1月と言えば、新年、お正月ですよね。

気持ちも新たに、一年の目標や希望、計画などを思い描き、

それに向かって突き進んで行こうと気持ちを引き締める人もいるでしょう。

 

そんな1月には、お正月以外の行事やイベントがたくさんあります。

どんなものがあるか、見ていきましょう。



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1月の風物詩といえば?

初日の出

これはみなさんよく知っている、

元日(1月1日)の日の出のことですよね。

 

一年の初めの最初の日の出なので、縁起が良いとされ、

多くの人が初日の出を見ようと

様々な場所に行かれたり、テレビ中継があったりしますね。

見に行かれたことのある人も多いのではないでしょうか。

 

「縁起が良い」とはどういうことなのでしょうか。

昔から初日の出には神様が現れるとされており、

めでたいと考えられていました。

 

その神様とは、農作物の豊作や幸福をもたらしてくれる

神様とされているのです。

ですから、初日の出を拝むことによって、

その神様に豊作と幸福を願う意味があるとされているのです。

 

では、初日の出の参拝はいつごろからされていたのか知っていますか?

実は割と最近で、明治時代以降からとされているのです。

それは、天皇が「四方拝」という儀式を行なったことがきっかけなのです。

 

四方拝とは、元日の早朝に天皇が、天地・四方・山稜を

拝礼する儀式のことで、

国民および国家の幸福と五穀豊穣をお祈りするのです。

その儀式が、一般庶民にも知れ渡り、

初日の出の習慣が根付いたとされているのです。

 

書き初め

多くの人は、小学生の頃、冬休みの宿題に出ていた

経験があるのではないでしょうか。

しかし、その意味などを知って書いていた人は

少ないのではないでしょうか。

 

その名の通り、新年に初めて書く書のことですね。

始まりは、江戸時代以降ですが、きっかけは宮中の行事でした。

元日の朝に汲んだ水を神棚に供え、その水を使って墨を擦って、

その年の恵方に向かって

歌(誌)を書くという行事が始まりとされています。

 

書き初めは、1月2日に行なうとされており、書道が上達し、

長続きするとされています。

しかし2日には書けないという場合でも、

15日までに書けば良いとされているのです。

 

なぜ15日なのか?

それは、1月15日は小正月で「どんど焼き」が行なわれ、

そこで書き初めを処分するのです。

 

その燃やした際に紙が舞いあがる高さで、字がうまくなるかどうか、

とされているのです。

高ければ高いほど上達する、ということですね。

 

子供が書くイメージの多い書き初めですが、大人になった今、

また気持ちを引き締めて書いてみるのもいいかもしれませんね。

そして、どんど焼きでどれだけ高く舞い上がるか…気になりませんか?

 

福袋

お正月のお買い物と言えば、福袋ですね。

少し前までは、百貨店の醍醐味のように、

ニュースでたくさん取り上げられていました。

もちろん今でも、多いのですが…

 

しかし、最近は大手百貨店だけでなく、

ショッピングモールやドラッグストア、個人商店など、

たくさんの店が行なうようになってきました。

 

この福袋、実はいつから始まったのか定かではないのです。

  • 大丸が発祥説

江戸時代には、大丸百貨店の前身である大丸呉服が

福袋となるものを販売していたのです。

端切れなどを詰め合わせたものだったようで、

当たりのように金の帯が入っていたとされています。

 

  • 松屋が発祥説

明治時代、新年の1月2日~4日で、

一日2000個の福袋を売り出していました。

ただ、何が入っていたのかは未だに不明とのことです。

 

  • 松坂屋が発祥説

明治時代、松坂屋の前身のいとう呉服店で、

福袋を売り出していたとされています。

しかし、この説も中身は何だったのかは不明なのです。

 

このように、発祥がどこでいつなのかは完全にはわかっていません。

この3つ以外にも、まだ説はあるとされていますし…

 

しかし、どの説にしても、

百貨店のようなお店からスタートしたんですね。

それが、昭和には様々な百貨店に広まり、

いろんな福袋が出来、今のような百貨店にとどまらないスタイルへ

変わってきたのですね。



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1月の行事といえば?

