日本の多くのご家庭でお盆の際の習慣となっているのが

お墓参りです。

 

伝統のある家柄であれば、大昔からのご先祖様たちが

そのお墓に眠っているということで、お盆に限らず

お墓参りというのは定期的に行われるのでしょう。

 

お墓参りをするとき、墓石やそのまわりをお手入れしたり、

お供え物を置いたりし、そしてお墓の前で手を合わせます。

 

その際、普通は線香に火をつけておくというのが一般的な

作法とされていますが、その線香の後始末はどうすれば

いいのか、ご存知でしょうか?

 

今回はそんなお墓参りでの線香の後始末について、

お墓参りの基本的な知識と一緒にご紹介していきたいと

思います。



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お墓参りの時期と手順は?

お墓参りといえばお盆にするもの、という

イメージが強いような気がしますが、実際の

ところはどうなのでしょうか?

 

また、お墓参りに行った際、なにを

するべきなのか、手順はどのようにすれば

いいのかについてはご存知ですか?

 

まずはそのあたりの、お墓参りの基本的な

ことからご紹介していきましょう。

 

お墓参りはいつするものなのか

毎年お盆に実家や祖父母の家に帰省した際には

お墓参りをするのが通例となっているご家庭も

多いことではないでしょうか。

 

そもそもお盆にお墓参りをするのには、ちゃんと

意味があるということをご存知でしたか?

 

お盆というのは、ご先祖様がお浄土(=あの世)から

現世に戻ってくる時期なのです。

そのため現世にいる私たちがご先祖様をお迎えするために

お墓参りをするのです。

 

ここでひとつ、「現世に戻ってくるということは、

ご先祖様はお墓にはいないはずでは・・・?」という

疑問が浮かんでくるのではないかと思います。

 

ご先祖様は、私たち子孫が住んでいる場所というのは

分かっていません。

 

なので、お浄土とこの世の境界線と考えられている

お墓まで私たちがお迎えに行く必要があるというわけです。

 

そういったことから、お盆にお墓参りをする

というのが日本人の習慣となっているわけですが、

お墓参りをする時期というのは特には

決まっていないというのが本当のところなのです。

 

お墓がご自宅の近くにあれば定期的にお参り

できる人もいるでしょう。

しかし現代では進学や就職などでなかなかお墓参りに

行くことが出来ないという人も結構いらっしゃるのでは

ないかと思います。

 

ご先祖様に日々の感謝の気持ちを伝え、お墓を綺麗な

状態に保っておくためにも少なくともお盆とお彼岸(3月・9月)

の年に3回はお墓参りをしておきたいものではありますね。

 

お墓参りをする際に必要なものは?

お墓参りをするとき、普通は手ぶらでは行きません。

 

お供え物であったり、掃除をする道具などが必要に

なってきます。

 

では、具体的にはなにが必要なのか、ご紹介しましょう。

 

掃除道具

お墓というのは大抵野ざらしになっている場合が

多いので、お墓参りをするときには墓石やそのまわりを

綺麗に掃除する必要があります。

 

墓石を綺麗に拭きあげるためには、バケツで墓石に

水をかけてからぞうきんで磨きます。

 

また、墓石周りには雑草が生えていたり落ち葉が

積もっていたりするので、軍手やほうき、ゴミ袋が

必要になりますよね。

 

墓地によっては、利用者が共有できるほうきやバケツが

用意されていることもあります。

 

お墓参りの際の荷物を必要最低限に抑えたいのであれば、

墓地を管理しているお寺や事務所に事前に確認

しておくのがいいでしょう。

 

お供え物

お供え物は食べものが基本です。

お饅頭などの和菓子や季節の果物などをお供えしましょう。

また、亡くなった方が生前好きで食べていたものを

お供えするというのもいいですね。

 

お酒が好きだったということで、一升瓶やカップ酒がお供え

されているお墓を見たことがあるかもしれません。

 

もちろん、お供え物というのは食べ物に限っている

わけではありませんので、それこそ亡くなられた方が

好きだったものがお供えできるものであれば墓石の前に

お供えしても構いませんよ。

 

半紙

お供え物を墓石の前に直に置くのはあまり良くありません。

半紙という和紙素材の紙の上にお供え物を置くのが

マナーとしてありますので、忘れないようにしましょう。

 

生け花

こちらもお供え物と同じで、特にこれといった

決まりはありませんし、その季節にあったお花であったり

亡くなった方が好きだったお花を用意するのがいいです。

 

ただし、バラのようにトゲのあるものや香りが強い花

というのはマナー的に好まれないので気を付けてください。

 

線香

お仏壇やお墓に欠かせないものとして挙げられるのが

この線香ではないでしょうか。

線香は束で使用するので、箱ごと持参するようにしましょう。

 

また、線香に火を点けるためのものとしてマッチやライター、

そうろくが必要となってきますので、これらはみっつでひとつ

として必要なものであると考えるようにしましょう。

 

こちらはそれらがセットになって、専用の

手提げ型のケースに入っているという商品です。

 

ひとつにまとめられているので、とても扱いやすく

荷物も少なくなるのでいいですね。

 

数珠

家族だけでお墓参りをする際は特に必要無いと思っても

構いません。

 

が、お坊さんを読んでお経をあげてもらうなど、形式的な

お墓参りをする際には必要になってきますので

忘れないように注意してくださいね!

