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さつまいもの食べ過ぎで便秘や腹痛になる?胃痛になる可能性もある?





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さつまいもは栄養が豊富ですし、便秘にも効果があります。

ですからなんとなく、「食べれば食べる程健康になれる」と思ってしまいますよね。

 

そうしてついついさつまいもを食べ過ぎてしまう事もありますが、

実はさつまいもを食べ過ぎてしまうと

腹痛や胃痛を引き起こしたり逆に便秘になってしまったりする事もあるんです。

 

ここではそんな、さつまいもを食べ過ぎるとどうなるのかを紹介していきたいと思います。







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さつまいもの食べ過ぎは良くない?

「過ぎたるはなお及ばざるが如し」ということわざがあります。

これは、「度が過ぎると足りないのと同じくらい良くない」という意味です。

つまり、何事もやり過ぎは良くないという事ですね。

 

健康食品と呼ばれているさつまいもですが、これはさつまいもにも当てはまります。

というか、食べ物全般に言えますよね。

どんなに「健康に良い」とされる食品でも、食べ過ぎれば悪影響を及ぼします。

 

人の体に必要不可欠で、飲料としてはカロリーもなく一番最適な水でさえ、

飲み過ぎれば水中毒という病気を引き起こします。

 

水でさえそうなんですから、さつまいもの食べ過ぎは良くないのは当然ですよね。

 

では次からは、

さつまいもを食べ過ぎるとどんな悪影響が起こるのか具体的に見ていきましょう。





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さつまいもを食べ過ぎると便秘になる

まず、さつまいもを食べ過ぎると便秘になる事があります。

こう書くと、「あれ?」と思いますよね。

 

さつまいもは「便秘に良い」食品としてよく紹介される食べ物です。

そんなさつまいもがどうして便秘を引き起こすのでしょうか。

 

さつまいもが便秘に良いとされるのは、食物繊維が含まれているからです。

 

ただ、食物繊維には水溶性と不溶性のものがあります。

さつまいもには両方の食物繊維が含まれていますが、その多くが不溶性のものです。

 

どちらの食物繊維も便秘に効果がありますが、その効果が出る方法は全く逆です。

 

水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維で、

お腹の中で水に溶けて便を柔らかくして便を出しやすくしてくれます。

 

普段カチコチの便ばかり出てしまう人に「野菜を食べなさい」と言うのは、

野菜には水に溶ける水溶性の食物繊維が多いからなんです。

 

一方不溶性食物繊維は、逆に水を吸い込んで大きく膨らみます。

そして便をある程度の大きさに成長させて、便を出しやすくしてくれます。

 

いつも小さいコロコロの便しか出ない人は、

さつまいもを食べるとしっかりした形の便が出やすくなります。

 

そこでさつまいもですが、

さきほども書いたようにさつまいもに含まれている食物繊維の多くは不溶性のものです。

 

適量であれば、さつまいもは便を大きくして出しやすくしてくれます。

ですが、さつまいもの食物繊維は腸の中の水分を大量に吸収します。

 

もしさつまいもを食べ過ぎた時にお腹の中に水分が足りなければ、

便の中の柔らかさを保つ水分が全てさつまいもの食物繊維に吸収されてしまい、

カチカチの便になってしまいます。

 

便は柔らか過ぎると困りますが、固過ぎてもダメですよね。

便が固くなりすぎると腸の中や直腸でつっかえてしまい、逆に排泄しにくくなります。

 

これが、さつまいもを食べ過ぎた事によって起こる便秘の原因です。

 

「さつまいもを食べ過ぎた時は水分を意識して多く取らなければいけない」

と分かっているならいいですが、

それを知らずにただ「さつまいもを食べると便秘が治るんだって!」

と言ってバクバク食べると大変な事になります。





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さつまいもを食べ過ぎると腹痛になる

さつまいもを食べ過ぎると腹痛になる事があります。

原因は2つあります。

 

1.さつまいもを食べ過ぎた事による便秘からくる腹痛

2.さつまいもを食べ過ぎた事によるガスの大量発生からくる腹痛

 

1の便秘についてはさきほど説明しましたね。

 

便が固すぎてうまく排泄できず腸に溜まってくると、当然お腹が痛くなってきます。

また、便が固く尖ってしまうと腸壁を刺激してしまい、それも腹痛の原因になります。

 

そしてもうひとつの理由、2のガスの大量発生からくる腹痛についてですが、

「さつまいもを食べるとおならがよく出る」というのは皆さんも知っていると思います。

 