初詣

一年の最初にお寺や神社にお参りする、初詣。

大体の人は一度は行かれたことがあると思います。

では、初詣に行くと何をしますか?

参拝をしてお願い事をしたり、お守りを買ったり、おみくじを引いたり。

様々なことをしますよね。

 

そう、旧年のお礼と新年への願いを述べる行事ですね。

では、初詣はどのようにして行なわれるようになったのでしょうか。

 

古来から「年籠り」という習慣がありました。

これは一家の長が大みそかの夜から翌朝にかけて氏神の神社に籠って

新年の無事を願っていたことです。

 

その習慣が、大みそかの夜に参拝すること(「除夜詣」)と元旦の朝に参拝すること

(「元旦詣」)に分かれました。

この元旦詣が今の初詣の原型となったと言われています。

 

江戸時代までの元旦詣は、その年の恵方にある神社に参るというスタイルでした。

しかし、明治時代に入って、

今のような氏神神社や好きな神社などに行くという形になりました。

それは、交通の便が発達したことで、行動範囲が広まったため、

と言われています。

 

ちなみに、初詣は、松の内に行くということが一般的です。

松の内とは、門松やしめ縄などを飾る期間で、1月7日までです。

しかし、地方によっては、期間が変わってくるので、よく調べておきましょう。

(例えば、関西では松の内を1月15日までとしているところが多いです。)

 

でも、松の内を過ぎて参拝しても問題はありませんので、

ご自分の行けるときに行かれても構いませんよ。

 

センター試験

松の内が終わる頃には、ニュースなどで取り上げられるのが、

センター試験ですね。

 

実はこのセンター試験という名称は通称で、

正式には「大学入学者選抜大学入試センター試験」

と言われるのを知っていますか?

長いですね……なので、センター試験と通称の方が有名になったのでしょう。

 

このセンター試験と言われるものが実施されたのは、

実は意外と最近で1990年なのです。

それまでは「大学共通第1次学力試験」と言われていました。

 

この時は、まだ国公立大学のみの対象で、

一定の学力を測るために行なわれていました。

しかし、1990年からは名称を変え、私立大学も利用できるようになり、

多くの大学で導入されてきました。

 

2020年度(つまり2021年1月)に実施するものから、

センター試験を廃止し、「大学入学共通テスト」に

移行することが決まっています。

 

今でも年々、科目の追加・削除・選択制などと

変革が行なわれ続けているので、

学校や塾などの対応は大変なものとなっています。

 

いずれにしても、受験生にとっては、大一番の試験となるのは、

今も昔も今後も変わらないことですね。

 

是非とも、普段の勉強の成果を発揮して、

自分の思う進路に向かってほしいものですね。

 

鏡開き

鏡開きとは、お正月にお供えしていた鏡餅を下げて、食べることを言います。

ではなぜ行なわれるのか、いつ行なうのか、知っていますか?

 

まず、行なわれるのは松の内が終わってからです。

これは、毎年同じで、日にちが変わることはありません。

違うのは、地域によって、鏡開きの日が違うことです。

 

主に、関東では松の内は1月7日とされ、関西では松の内を1月15日と

されているので、それぞれ鏡開きも違うのです。

関東では1月11日、関西では1月15日又は20日に行なわれることが多いです。

 

では、この鏡開きの意味とは何でしょうか。

元々は武家の行事で、鎧などに供えた具足餅を下げて

お雑煮などにして食べていました。

 

それが一般庶民にも広がったのですが、

実は当初はお餅を切るのに刃物は使われていませんでした。

 

切腹を連想させるので、手などで割り、

「切る」「割る」と言わず、「開く」と言われました。

そのお餅を食べるのは、神様に感謝し、無病息災を願う意味があります。

鏡餅には神様が宿っていると考えられたためとされています。

 

今は、鏡餅の形をしたプラスチック容器の中に、

個包装されたお餅が入っているものが

売られていたり、簡易的な鏡餅が増えました。

 

それは時代とともに、家庭環境も変わったためですが、

無病息災を願う気持ちで

お餅を食べるという風習は変えたくないですね。



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1月の行事食といえば?

