新年の初詣に行った神社やお寺などで、

「厄年には厄払いを!」という大きな看板が飾られていますよね。

今年の厄年に自分が当てはまった場合、

特に熱心な信者というわけではなくても、気になるという方は多いのではないでしょうか。

 

ただ問題なのは、日頃あまり神社やお寺に行く習慣がない場合、

厄払いはお金も必要なのは分かっているけど、どこでお願いすればいいのか分からないし、

どう申し込めばいいのか分からないので、行きそびれるといったことになりがちです。

また仕事が忙しくてとても厄払いに行く時間が取れないといったこともありますよね。

こういった時に、家族に頼んで代理で厄払いをすることは可能なのでしょうか。

 

さらに厄払いをする時には、初穂料を納めなければなりません。

この時のお金は新札を入れないとダメ!とよく聞きますよね。

ただ新札をいつも持っているわけではありませんし、

その場合は使い古しのお札を使ってもいいのか、失礼にならないかも気になります。

 

そこで今回は、厄払いをする時にちょっと気になる、

代理でのお祓いや、初穂料の納め方の疑問についてお答えします。



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厄払いは代理をお願いしてもいいの?

結論からいうと、「代理の人が厄払いをしてもらってもご利益はある」とされています。

というのも、そもそもお参り自体が、「他の人の幸福を祈る」行為だからです。

例えば高校や中学の先生が、担任している子供たちの合格祈願をしたり、

病弱な子供のために母親がお百度参りをしたりしますよね。

 

そして神社やお寺でのお祓いも、

参列するのはお祓いを受ける本人であったりそうでなくても、

直接神様や仏様の間に立っているのは神官やお坊さまなので、

大きな意味では代理にお願いしている形なのです。

 

また最近では病気や体が不自由な方のために、

代理で参拝するサービスもあります。

四国の八十八ヶ所巡りなどは、健康な人でも行くのが大変な難所もありますので、

こういったサービスを利用する人は多いそうです。

 

さらに神社やお寺によっては、ネットや郵送で申し込みをして、

お祓いや祈祷をしていただけるところもあります。

もちろん本人がお参りすることができればそれが一番ですが、

できなくても問題はないということを知っておくだけでも、気が楽になりますよね。

 

ただし神社やお寺によっては、本人が参拝するべきという考えのところもありますので、

事前に確認しておくようにしましょう。



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厄払いをした後は何かすることはある?

厄年の厄払いは、厄年の前の年の前厄、厄年の本厄、その次の年の後厄の3年間、

毎年受けるのが良いとされています。

もちろんそうしなければいけないという決まりはありませんので、

3年連続で厄払いを受けてもいいですし、

前厄だけ、後厄だけというのも間違いではありません。

 

ただし厄払いはしてもらったけれど、お礼参りはしていないということはないでしょうか。

 

お礼参りとは、厄除けだけでなく、安産や合格などの祈願をした時など、

願いが叶った、叶わなかったどちらの場合でも、

神様や仏様に感謝を伝えるために参拝することをいいます。

 

厄除けの場合も、お祓いをしたのに病気になってしまった、

良くないことが起きてしまったということもあるかもしれません。

それでも無事に厄年を終えることができたことを感謝し、報告する意味でも、

お礼参りはするようにしましょう。

 

お礼参りは厄除けをしてもらった神社やお寺にお参りし、

厄除けの時にいただいたお守りやお札を持参してお納めします。

ただし必ず厄除けをした神社やお寺に行かなければいけないということはなく、

いつまでに行かなければいけないという決まりもありません。

自分が行ける時でかまわないとされています。

 

またお礼参りの際に、絵馬やお酒を奉納するという人もいます。

こちらも必ずしなければならないという決まりはありませんので、

お礼をきちんとしたいという場合には、個人で判断するといいでしょう。

 

お礼参りの場合は、別にご祈祷をお願いする必要はありませんので、

いつも通りに参拝し、感謝の気持ちを伝えましょう。

できれば厄払いを受けた後、

1年後ぐらいにお礼参りに参拝するのが理想とされています。



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関連記事:後厄の過ごし方!男性・女性のしてはいけないことは?

厄払いをお願いする時にお金はいくら必要なの?渡し方は?