なぜさつまいもを食べるとおならがよく出るのでしょうか。

さつまいもにはデンプンが多く含まれています。

 

このデンプンは消化されるのが非常に遅く、時間がかかります。

 

食べ物を直接消化するのは腸ですが、

腸は食べ物から栄養を吸収するのに「ぜんどう運動」という動きをします。

 

そして消化に時間がかかるデンプンがくると、

腸は消化をする為にかなり長い時間この運動を行います。

実はこの運動が長ければ長いほど、おならの元である「ガス」がたくさん発生します。

 

「さっき便を出したばかりなのに、な~んかお腹が張ってるなあ…」という時は、

ガスだけが溜まっている事も多いんです。

 

そんな時は、ガスですから外にぷっと放出すれば腹痛は収まります。

 

ただ、おならはいつでも好きな時に出せるとは限りませんよね。

電車の中や人前で仕事をしている時は、おならを我慢する事もあります。

 

そうやっておならをうまく排出できずお腹の中でガスが溜まり続けると

腹痛を引き起こします。

さつまいもを食べ過ぎると胃痛になる

さつまいもを食べ過ぎると、胃痛になる事があります。

 

ではなぜさつまいもを食べ過ぎると、胃痛が起こるのでしょうか。

 

胃は胃酸という弱酸性の液体を出して食べ物を溶かす役割がありますが、

この胃酸は胃も溶かしてしまうので、

胃は自分を守る為に胃壁から粘液を分泌して自分を保護しています。

 

胃痛が起こるのは、この胃酸と粘液のバランスが崩れた時です。

 

例えばさつまいもは消化しにくい食べ物なので、もしさつまいもを食べ過ぎた場合は

胃はいつもより多くの胃酸を出さなければいけません。

その時に粘液の分泌量が間に合わないと、胃酸のせいで胃が痛む時があります。

 

また、さつまいもは米や小麦に比べると密度が高いので

ついついいっぺんに多くの分量を食べてしまいがちです。

 

ところが胃はたくさんの食べ物が一気に入ってくると、逆に消化スピードが遅くなります。

 

ただでさえ消化が遅いさつまいもが大量に胃に入ってくると

大変な事になるのは目に見えていますね。

 

そうなるとすぐ腸へ送られるはずの食べ物がいつまでも胃に残り、

胃に張ったような痛みが出る事があります。

 

さつまいもを食べ過ぎると太る

最後に、さつまいもを食べ過ぎると太る事について説明します。

 

さつまいもはダイエット食品としても人気の高い食品です。

 

確かにさつまいもはなんとなく野菜っぽいので

「おやつの代わりに食べれば痩せそう」と思う方も多いですが、

さつまいもにもカロリーがあります。

 

ですから当然、食べれば食べるだけカロリーを摂取している事になります。

 

さつまいものカロリーは100gにつきだいたい132kcalです。

132kcalというと、だいたい板チョコ1/3と同じくらいのカロリーです。

 

チョコを食べれば、当然太りますよね。

さつまいもも同じです。

 

確かにさつまいもはチョコやポテトチップスなどのスナック系よりはローカロリーです。

しかしローカロリーだからとさつまいもを300g食べれば

板チョコを1枚食べたのと同じになります。

 

運動した上でスナックなどの高カロリーなおやつをカットして

さつまいもに置き換えるなら勿論ダイエットの効果も出ますが、

運動もせずたださつまいもを食べても痩せないどころかむしろ太るので、注意しましょう。

 

なると金時

散々脅すような事を書いてしまいましたが、きちんと適量を守れば

さつまいもは油っぽいスナックを食べるよりも全然良いおやつになります。

 

特になると金時は焼き芋にするとホクホクした歯ごたえがあり

「さつまいもらしいさつまいも」として人気です。

 

また天ぷらにするとサクっと揚がり、

潰して焼けば甘さ控えめの食べやすいスイートポテトが出来上がります。

 

なると金時は調理のしやすいさつまいもなので、

色んな食べ方をしたい方やさつまいもビギナーの方にぜひおすすめですよ。

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まとめ

さつまいもは栄養価が高く食物繊維も多い役立つ食品ですが、

食べ過ぎると便秘や腹痛、胃痛を引き起こしてしまいます。

 

さつまいもの良い効果だけを得たいなら、

一日の摂取量やカロリーをしっかり守って食べるようにしましょうね。