現代ではあまり使われない言葉ですが、

祖父母など年配の方がよく使う「内孫」と「外孫」という言葉をご存じでしょうか。

 

内孫だから可愛い、外孫だから可愛い、と

はっきりと差をつけるという人ばかりではありませんが、

お祝い事の金額に差をつけるといったことをする人も実際にはいます。

 

戦後家族制度が変わり、父親が一番偉いという風潮には変化がありましたが、

男性が上で女性を下に見るという差別意識は今も根強く残っています。

そういった育てられ方をした方にとっては、それが差別という意識がないこともあります。

 

そこで今回は、内孫と外孫の意味とその違い、

また自分の子供がそういった扱いをされた時にどう対処するべきかを詳しくご紹介します。



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内孫と外孫の意味とその違いは?

内孫と外孫は、簡単にいうと

内孫が跡継ぎの子供、外孫は他家に嫁いだ娘の子供のことです。

 

日本では古くから長男が家を継ぐことがしきたりとなっており、

跡継ぎとして大切に育てられてきました。

また長男の子供が女の子であっても、養子を迎えて家を継がせることから、

こちらも跡を継ぐ子供=内孫とされました。

つまり家の名前を継ぐ孫のことを、内孫といい、外孫とは区別していたわけです。

 

ただし現代では「家を継ぐ」という風習は薄れつつあり、

逆に自分の娘が実家の近くに住むことも増えてきました。

そのため内孫であっても離れて暮らしていて、なかなか会うことがない、

逆に外孫の方が毎日のように会うということがあり、

内孫と外孫を逆にとらえている人も多くいます。

 

さらに女性自身の意識も変化しており、

家の制度に違和感を持つ人も増えてきています。

 

自分たち夫婦の産んだ子供であるにもかかわらず、

名前を継ぐ存在として大事にされ、

自分の実家に里帰りするのに義父母から実家に贈り物をされたりする、

お礼を実家の両親に言ったりするということに、違和感があるという人もいます。

 

現代では内孫と外孫といった言葉自体があまり使われなくなっていますが、

田舎などで古くから続く家などでは、

そういった呼び方をする風習が残っていることもあります。



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内孫と外孫はやはり差別されるの?

内孫と外孫については、すでに古い風習となっています。

ただし父親や本家を大事にするという慣習が当たり前のものとして

育てられてきた世代の人からは、

差別という意識なしに区別する人も少なくありません。

 

こういった人たちの意識の中では、内孫外孫という区別だけでなく、

男性が優れているという男尊女卑の意識や、

長男長女が上といった考え方が強くあります。

 

こういった意識がある人に対しては、

内孫や外孫といった考え方が古いといった意見をしても、

受け入れられることはほぼないと考えてもいいでしょう。

 

差別された側は、差別されたことに対して腹を立てたり怒りを感じますが、

差別をする側はそれが悪いことだと認識していないことが多く、

そのため関係がギクシャクとしてしまう傾向にあります。

 

特にはっきりと差別されていると感じるのは、

初節句や誕生日などのプレゼントなどの金額に差がある、

もしくは内孫ができた途端に今までしてもらっていたお祝いがなくなったなど、

付き合い方に変化が起きた時です。

 

差別されたと感じられても、それをわざわざ言うことができないことから、

良好だった関係が険悪になったり、また疎遠になったりということも起こってしまいます。



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内孫と外孫の意識は変わりつつある?

内孫と外孫に関しては、

「自分の息子や娘の子供が内孫」という意味にとらえる人も増えてきました。

実際の言葉の意味からすると正確には違うのですが、

より身内に近い方が大切という考え方になってきたことも、

意識が変わってきたことにつながっていると考えられます。

 

やはり子供を産み育てるのが女性であるということから、

子供が家のものというよりも、

夫婦のものという意識に変化してきたことも意識の違いにつながっているといえます。

 

内孫外孫という言い方はしなくても、

息子の子は「お嫁さんのもの」という意識が強くなり、

娘の子は「娘のもの」という感覚で見ている祖父母の方も多くなってきています。

家を継ぐということも少なくなってきていますので、

そういった考え方への変化は、ある意味世の中の流れといえるかもしれません。

 

昔の感覚では、結婚は夫婦のものではなく家に嫁が入ることであり、

お嫁さんもその子供も、夫の家のものでした。

ですからお嫁さんが里帰りをする際には、

「うちの子をよろしくお願いします」と送り出すわけで、

その感覚が普通でした。

 

今はそういった考え方はなくなりつつありますが、

内孫や外孫に関係なく、

長男の嫁なのに子供が大事にされていない、

また内孫といいながら自分の娘の子供の方をひいきする、といった問題は後をたちません。

 

現在の内孫外孫問題は、

それぞれの意識の問題というよりも感情が強く影響しているともいえます。

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内孫外孫問題を解決するには?対処する方法は?

内孫も外孫も関係なく、どちらも自分たちの孫なのだから、

同じように可愛がって欲しいというのが親の気持ちなのではないでしょうか。

 

それでもやはり差をつけられている、扱いがひどい、

と感じた時にはどうすればいいのでしょうか。

 

自分から言いにくい場合は夫にいってもらう

自分の親なら文句も言いやすいですが、嫁の立場だと言いづらいことも多くあります。

そういった場合は、夫に間に入ってもらいましょう。

 

自分を責めない

自分が悪いから子供が差別される、と考えてしまうかもしれませんが、

孫の扱いに差をつけたり、厳しく接するのはあくまでの義理の両親の考え方です。

自分に責任を感じて1人で悩むことはやめましょう。

 

そういう人だと思ってあきらめる

子供を育てるのは自分たち夫婦であり、義理の両親ではありません。

もちろん助けて欲しいと考えるのは悪いことではありませんが、

差別をすることが悪いことだと考えていない人に、何をいっても直ることはありません。

 

自分から近づく

自分では何も努力していないのに、他の人と比べて「してもらってない」と

思っていないでしょうか。

義理の両親は、もっと打ち解けて欲しいと考えているかもしれません。

自分から歩み寄ることで、関係が変化することもあります。

 

内孫外孫関係なく、自分たちに甘えてくれる相手に、何かしたいのが

祖父母というものです。

少しずつでも関係を改善していくようにしたいですね。

 

車に孫を乗せてもらう時のために、

こんなステッカーをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

マグネット式なので、いつもつけなくてもいいですし、

孫と一緒にドライブをしたいご両親の気持ちを後押ししてくれます。

相手からいわせるのではなく、こちらからお願いして甘えることも大切です。



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まとめ

内孫や外孫の意味、またその関係性やトラブルについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

最近ではほとんど死語に近い言葉ですが、根強くこだわる人も少なくありません。

内孫だから大事、外孫だからそうでもない、といった言葉に

傷ついたという人もいます。

 

そういったことにこだわる人は、

そういった考え方を教育されてきた人ですから、

それが差別だといっても通じませんし、逆に関係が悪くなる可能性もあります。

 

内孫外孫に関係なく、同じ孫だと思う人もいれば、

そうではない人もいる、と割り切るしかありません。

また同時に内孫なんだからもっと大事にしてよ、と勝手に思わず

自分の子供は自分が守る、という気持ちで割り切ることも大切です。



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