窓を開けていると風が入ってきて涼しいですが、虫も侵入してくるのがやっかいですよね。

 

特にハエは大きくて目障りですし、何より不潔です。

 

ハエが家に入ってきたらすぐに退治してしまいたいですが、

皆さんはどうやって退治しますか?

 

虫退治と言えば殺虫スプレーですが、殺虫スプレーがない場合、

家によく置いてあるファブリーズやリセッシュでもハエは退治できるのでしょうか。

 

ここではファブリーズやリセッシュはハエ退治に使えるのか、

またその他のハエ退治の方法についても説明します。



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ハエってどんな虫?

ファブリーズやリセッシュはハエ退治に使えるのか、またその他の

ハエ退治の方法についても説明する前に、

まずはハエという虫について軽く見ていきましょう。

 

家によく入ってくるハエは?

ハエは日本では3000種類ほどいる虫です。

 

ですが、家の中に入ってくるハエの多くは

目が赤く体が黒い「イエバエ」という種類になります。

 

実際、イエバエの住処は「人の家やその周り」とされているほど、

人に近い所に住んでいる虫です。

 

ハエの一生は?

ハエの一生のサイクルは非常に早いです。

ハエの卵は産みつけられてから1~3日目ほどで孵化し、うじ(幼虫)になります。

 

うじの状態で4~5日経つと蛹になり、蛹の状態で4~5日過ぎると成虫となります。

 

成虫したハエは4~5日経つと卵を生むようになります。

 

ハエの寿命は成虫になってから4週間ほどですが、1回で50~150個の卵を生むので

1匹のハエが一生の内に生む卵の数は500個ほどになります。

 

ハエは何を食べる?

ハエは、何でも食べる虫です。

 

人間が口にするものなら何でも食べますし、腐った食べ物も好きです。

また、ふんや死骸なども食べます。

 

排泄物まで栄養にしてしまうのですから、まさに「何でも」食べる虫です。

人が生活している所にいれば、ハエはまず食べ物には不自由しません。

 

ハエにはどんな害がある?

ハエは見た目が気持ちの悪い虫なので「不快害虫」と呼ばれていますが、

見た目が悪いだけでなく実際に害もあるとてもやっかいな虫です。

 

ハエの害は、「病気の媒介」です。

 

先ほども書いた通り、ハエのエサは普通の食べ物だけでなく、

あらゆる虫や動物のふん・死骸が含まれます。

 

特にふんや死骸というのは臭いが強烈なので見つけやすく、

ハエはすぐに飛びつきます。

 

そしてふんや死骸というのは大腸菌やサルモネラ菌など病原菌の宝庫であり、

ハエはそれに触れた足でどこにでも飛んで行きます。

 

もしそのハエが、直接人が口をつける箸やスプーン、また食べ物などに触ってしまうと

それに口をつけた人間は病気になってしまう可能性があります。

 

ハエが媒介する病気は0-157やコレラ・赤痢など重い症状を引き起こす病気も多いです。

 

家の中にハエがいたら、「気持ち悪い~」と言っている場合ではなく、

病原菌をまき散らされる前に一刻も早く退治する必要があります。



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ファブリーズやリセッシュでハエは退治できる?

虫退治と言えば殺虫スプレーです。

 

今はフマキラーやキンチョールなど、

強力で頼もしい虫用のスプレーがたくさん販売されていますよね。

 

ただ、「ハエが出た!」という時に限って、

殺虫スプレーが切れていたり見つからなかったりする事はよくあります。

 

ハエは弱いので新聞紙や薄い紙雑誌を丸めて叩けばすぐに死にますが、

叩いて潰したところで壁紙や床に虫の体液が付くのは困りますし

何より生理的に嫌ですよね。

 

できれば、キレイな状態のまま退治したいものです。

 

そんな、「ハエを退治したいけど殺虫スプレーがない!」という時におすすめするのが

ファブリーズやリセッシュなどの「布用消臭スプレー」です。

 

ファブリーズやリセッシュはシーツやソファなど、

布の嫌~な臭いを取り除いてくれる道具ですが、実はハエ退治にも使えるんですよ。

 

そしてさらにすごい事に、ファブリーズやリセッシュは

ハエだけでなくゴキブリや蜂にも効果があるんです。

 

なぜファブリーズやリセッシュがハエに効果があるのかと言うと、

ファブリーズやリセッシュには界面活性剤が含まれているからなんです。

 

界面活性剤とは?

まずは界面活性剤について説明しましょう。

 

界面活性剤は、本来混じり合わないものを混じり合わせるという効果があります。

 

例えば水と油です。

 

水と油って、相性が悪いですよね。

 

水の中に油を落としても、水と油という2つのキレイに分かれた層ができるだけで

混じる事はありません。

 

ですが、そこに界面活性剤を入れるとどうなるでしょうか。

何と油と水が混じり合い、1つの液体になります。

 

これは、界面活性剤が水にも油にもなじみやすいという特殊な性質を持っているからです。

要は、水と油という全く違う性質を持つ物質の橋渡しをするという訳ですね。

 

なぜ界面活性剤がハエなどの虫に効果があるの?

