秋の味覚、栗。

栗は意外と、野生でも拾える事の多い食べ物のひとつですよね。

でも、その分虫食いにあたってしまう事も多いです。

 

そこでここでは栗の虫食い状態の見分け方や処理の方法、

また虫食いの栗は食べられるのかどうかを紹介します。

 

野生の栗を拾う時、また拾った栗を食べる時の参考にしてくださいね。



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虫食い状態の栗は実際食べられる?

拾った栗で一番気になるのは、この

「虫食い状態の栗は実際食べられるのかどうか?」

という疑問ではないでしょうか。

 

皮を剥いた栗が残念ながら虫食い状態でも、

虫が食べたのがちょこっとだけだったなら、

捨てるのはなんとなくもったいないような気がしますよね。

 

ところで、野生の栗の虫食いの確率を知っていますか?

人が管理した栗の木はそうではないのですが、

野生の状態となると虫食いの確率は70%~80%です。

 

つまり拾った栗の3個に2個以上は虫食いという事になります。

 

せっかく手に入れた栗のほとんどが虫食い状態となると、

例え虫食いだとしても捨てるのももったいないですよね。

 

ただ、栗に入っている虫はの種類は多くなく、

そのほとんどが以下の2種類です。

クリシギゾウムシ

クリミガ

 

栗の実はおいしいですが皮が非常に固いので、外から虫は入る事ができません。

ただ、上の2匹はその栗に卵を植え付ける固い機能を持っているので

栗の中に卵の状態で侵入させる事ができます。

 

そして栗の中で孵化した幼虫が、栗を食べて大きくなります。

 

つまり、栗の中にいる虫は外からやってきたのではなく、

「最初から中にいた」という事になりますね。

 

ちなみにどちらも栗の実が地面に落ちた後栗の皮に穴を開けて脱出し、

別の所で成虫になります。

 

ですから栗の中にいるのはどちらも幼虫の状態です。

 

では栗の中に虫がいた場合、この栗は食べられないのでしょうか。

実は食べられます。

虫が食べられたであろう場所を少し削れば、問題なく食べる事ができます。

 

ちなみに、栗だけでなくどちらの幼虫自体も食べる事ができます。

ですから気分はあまりよくないでしょうが、

間違って虫を食べてしまっても大丈夫です。

 

また信州では、この幼虫を好んで食べるところもあるそうですよ。



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虫食い状態の栗の見分け方や処理は?

ここでは、虫食い状態の栗の見分け方や処理を紹介します。

 

虫食い状態の栗も、栗の中に入っている虫も食べられるとは言え、

できればキレイな状態の栗を食べたいですよね。

 

ですから、虫食いでない栗の見分け方を紹介していきます。

まず第一前提として、栗を拾う次点で「穴の開いた栗は拾わない」ようにしましょう。

 

柔らかい実なら、虫だけでなく何かがぶつかった衝撃で

穴があいたという可能性もあります。

 

ですが栗の皮は厚いので、自然界では滅多な事でもない限りあきません。

 

あいているとすれば、ほとんどの確率でさきほどの2種類の虫がいます。

もしくは虫が出て行った後で中が減っています。

 

ですから、せっかく栗の実をみつけても穴があいていたならそれはすぐに捨てましょう。

 

ただ、栗がいっぱいあるといちいちじっくり見るのも大変ですから、流し見で大丈夫です。

 

次の虫食い状態の栗の見分け方として、「水に浸ける」という方法があります。

栗をいっぱい拾ってきたとします。

一応目で穴を確認しましたが、ここにある栗には穴がないように見えました。

 

ですが、虫があける穴は小さいので見落としている事もあります。

その場合の次の見分け方が、水に浸けるというやり方です。

 

方法は簡単です。

バケツやタライなどに水を張り、栗をその中に半日ほど入れます。

 

栗の中は本来実がぎっちり詰まっており空気は入っておらず皮も密閉しているので、

虫食いになっていない栗は水の中に沈みます。

 

一方虫食い状態の栗は中身が減ってその分そこに空気が溜まっているので

水に浮きます。

 

ですから、浮いてきた栗を取り除けば虫食いの栗は排除できるという訳ですね。

 