三日とろろ

この食事を知っている人はどれくらいいるでしょうか。

三日、と言われるくらいですから、食べられるのは1月3日です。

この習慣は、東北・北関東地方のお正月行事食で、

とろろを食べるという習慣です。

 

しかし、すべての地域というわけではないようで、

また、岐阜・尾張地方でも食べる習慣があるようです。

 

なぜ3日にとろろを食べるのでしょうか。

いくつか理由はあるのですが、とろろとなる山芋や大和芋は

整腸作用や滋養強壮にうってつけですから、

風邪予防や胃に優しいなど、理由は様々です。

 

3日ということはお正月。

おせち料理などで胃に負担がかかってきたところに

優しいとろろの成分が入ることで、

体を整える効果を期待してきたようです。

 

七草粥

お正月明けの食事で有名な七草粥。

なぜ食べられるようになったかなど、知っていますか?

「春の七草」と呼ばれるものをお粥にして食べることで、

江戸時代に広まったと言われています。

 

食べるのは1月7日で、毎年神社やお寺などで

振る舞われている映像が流れますね。

 

七草、すべて言えますか?

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、ですね。

ゴギョウとはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはかぶ、

スズシロは大根、です。

 

この七種類はいわばハーブなので、

お正月疲れが出てくる体にとても優しい食べ物なのです。

 

ではなぜ、七草粥を食べるのでしょうか。

七草はいち早く芽吹くので、邪気を払うとされていました。

なので、無病息災を願って、七草粥として食べられ始めました。

 

お粥にすることで、おせちで濃い味に疲れた胃腸に優しく、

負担も軽いので、食べやすく、体にもいいということで、お粥になりました。

 

ハーブと言われるくらいのものですから、

お粥以外の調理でも良いかもしれませんが。

まずは、疲れた胃に優しい七草粥をゆっくりを味わいたいものですね。

 

でも、この七草を採ってきたり、買ってきて、

お粥を作るのは少し面倒ですよね。

とても手軽に食べられるものがあるのです。

フリーズドライの七草!

ただのお粥を作れば、そこに混ぜるだけで簡単に七草粥に変身するのです。

こんな簡単であれば、いつでも食べられて、便利ですよね。

ちなみに、フリーズドライなので、お粥だけでなく

様々な料理に入れることが出来ますよ。

 

小豆粥

先ほどの七草粥と同じお粥でも、

こちらはさほど有名ではないかもしれませんね。

その名の通り、小豆の入ったお粥です。

 

これは小正月の1月15日に食べられ、一年の健康を願って食べられます。

中国では、冬至に小豆粥を食べるという風習があり、

さらに正月15日に豆粥が作られていました。

 

それが日本に伝わり、平安時代には正月15日に小豆粥を食べて、

一年の邪気を払い、無病息災を願う儀式が行なわれました。

これが江戸時代に入り、一般庶民にも広く知れ渡ったとされています。

 

小豆になったのには、

小豆の色である「赤色」が関係しているのです。

 

古来から赤色は悪霊などを祓う霊力を持つ色とされていたので、

食べ物の赤は食べることで体の中に

その力を取りこめると思われていました。

そんな考えから、小豆にこだわり、定着したのだと考えられています。

 

七草粥ほど一般的ではありませんが、無病息災を願う思いは一緒ですね。

冬の寒い時期にあたたかいお粥を食べて、一年の無事を願いたいですね。

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1月にはどんなイベントがある?

十日戎

西日本では、とても大きなイベントである、十日戎(とおかえびす)。

通称「えべっさん」と言われ、毎年1月9日から

11日まで戎神社にて行なわれます。

 

9日を宵戎(よいえびす)、10日を本戎(ほんえびす)、

11日を残戎(のこりえびす)と言われ、商売繁盛を祈願します。

 

「商売繁盛で笹持って来い」というフレーズはとても有名なお囃子です。

福笹と呼ばれる笹に、縁起物をつけて、商売繁盛を願います。

縁起物は「小宝」や「吉兆」と呼ばれ、米俵や鯛などがあり、

えびす様への願いを表しています。

 

笹は冬でも強く、まっすぐ伸びているので、

商売で苦労などがあっても耐えられるようにという意味があるようです。

 

また、笹以外の縁起物として、熊手があります。

熊手は農作業などで使われる道具のことで、かき集めるものであることから、

金運や福を集めるとして、縁起物とされるようになりました。

他にはザルを模した福箕というものもあります。

 

