうか。

 

そこで参考になるのが、厚生労働省登録検査機関が打ち出している

「賞味期限の根拠」です。

 

賞味期限は適当に決めているのではなく、安全性を考えて

きちんとした根拠から算出された年月日を記載しています。

 

ではそれはどんな根拠かというと

「本来安全に食べる事のできる保存期間に、0.7をかけた期間」を賞味期限としています。

 

0.7というのは安全率と言って、

本来その食品が持つ安全に食べられる期間を

さらに安全に食べられるように設定した数字です。

 

例えば本来製造日から30日間持つクッキーがあったとすると、

そのクッキーの賞味期限は、30×0.7=21で21日間となります。

 

クッキーの入っている袋に記載されるのも、製造日から21日後の年月日になります。

 

ですから、賞味期限を過ぎたからと言ってすぐに傷み始める訳ではありません。

 

むしろ本来は30日持つのですから、賞味期限が過ぎた21日後であっても、

後9日は猶予があるという事です。

 

ただ少しでも安全に食べてもらえるように、余裕をもって期限を設定しているんですね。

そこで賞味期限の過ぎた缶ジュースの話に戻りますが、その安全率を考慮すると、

缶ジュースは賞味期限が過ぎても2~3か月後くらいまでなら一応大丈夫と言えます。

 

ただこれは、缶ジュースに記載されている通りの保存方法で保存されている場合です。

 

日の当たる所に放置していたり湿気のひどい所に置いていた場合は

期限は大丈夫でも中が変質している場合があります。

 

保存状態が明らかに悪かった場合は、もったいないですが捨てた方がいいですね。

 

そして、賞味期限が1年・2年過ぎた缶ジュースはもう飲めないと思った方がいいです。

きちんとした保存方法で、賞味期限が過ぎてまだ2~3か月以内なら大丈夫でしょう。

 

その場合は缶ジュースをガラスのコップに注いでみて、色や臭いがおかしくないか確認し、

念のために1口だけ口をつけて味を確かめてから飲むようにしましょう。

 

そもそも賞味期限が過ぎてしまったものを口にするという事は

完全な自己責任になりますので、

万が一食中毒を起こしても仕方ないと覚悟して口にしないといけません。

 

もし病気が心配なら、賞味期限を過ぎて2~3か月以内の缶ジュースでも

飲まない方がいいです。





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まとめ

「長持ちしそう」な缶ジュースですが、

実は長くても製造日から1年ほどしか持ちません。

 

ですから長期保存していた缶ジュースを飲む時は、まず賞味期限をチェックしましょう。

賞味期限を過ぎても一応安全に飲める目安は2~3か月後までです。

 

賞味期限を1年2年過ぎていたら、まず飲まない方がいいしょう。

 

少しもったいないですが、お腹を壊して病院にかかる手間とお金を考えたら

新しいジュースを買った方がよっぽどマシですよ。

 

ぜひ正しい知識で、缶ジュースを安全に飲んでくださいね。