日本の暦では、1月2月3月・・・とそれぞれに異名があるのはご存知ですよね?

ですが、日常生活で使うことはほぼありません。

そのため「なんて読むんだっけ?」と思うこともしばしば。

 

そこで今日は意外と知らない「卯月」の読み方をはじめ、

名前の由来と意味を解説していきたいと思います。

他の月についてもご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね!



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卯月って何月?読み方とその意味は?

まず、卯月は何月だっけという疑問を解消しましょう!

ずばり、卯月は4月のこと。

そして、読み方は「うづき」と読みます。

言われてみれば、「あ~そうだった!」と思ったりしますよね。

 

そもそもどうして異名があるの?と思いませんか?

これはもともと日本の旧暦の月の名前として使われていました。

万葉集や日本書紀にも登場していたというのですから、驚きです。

思い返すと、高校のときの古典の問題集に旧暦の読み方が出題されていました。

私はそれで覚えた記憶があります!

 

この卯月という名前の意味に関しては、諸説ありますが

最初に、一番有力とされている説をご紹介しますね。

 

卯月というのは「卯の花月」を略したものと言われています。

そして、卯の花月の由来は4月はちょうど卯の花が咲く季節なので、

そこから名づけられたと考えられています。

 

この卯の花というのは、ウツギという白い花を咲かせる植物のことで

「ウツギ」の頭文字である「う」を取って、うの花(卯の花)と

呼ばれているんですよ。

 

しかし卯の花といわれて、最初に思い浮かぶのはこの植物ではなくて

豆乳を絞った後に出る「おから」の方ではないでしょうか?

このおからの色と言えば、白。

おからの白から、白い花を咲かせる卯の花を連想するということで

おからの別名が卯の花になったそうなんです。

 

卯月の由来をたどっていくと、おからにまでたどり着くなんて面白いですよね!

 

卯の花(おから)は女性にとって、非常に嬉しい食品ということをご存知でしたか?

豊富な大豆イソフラボンと食物繊維を含んでおり、カロリーと糖質はおさえめ。

こういったパウダータイプの卯の花なら、いろいろなお料理に使えます。

 

小麦粉のようにお菓子にも使えるので、ヘルシーな手作りおやつも作れますよ。

ダイエット中の方や、小麦粉にアレルギーがあるお子さんなどにお勧めです。



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卯月の由来って?

先ほどご紹介した、卯の花月から卯月に転じたと言うのが

一番有力で、広く広まっている説と言われています。

ですが、他にも由来とされている興味深い説がいくつかあるのでご紹介します!

 

まず、かなりもっともらしく納得できる説があります。

「う」というのは「初」や「産」を意味するということから、

一年の始まりを意味していると言う説です。

これは私個人的には、かなり説得力があるなと思いました!

 

次に、稲を植える季節なのでもともとは「植月」とされており、

これが転じて「うづき」となったという説もあります。

しかし5月も稲を植える時期で、「早苗月(さなえづき)」と呼ばれており

それがなまって「皐月(さつき)」になったと言われています。

 

「植月」もなるほどと思いますが、この説が採用されていない理由は

「卯月」と「皐月」の語源がほぼ同じで、このように似た由来から

卯月が派生したとは考えにくいとされているのです。

 

そして最後の説は十二支から来ているという説です。

卯というのは、十二支の中で4番目に当たりますよね。

そのことから4月の異名に当てられたと考えれるのですが、

十二支の中で、卯意外にそれに該当する月がないため疑問が残ります。

 

さらに、旧暦では4月は「巳」にあたり、「卯」は2月となるため

この説は信憑性が薄いようです。

 

旧暦に興味が出てきたら、もっと詳しく見てみませんか?

こういった書籍を読むことで旧暦を知れば、

日本の文化や季節の行事の意味をさらに理解することができます。

 

毎日を丁寧に生きるスローライフのヒントにしたり、

お子さんと日本の行事を楽しむための参考にしたりなど

新しい発見がたくさんあること間違いなしです。

 

旧暦とともに、月の満ち欠けがわかるカレンダーです。

たまには月の満ち欠けを追って、

見えない月を恋しがるような風流な日本の文化を楽しむ余裕を持てるといいですね。

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関連記事:くわばらくわばらの使い方や意味!由来や語源についても詳しく解説!

その他の月の読み方もマスターしよう!

では、ここまででせっかく旧暦の4月が卯月、5月が皐月と覚えたので、

他の1月から12月までも覚えてしまいましょう。

1月から順に由来と共に見ていけば、意外とすんなり頭に入りますよ!

 

1月の別名は「睦月」です。

これは「むつき」と読みますが、意外と読みにくいですよね。

1月と言えば、お正月。

お正月には家族や親戚が集まって、睦びあいます(仲良くします)。

そのことから睦び月となり、それが転じて「睦月」となったと言われています。

 

2月は「如月」で、「きらさぎ」と読みます。

もとは「着更着」という漢字が当てられており、「重ね着をする季節」という

意味があったのではないかと考えられています。

ちなみに漢字自体にはとくに意味がないようです。

 

3月は「弥生(やよい)」と言い、いよいよ生い茂るという意味があります。

草花が生い茂る季節と言う意味なので、覚えやすいのではないでしょうか?

4月、5月は先にご紹介しているのでここでは割愛しますね。

 

次に6月は「水無月」で、みなづきと読みます。

水が無いという意味ではなく、ちょうど梅雨の季節で「水の月」という意味なのです。

7月は「文月」で、そのまま「ふみつき」と読みます。

これは七夕の日に書物を虫干しする行事があったため、「文の月」と呼ばれたことが

由来になっているようです。

 

8月は旧暦ではもう秋、葉っぱが落ちる季節なので「葉落ち月」から

「葉月(はづき)」に転じたと言われています。

秋でセットになるのが、9月の異名で「長月(ながつき)」です。

秋の夜長という意味があるので、覚えやすいですね!

 

10月は「神無月」でかんなづきと読みます。

これは考え方として6月の水無月と同じで、無は「ない」ことを意味しているのではなく

「の」という意味になり「神の月」という意味です。

 

ちなみに10月には島根県の出雲大社に、全国の神様が集結するため

神様がいなくなってしまうという理由から、「神無月」となったという説もありますが、

実はこれは根拠の無い説なんです。

島根旅行に行くとこの話を耳にすることもありますが、

間違って覚えないように注意してくださいね!

 

ここからラストスパートです!

11月は霜の降る寒い季節という意味から「霜月(しもつき)」と言われています。

 

そして最後12月は、「師走(しわす)」で、一番馴染みのある名前ではないでしょうか。

年の瀬の忙しさを表現して、師が走り回るくらい忙しいと言う意味が広まっていますが、

実は根拠がありません!

「年が果てる」=「年果つ(としはつ)」が「しはす」に転じたと言う説もありますが、

はっきりとは分かっていないそうですよ。



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関連記事:忖度の意味や使い方をわかりやすく解説!例文もご紹介!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本の旧暦の読み方と月を一致させることはできたのではないでしょうか。

あまり使うことのない呼び方ですが、たまにお子さんの宿題などでも

旧暦の読み方をまとめたりすることもあるようなので、

お母さん・お父さんは覚えておきたいものですね。

 

またこういった日本独自の文化は、ぜひお子さんにも親しんでもらい

大切にしていきたいものですね!



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