十日戎がとても有名な3社を紹介しましょう。

 

  • 兵庫県・西宮神社

全国のえびす神社の総本山とされています。

この神社で一番有名なのは、10日の早朝に行なわれる「福男」選びです。

 

抽選で選ばれた男性だけが参加でき、抽選番号順に門から並び、

本堂を目指して参道を一気に駆け抜けるのです。

その走りは一瞬で、あっと言う間に福男が選ばれ、圧巻です。

 

  • 大阪府・今宮戎神社

日本三大えびす神社の1つです。

さっきの西宮神社とは反対に、笹などを販売する娘「福娘」が有名です。

毎年選ばれるとニュースになるほどです。

 

福娘は笹などの販売以外にも、当日までに宣伝活動を行なうのです。

また、10日には「宝恵駕籠(ほえかご)」と呼ばれる行列が行なわれます。

関西の有名人や大阪が舞台となった話を演じた俳優さんなどが乗って、

大阪・ミナミの街中を練り歩きます。

 

  • 京都府・ゑびす神社

こちらも日本三大えびす神社の1つです。

ここでの十日戎は3日間ではなく、

1月8日から12日までの5日間行なわれます。

 

京都らしく、俳優さんたちが太秦映画村から籠に乗って、

商店などに笹を配るのです。

福男・娘や掛け声など、派手なことはありませんが、

京都の風情を残したお祭りです。

 

どの神社もとても有名なので、人が途切れることはありませんが、

一年に一度の商売繁盛を祈願する機会なので、

参拝してみたいところですね。

 

箱根駅伝

お正月のテレビ番組で毎年、どーんと書かれているのが、箱根駅伝ですね。

正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言われるそうですが、

どんなニュースでも「箱根駅伝」と称されていますね。

 

これは1月2日と3日に行なわれる駅伝で、

東京・大手町の読売新聞東京本社ビルから神奈川・箱根町芦ノ湖までを競います。

2日は東京から箱根、3日は箱根から東京、合計約217kmを走り抜けます。

 

出場出来るのは20校と関東学生連合チームで、

5年ごとに関東インカレ成績枠という特別な枠があり、

激しい戦いが毎年繰り広げられています。

 

この箱根駅伝のために厳しい練習を乗り越え、

さらに出場枠を獲得するための戦いも乗り越えて、

出場となるため、ランナーにとっては最高峰の舞台とも言えるのです。

 

なかなか、現地に出向いて応援ということは難しいかも知れませんが、

見たときには、順位に関わらず、よくやった!と言いたくなるほどでしょうね。

 

成人式

大人としての第一歩、成人式。

いつからどのようにして広まっていったのか、知っていますか?

 

奈良時代に16歳の男子が「元服」と呼ばれる儀式で、

大人の髪型に変える儀式が行なわれていました。

 

女子は「裳着(もぎ)」と言われる儀式で、

裳という腰下の着物を付ける儀式が行なわれていました。

これらは大人への通過儀礼でしたが、成人式の原型とも言えるのです。

 

では、二十歳という考え方はいつごろかと言うと、実は最近なのです。

成人式としては、1946年に初めて埼玉県蕨市で行なわれたのです。

 

1946年と言えば、戦後直後ですよね。

その戦後の厳しい社会の中で、若者を称えようとしたことがきっかけでした。

これが全国的に広まり、成人の日という記念日が制定されたのです。

 

以前は1月15日と決まっていましたが、改正法によって、

1月の第2月曜日となりました。

 

地域によっては、若者が帰ってくるお正月休みに合わせて、

この日より早めて行なわれたり、会館などではなく、

テーマパークで行なったり様々ですね。

 

最近は、成人式でのトラブルなどで注目されがちですが、

本来の意味をもっと自覚してもらいたいところですね。



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まとめ

いかがでしたでしょうか。

新年になると、気持ちも新たに様々な願いを込めた

行事などが多いことがわかりますね。

 

初詣や成人式も、なんとなく参加してたという人も多いでしょう。

またこれで知識を持つとまた違った目線で参加できることと思います。

新たな楽しみ方をしてくださいね。



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