年末年始に合わせて、夫や妻の実家に帰る時に持参するお年賀。

でもお年賀というのに、年末に伺った時にそのまま渡してもいいものなのか、

またどう渡すのが正式なのか悩んだことはありませんか。

 

そうはいってもせっかく持参したお年賀を、

年が明けるまでどこかに隠すというのも、何だか失礼な気もしますよね。

またどういったお年賀を贈れば喜んでもらえるのか、

帰省するまで悩んで頭が痛い、という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、お年賀を渡すタイミングや、渡し方のマナー、

そしてお年賀の金額の相場やどういったものを贈ればいいのか詳しくご紹介します。



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お年賀ってどんな意味があるの?いつまでに渡すのがマナー?

冬のご挨拶の一つであるお年賀。

お歳暮や寒中見舞いなどは、宅配便で送ることが多いのですが、

お年賀は新年の挨拶と共に、持参するのが一般的です。

 

新年が明けたことを祝い、贈り合うのが習わしとなっているお年賀ですが、

元々は歳神様や仏壇にお供えするものを持参していました。

そのためお年賀は、正月三が日に持参するのが正式となっており、

遅くとも松の内には済ませることがマナーとなっています。

 

松の内についてですが、関東は7日まで、関西は15日の小正月までとなっています。

元々松の内は15日までとされていましたが、

三代将軍徳川家光が4月20日に亡くなり、20日が月命日となったため、

鏡開きが20日ではなく1月11日に行われることになりました。

そうなると松の内に鏡開きをすることになるため、松の内を7日までにしたのです。

 

松の内の違いは関東と関西での違いとされていますが、九州地方は7日までが松の内です。

お年賀を持参する相手が九州の方の場合は、注意するようにしましょう。

 

ただし訪問するのは1日の元旦、さらに午前中は避けるのがマナーとされています。

またお年賀に伺う際には、相手にお年玉などの気遣いをさせないために、

子供は連れて行かないようにするのもマナーとされています。

 

またお歳暮とお年賀ですが、それぞれ意味が違いますので、

どちらも贈るのが正式とされています。

贈る時期も違いますので、その違いを知っておきましょう。

 

お歳暮を贈る時期

お歳暮は11月下旬から、12月20日頃までに贈ります。

地方によっては12月中旬に贈ることもありますが、

「今年もお世話になりました」という挨拶であるため、新年には贈りません。

年末の忙しい時期に贈るため、配送するのが気遣いとなります。

 

お年賀を贈る時期

お年賀は新年を祝い、「今年もよろしくお願いいたします」と

お付き合いを引き続きお願いする意味があります。

そのため年末に贈ったり、松の内を過ぎてから贈ることはありません。

 

松の内を過ぎてからの贈り物は、「寒中見舞い」となります。

目上の方へ贈る場合には、「寒中御伺い」となります。

寒中見舞いは松の内が明けてから、立春(2月4日頃で年によって前後します)までに

贈ります。

喪中でお歳暮が贈れなかった場合や、お年賀が持参できなかった場合に贈ります。

 

寒中見舞いに間に合わなかった場合は、「余寒見舞い」となり、

こちらは2月末までに贈ります。



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お年賀を年末の帰省の時に渡すのはマナー違反?どのタイミングで渡すべき?

お年賀が新年のご挨拶ということを考えると、

年末からご主人の実家にお伺いする際に、お年賀を持っていくのはおかしいですよね。

かといって訪問するのに手ぶらでは、お世話になる訳ですからそちらも気になります。

 

年末にお歳暮を贈っているのであれば、

お年賀は基本的には贈らなくてもよいとされています。

この場合は手土産としてもいいでしょう。

 

ただしお歳暮とお年賀の意味は厳密には違いますので、

きちんと挨拶をしたいと考えているなら、それぞれの時期に合わせなければなりません。

 

お年賀を渡したいと考えているのであれば、

通常は訪問も年が明けてからするのがマナーとなります。

ただし年末から実家にお伺いするのであれば、お伺いしたその時に渡すのがスマートです。

のしに「御年賀」とあっても、

お伺いした時に、来年もお願いしますという意味合いでお渡ししてかまいません。



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お年賀を渡す時にはどう渡せばいい?知っておきたい渡し方のマナー

お年賀は訪問してお渡しするものなのですが、

玄関先で挨拶をするだけの場合と、

お家にお邪魔する場合とでは、渡し方が変わってきますので、

それぞれのマナーについて知っておきましょう。

 

玄関先で失礼する場合

玄関先でご挨拶をした後、紙袋や風呂敷からお年賀を出し、正面が相手から見えるよう

向きを変えてからお渡しします。

「心ばかりですが、皆様で召し上がってください」と言葉を添えましょう。

紙袋や風呂敷はほこりよけですから、そのまま渡すのはマナー違反です。

必ず持ち帰るようにします。

 

またお渡しする時に「つまらないものですが」というのが常識でしたが、

最近では「ほんの気持ちですが」といったようにソフトな言い回しを使います。

 