界面活性剤の性質は分かりましたが、

それがなぜハエなどの虫退治に効果があるのでしょうか。

 

ハエなどの昆虫は食べ物を食べる時こそ口を使いますが、

私たち人間とは違い、息は口でしません。

 

でも生きる為に酸素は必要です。

 

ではどこで呼吸をしているのかというと、お腹の脇に「気門」と呼ばれる穴がいくつか

開いていて、そこから空気の出し入れをします。

 

食事は口から行いますから、呼吸専用に穴が体の横にくっついているという訳です。

 

そして気門周辺は油でコーティングされています。

これは水を弾く為です。

 

雨の日などに体がびしょぬれになっても気門周辺だけはしっかり水を弾くので

呼吸ができ、溺死するのを防いでる訳です。

 

ところが、界面活性剤はこの油を落としてしまう効果があります。

 

さらに水分も含まれているので、

そのまま水滴でハエなどの虫の気門を水で塞いでしまうんです。

するとハエなどの虫は呼吸ができなくなり、しばらくすると窒息します。

 

これが、ファブリーズやリセッシュが虫退治に効果がある理由です。

 

虫退治も含めたいなら「リセッシュ」!

 

消臭スプレーはいくつか商品が出ていますが、

人気なのはP&Gから出ているファブリーズと花王から出ているリセッシュの2つです。

 

では買うとしたらどちらが良いのでしょうか。

 

消臭効果については「人それぞれ」としか言いようがありませんが、

それに「虫退治」を加えたいならリセッシュの方がおすすめです。

 

なぜなら、リセッシュの方は成分に「界面活性剤」としっかり書かれているからです。

ファブリーズの方は、実ははっきり書いていません。

 

ファブリーズでも虫退治をしている人がいるので

ファブリーズも虫退治としての効果はあると思うのですが、

虫退治には界面活性剤が大事という事で、消臭だけでなく

ハエなどを退治したいならしっかり明記しているリセッシュの方がいいと思います。



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他にもある!ハエ退治の色々な方法

ファブリーズやリセッシュでハエなどの虫退治ができる事は分かりましたね。

 

せっかくなので、ここでは

ファブリーズやリセッシュ以外でもできるハエ退治の方法を紹介します。

 

掃除機で吸う。

小さな虫にとって、掃除機の吸引力はものすごいパワーがあります。

 

飛んでいる間は難しいので、ハエが壁やカーテンなどに止まって

休んでいる所を狙いましょう。

 

止まっているハエに向かってそっと掃除機を近づけてスイッチをオンにすると

ハエをシュッと吸い込んでくれます。

 

ただ、もしハエが卵を持っていたら掃除機の中に卵を産み付て大変な事になりますから、

ハエを吸い込んだらその日の夜には掃除機のパックからゴミを取り出して

捨てるようにしましょう(ハエの卵は1~3日ほどで孵化します)。

 

中でゴミを細かく粉砕するサイクロン式なら、焦らなくても大丈夫です。

 

吊るすタイプのハエ取り紙

 

ゴキブリホイホイのように「虫を吸着させる」タイプの虫退治グッズは色々ありますが、

虫が好むようなものをテーブルやカウンターなど

手を置きそうな所にポンと置くのはちょっと嫌ですよね。

 

そんな時は「吊るすタイプ」の虫退治グッズがおすすめです。

こちらはそんな吊るすタイプの虫退治グッズで、

ハエ以外にコバエにも効果があるハエ取り紙です。

 

強力な誘因性があり、飛んでいるハエやコバエがぴたっとそこに止まります。

 

吊るして置けばぱっと見、目にも入らないので、

特に虫を目にしたくない台所などに設置する時に便利ですよ。

 

薬剤は使用していないので、ペットや小さな子供がいる場合でも安全に使用ができます。

窓を開けた時に窓の傍に吊るしておくと、

部屋にハエが入るのを効率よく防いでくれますよ。

 

ドライヤーや団扇などで風を当てる。

飛んでいるハエはとても素早いですよね。

飛行中のハエを丸めた新聞紙などで叩き落そうとしても、中々当たりません。

 

それは、ハエが人間の4倍ほどの動体視力を持っているからです。

 

ハエからすれば、人間はパワーこそ恐ろしいものですが、

動きは遅すぎてスローモーションを見ている感覚になります。

 

ハエに動きで真っ向勝負をかけるのは得策ではありません。

 

ですが、そんなハエにも弱点があります。

 

それは、ハエはとまっている時に強い風に当てられるとそこにしがみつくという

習性がある事です。

 

ハエが飛んでいない時に、後ろからそっと風を当ててみてください。

ハエは飛び立たずにそこに居続けます。

 

そこを、ファブリーズやリセッシュでスプレーするなり、叩くなりしてください。

そうすると簡単にハエを退治する事ができます。



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関連記事:蚊がうるさくて眠れない時の対策!蚊を寄せ付けない方法は?