また、虫食い状態の栗を見分けるにはほかにも方法があります。

拾ってきた栗をテーブルなどの平たい場所に1日置いておいてみてください。

虫がいる栗の皮の表面には、うっすらと白い粉がつきます。

 

粉が付いているのは、中で幼虫が動いている証拠です。

粉がついたものを取り除けば、虫食いを避ける事ができます。

 

ここまで虫食いの栗を見分ける方法を紹介してきましたが、

もしキレイな栗があまりにも少なく、「もう栗虫食い状態でもいいから食べたい!」

という場合もありますよね。

 

実際虫食いの栗は虫さえ取り除けば食べられるので、そのような選択肢もありです。

でなければ、食べられる栗がほとんどなくなってしまいます。

 

もし虫食い状態の栗を食べるなら、まずつまようじとビニール袋を用意します。

 

そして普通に栗の皮を剥いてください。

 

途中で虫に遭遇しますので、虫を見つけたら爪楊枝で刺し、

逃げないようにビニール袋の中に入れましょう。

全部の栗から虫が取れたら、ビニール袋の口を縛って捨てます。

 

後は、残った栗の実の虫が食べた後の部分だけ身をそいで完成です。



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虫食いの栗を食べたくなければ、お店で買おう

さて、ここまで虫食い状態の栗の見分け方・虫食い状態の栗を食べる場合の

栗や虫の処理の仕方を紹介してきました。

 

栗の中に入っている虫は人体にとって悪影響を及ぼす虫ではないので、

それはひとまず安心してください。

 

ですが、だからと言って「じゃあ虫も一緒に食べよう♪」という人は、

日本では少ないと思います。

 

虫を食べる文化がほぼない私たちの生活では、

虫は食べるどころか台所で見るのも嫌ですよね。

 

ですが最初にも書いた通り、野生の栗の実の70%~80%に虫がいます。

つまり、ほとんどが虫食い状態なんです。

 

ですから野生で栗の実を見つけても

人が喜んで食べられるものなんてごくわずかなんです。

 

野生の栗の木を見つけてせっかくたくさん栗を拾っても、

食べられるのはほんの少し、もしくは虫を取り除きながら食べなくてはいけません。

 

そんなのが耐えられないという人は、栗は「買う」のが一番です。

人の手によって品質管理された栗の実なら、虫は100%いません。

 

栗を食べたいけど虫には会いたくないという方は、迷わず「お店で買う」一択です。

 

 

栗で調理をしたいならコレ!

 

栗の実を使って、栗きんとん、栗おこわ、栗ご飯など

「栗を使った料理を自分で作りたい」という人もいますよね。

 

そんな時はこちらのむき栗がおすすめです。

 

冷凍すると1年持つので賞味期限も長く、いつでも気軽に使う事ができます。

またすでに剥いてあるので栗の下準備で一番大変で骨の折れる皮剥きがありません。

 

ですからすぐに調理に取り掛かる事ができますよ。

下味もついていないので自分で好きに味付けをする事ができます。

 

栗で何か料理を作りたいと思っている方は、ぜひこちらの栗を使ってみてくださいね。

 

栗と言えば天津甘栗

 

栗と言えば天津甘栗が有名ですよね。

おやつにも良いですし、旅行のお供としてもよく食されています。

 

よけいな味付けもなくあっさりとしたシンプルさでついパクパクと食べてしまいます。

こちらはさらに手軽な食べきりサイズの小袋になっていて食べやすく、持ち運びも楽です。

 

また砂糖が入っておらず保存料も使用していない、

かなりオーガニックな天津甘栗になっています。

 

ですから「子供に自然なものを食べさせたい」と思っている

保護者の方などにもおすすめです。

 

天津甘栗はお店ではよく見かけるものの、家庭では中々再現できない栗ですので

食べたことのない方はぜひ食べてみてくださいね。



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まとめ

栗は虫食いであっても食べる事ができます。

でもできれば虫に遭遇したくないですし、食べたい!となる人も少ないと思います。

 

ここでは栗の虫食い状態の見分け方や処理の方法を紹介したので、

ぜひ実践してみてください。

 

また、野生の栗の実にはかなりの確率で虫がいるので、

絶対に虫を見たくない方はお店で買うのが無難です