 



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お墓参りの手順

お墓参りする際に必要なものは上でご紹介した通りです。

 

では、お墓参りの手順はどのようなものでしょうか。

 

①お墓回りを掃除する

お墓に到着したらまずすることといえば

墓石とお墓回りの掃除です。

墓石は水拭きをし、お墓回りはほうきで掃き掃除

をしましょう。

 

場合によっては雑草が生えてしまっていることも

あるかと思いますが、それもしっかり抜いて

さっぱりさせてくださいね。

 

②生け花とお供え物をお供えする

お墓には生け花を立てる「花立て」というものが、

墓石の両横にあります。

 

花立てに生け花を立てたとき、ばらけて見栄えが

悪くならないようにあらかじめひとつに束ねたものを

ふたつ用意しておくとよいでしょう。

お供え物は、半紙の上に置くことを忘れずに!

 

③線香に火を灯す

まずはろうそくに火を灯し、その火から線香に火を

点けます。

このとき、線香は束にした状態で火を点けて大丈夫です。

そしてそのまま香炉に刺してお供えします。

 

④手をあわせる

墓石に向かって手をあわせるのですが、順番としては

その家の主人や、亡くなった方と最も縁深かった人から

というふうになります。

 

ここで注意が必要なのは、お墓参りでは願い事を言うのは

間違っているということです。

 

神社やお寺で手をあわせるのとはわけが違います。

お墓参りの際はご先祖様への感謝の気持ちを述べたり、

自らの近況の報告をする場であるということを

忘れてはなりませんよ。



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お墓参りでの線香はそのまま?消す?お供え物などの後始末はどうする?

お墓参りが無事終わり、その後の後始末について

どうするべきなのか分からないこともあるかと思います。

 

線香の火の扱いであったり、お供え物や生け花の

後始末であったり。

 

次にそれらの扱い方や後始末の方法についても

ご紹介していこうと思います。

 

お墓参り後の線香の火の後始末はどうすべき?

まずどうすべきか悩むのが、線香の火の扱い

についてではないかと思います。

 

まず、お墓参りで線香を立てる意味というのを

ご存知ですか?

 

これにはふたつ意味があります。

 

まずひとつめは、我々現世にいるものの邪気を払い

心身を清めるということ。

そしてふたつめは、故人を思う気持ちをお線香の香りと

煙にのせて伝えるということです。

 

ちなみに、線香やろうそくで有名なカメヤマから、

色々なメーカーとコラボしたユニークな香りの

線香というものも売られています。

 

線香の独特な臭いが苦手だという人もいるでしょう。

このような馴染みのある香りであれば、線香の香りを

楽しみながら故人を偲ぶこともできますね。

 

こういった意味がちゃんと込められていますから、

ご先祖様を思う気持ちがあればそのまま線香の火を

灯したままにしておきたいという気持ちも

あることでしょう。

 

しかし、やはり火というのは一歩間違えれば火事

を引き起こしてしまうものなので、その扱いには

充分に気を付けたいというのも本音ではないでしょうか。

 

「こうしなければならない!」ということは厳密には

決められていませんが、やはり線香の火が原因で

墓地が火事になってしまっては大ごとなので、

お参りを終えて帰る際には火を消すのが賢明な判断では

ないかと思います。

 

また、そのまま線香を香炉に刺したままにしておくと

風でよそのお墓に飛んでいってしまうかもしれませんし、

そもそも見栄えも良くありません。

 

使用し終わった線香は持ち帰るようにしましょう。

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お供え物と生け花の後始末はどうすべき?

お墓参りの際に線香と一緒に、お墓にお供えしているのが

生け花とお供え物です。

 

そもそもご先祖様のために用意してお供えした物ですから、

そのまま置いておきたいと思う方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、食べ物をお墓に置きっぱなしにしておくと

カラスがその食べ物を狙ってやってきてしまいます。

 

そうなることで墓地が荒れてしまうことに

繋がってしまい兼ねませんし、お供え物は極力

持ち帰るようにしましょうね。

 

もしくは、お墓参りをした際にお参りをしたみんなで

食べてしまっても構わないとも言われています。

 

生け花についても、お供え物と同じく基本は

持ち帰るようにしましょう。

 

しかしこちらは場合によってはそのままお供えした

状態で帰ってしまっても構いません。

 

場合によっては、と申したのは、例えば定期的にお墓参りを

しているのであれば、生け花がしおれてきてもすぐに

交換することはできますし問題はないということです。



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まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

普段親御さんと一緒にお墓参りに行っているという方、

そのうちあなたが率先してお墓参りをしなければ

いけなくなるときがくるかもしれません。

 

そうなったとき、お墓参りに行く際に必要になるもの

であったり、お墓参りの手順が分かっていなければ

困りますよね。

 

今回この記事を読んでいただけたことで、後始末の

方法についてもご理解いただけたのではないでしょうか。

 

みんなで気持ちよく、お墓参りができるといいですね。