ハエの予防対策は?

窓や玄関を開けていたらハエが入ってくるのは仕方ないように感じますが、

実はハエが入ってきにくくする予防対策というのはあります。

 

きちんと予防対策をしていれば、仮にハエが近くを飛んでいて窓が開いていても

家に入ってこない事も多いので、ハエがとにかく嫌な人は予防対策も頑張ってみましょう。

 

ゴミ箱はフタ付きのものを使う。

ハエは鋭い嗅覚を持っていて、少しの食べ物の臭いでも寄ってきます。

特にゴミ箱などは食べカスだらけで宝の山です。

 

ですが、フタ付きなら臭いをシャットアウトしてくれますし、ハエが来ても

中に入れないので中で卵を生みつけるという事もありません。

 

ハエに家に入ってきてほしくないなら、

ゴミ箱はフタ付きの物を使うようにしましょう。

 

「無臭」のフタ付きゴミ箱

 

ゴミ箱にフタが付いているとハエはゴミ箱の中には入れませんが、

臭いはどうしてもわずかながら出てしまいます。

 

入れないのに臭いが出ているせいでどうしてもハエが寄ってきてしまうという場合は、

こちらの無臭のゴミ箱がおすすめです。

 

こちらはゴミ箱の内側が臭気を完全に密閉する特殊な二重構造になっており、

わずかなゴミの臭いも逃がしません。

 

ハエも気付かず通り過ぎてくれますので、

ゴミの臭いに誘われてやってくる、というのを防いでくれます。

 

特に臭いが強い使用済みのおむつなどの臭いも完璧にシャットアウトしてくれますので

ハエ対策でなくてもくさい臭いが気になるという方におすすめです。

 

台所に三角コーナーを置かない。

シンクに生ごみなどを一時的に捨てる三角コーナーを置いている人も多いですが、

三角コーナーがあると、

生ごみなどをそこに入れてついついそのまま放置してしまう事もありますよね。

 

そして生ごみは傷みやすいので腐りも早く、そうなると強烈な腐敗臭を放ち始めます。

 

ハエは腐ったものも大好きですから、

三角コーナーのこのような臭いはハエをすごく寄せ付けてしまいます。

 

ハエを台所に呼びたくない場合は、シンクに三角コーナーを置くのは止めて、

生ごみが出たらその都度ビニール袋などに入れてすぐにゴミ箱に入れるようにしましょう。

 

そうするとシンクはいつもキレイな状態になりますし、

三角コーナーがなくなった分シンクも広く使えますから一石二鳥ですよ。

関連記事:ハッカ油でゴキブリ対策は効果なし?使い方について詳しく解説!

気になる所は消臭スプレー

ハエは嗅覚が敏感です。

 

例えば使い終わったばかりの台所のシンクや焼き肉をした後など

食べ物の臭いが強く「ハエが来そうだな」と思った所には、

予め消臭スプレーなどをしてください。

 

ハエは食べ物の臭いがしないので近寄ってきません。

 

クモ(ハエトリグモ)は殺さない

家の中にピョコピョコ跳ねるクモが出てくる事がありますよね。

 

このクモはハエトリグモと言って、巣を作らず歩いて(跳ねて)移動するクモです。

そしてその名の通り、ハエを食べてくれます。

 

クモも虫ですし人によっては見た目がアウトですぐに退治したいと思うかもしれませんが、

病原菌を運んでくる危険なハエを退治してくれますので、

できる事なら殺さず、家の中で生活する事を許してあげてください。

 

ハエトリグモは8つ目があるのですが、よく見るとかわいい顔をしていますよ。

 

果物は冷蔵庫にしまう

果物は香りが良いので、戸棚や冷蔵庫に入れず部屋に出している人は意外に多いです。

ですが香りが良いという事はハエにも目をつけられやすいという事になります。

 

確かに果物をリビングのテーブルや台所のカウンターなどに

ガラスの器などに入れておくと見栄えが良いのですが、

ハエを寄せ付けてしまい正直デメリットの方が非常に大きいです。

 

果物は匂いがシャットアウトできる冷蔵庫などにしまっておきましょう。



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関連記事:ベランダのコウモリ対策!ふんはどうする?

まとめ

ハエはファブリーズやリセッシュでも退治する事ができます。

もし家に殺虫スプレーがない時は、ぜひそれらを使ってみてくださいね。

 

またハエ対策には他にも色んなグッズがありますし

ハエが入ってきにくくする予防対策なんかもあります。

 

家にハエが入ってくるのが絶対に許せない人は、

ぜひ自分に合った対策をとってくださいね。



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