「つまらないものですが」の本来の意味は、

「あなたのために精一杯選んだものですが、

素晴らしい貴方様からするとつまらないものに思えるかもしれません」

という相手を尊び、へりくだった意味合いなのですが、

残念ながら正しくない意味合いが浸透していますので、使わない方がいいでしょう。

 

また手土産を渡す時には、賞状を相手に渡すように手土産の向きを変えます。

この時に紙袋や風呂敷はどうすれば?と慌ててしまうかもしれませんが、

相手が受け取ってくれた後にたためば問題ありませんので、

落ち着いてお渡ししましょう。

 

お部屋(応接間など)でお渡しする場合

上司のお宅などの場合は、玄関先で失礼することがほとんどですが、

親しい仲の場合は、お上がりくださいと部屋に通されることもあります。

 

この場合は手土産を持ったまま、お部屋にお伺いします。

そこで改めて挨拶をした後、手土産を渡すようにしましょう。

紙袋や風呂敷から出して、正面を相手に向けて差し出すのは、

玄関先でご挨拶する時と同じです。



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お年賀の金額相場はどれぐらい?

お年賀に贈る品物の金額の相場ですが、

お歳暮も贈っている場合は、相手が気遣いすることもありますので、

あまり高額でない方がいいとされています。

 

贈る相手によっても相場が変わってきますが、

上司や取引先であれば5000円、両親(義理の両親も含む)や親戚なら3000円、

友人や知人なら2000円から3000円、近所の方なら1000円が相場です。

 

いつも手土産に持っていく物よりも、一段アップしたもの、と

考えるようにすればいいでしょう。

 

お年賀にはのしをつけるのがマナーです。

紅白の蝶結びの水引を使い、表書きは「御年賀」もしくは「御年始」とします。

蝶結びの水引は、すぐほどけることから何度繰り返してもよいことに使われます。

直接渡す時には、商品の包み紙の上にのしをつける「外のし」にします。

 

ただし年末にお伺いして手土産として渡すのであれば、

のしをつけないでそのまま包んでもらうようにしましょう。

お年賀にする場合は、渡すのが年末であっても、のしをつけるようにします。

関連記事:雪かきの順番や効率のいいやり方!楽にする方法はコレ!

お年賀って何を贈ればいいの?タブーはある?

お年賀は直接訪問してお渡しするのがマナーですから、

何らかの事情があって持参できない場合、販売店から送らず、自分で送ります。

またお返しが不要なものなので、高価なものは贈りません。

 

さらに以下のことに注意が必要です。

 

相手が喪中の時にはお年賀は贈らない

喪中の場合は、お歳暮もお年賀も贈りません。

寒中見舞いとして松の内が過ぎてから訪問します。

この時には寒中見舞いとしてのしをつけますが、紅白の水引はつけません。

またやむを得ず配送する際には、持ち帰り自分で直接送るようにします。

 

贈答品の受け渡しが禁止されている相手には贈らない

公務員や企業によっては、

接待や賄賂につながることから贈答品のやり取りが禁じられています。

手土産とすることも禁止なので、仕事の関係でお年賀を持参する場合には

事前に確認をするようにしましょう。

 

高価なものは贈らない

相手によって相場は変わりますが、

基本的にお年賀には高価なものは贈りません。

相手の好みが分かっている場合はそれに合わせ、家族構成も考えて選びましょう。

 

お菓子などが無難

お年賀には日用品などを贈るよりも、

食べ物や地元でしか手に入らないようなお菓子などが喜ばれます。

 

実家やご主人の実家に帰省する場合、お年賀や手土産は仏壇にお供えすることも多いので、

こちらの縁起のいい形の最中がおすすめです。

ある程度日持ちもしますし、小ぶりですがあんこがしっかり入っています。

少人数のお宅にはおすすめの数となっています。

 

贈る相手が甘党ではないなら、こちらのお茶漬けがおすすめです。

最中に入っていて日持ちがするのと、形も縁起がよく目上の方に喜んでもらえます。

もち米100%にこだわった最中は、味も見た目も折り紙付きです。

価格も手ごろで手土産にもおすすめです。



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まとめ

旦那さんの実家に帰省する時に、お年賀を持っていくべきか、

また年末にお年賀を渡してもいいのか、また渡し方のマナーについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

何かと気を遣うことの多い帰省で、

「お土産とか気を遣わなくてもいいよ」と相手に言われることもありますが、

手ぶらで行くのは気が引けますし、

気遣いのない失礼な人だと思われても困りますよね。

 

お歳暮やお年賀のやり取りは、

こちらも色々ご迷惑をおかけすることもありますが、

今後ともよろしくお願いしますという挨拶でもあります。

元気な顔を見せることも大切ですが、物のやり取りをすることも大切です。

 

贈り物をすることは人付き合いの潤滑油と考え、

気遣いするべきところはしながら、今後のスムーズなお付き合いのためにも、

きちんとマナーを守ってお渡しするようにしましょう。