厄除けをお願いする場合、

お納めする必要があるのが神社では初穂料、お寺ではお布施です。

これは神様にお供えする初穂(その年初めて取れた稲穂)の代わりとなるものです。

お布施は同じように仏様にお供えするもののことをいいます。

 

厄除けだけでなくあらゆる祭事に、初穂料やお布施という表書きが使えますが、

神式では葬儀の場合のみは「玉串料」となります。

 

では実際に、厄除けをお願いする場合いくら納めればいいのでしょうか。

神社やお寺では、お納めする金額があらかじめ明記されている場合や、

「お気持ちで」といわれることもあります。

 

基本的に「お気持ちで」の場合は5000円をお納めするのが、失礼のない額とされています。

相場は5000円から10000円となっており、

厄除け神社などでは、

大勢で厄除けの受付をする際などは一律で3000円としているところもあります。

 

受付の時に金額を選べるようになっているところもあります。

金額でご利益が変わるということはありませんので、

当日慌てないよう事前に厄除けをお願いする神社やお寺に、

いくらお納めすればいいかを聞いておくようにしましょう。

 

厄払いのお金の払い方の流れ

1.赤白の水引が印刷された封筒、もしくは白い封筒にお金を入れる

表書きには初穂料(お寺はお布施)とし、厄払いを受ける人の氏名を書く

 

2.祈祷所、もしくは社務所や授与所など、受付で申込書に記入する

 

3.申込書と一緒に初穂料を出す

 

初穂料は必ずのし袋や封筒に入れなくてはいけないというわけではなく、

受付をスムーズにおこなうため、現金でやり取りをするところもあります。

祈祷の進行上、のし袋で提出することが必要な場合もありますので、

事前にのし袋を用意しておくか、行き違いのないよう確認しておくようにしましょう。

関連記事:厄年の期間はいつからいつまで?立春から節分までなの?

厄払いをお願いしたいのに新札がない!納めるのは新札じゃないと怒られる?

厄払いの初穂料は新札を使い、

のし袋や封筒の表にお札の表(肖像がある方)が来るように入れるのが、

マナーとされています。

封筒を表にして、お金を出した時に先に肖像画が出てくるように入れましょう。

 

ただ新札は銀行で両替してもらう必要がありますので、

平日銀行に行く時間がない場合、新札が手に入らないといったこともあるかもしれません。

そういった場合はどうすればいいでしょうか。

 

初穂料は必ず新札を入れなくてはいけないという決まりはないため、

手元に新札がないのであれば、できるだけきれいなお札を用意すればかまいません。

ただし、破れたり汚れているものは使わないようにするのがマナーです。

 

気になる場合は、アイロンでシワを伸ばすという方法もあります。

霧吹きでお札全体に水をかけ、低温でアイロンをかけましょう。

ただし、偽造防止のきらきらした部分(ホログラム)には熱を加えないようにします。

こうすることで、かなり新札の状態に戻すことができます。

 

厄払いをきちんとした形で受けたいと考えているのであれば、

できる限り新札を用意するようにしましょう。

神様や仏様への敬意という意味でも、新札を準備することをおすすめします。

厄払いをする予定があるのであれば、

日頃から注意してきれいなお札を見つけた時に、保管しておきましょう。

 

のし袋で自分の名前をきれいに書けないと、何度も書き直しをすることになって、

のし袋がもったいないですよね。

こちらのスタンプは、スタンプパッドが内蔵されていますので、

繰り返し押すことができます。

書体を選ぶこともできますので、ぜひ一つ用意しておいてはいかがでしょうか。



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関連記事:お賽銭のやり方!神社とお寺では違う?マナーを詳しく解説!

まとめ

厄払いをする場合、代理を立ててもいいのか、

また神社やお寺にお納めするお金は新札がない場合、

どうすればいいのかについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

 

厄払いはできれば本人がお参りした方がいいですが、

無理な場合は代理をお願いしてもかまいません。

ご利益に差はありませんので、できればお礼参りは自分で行くようにしましょう。

この場合、いただいたお札やお守りも、

感謝の気持ちを込めてお返しするといいでしょう。

 

またお納めするお金も、新札でなければいけないということはありません。

ただし神様や仏様にお願いするという気持ちの上でも、

できれば新札か、それに準ずるきれいなお札を用意するようにしましょう。