成人すると、祖父母や親戚、はては血縁とは全く関係のない上司などからも

成人祝いをもらう事がありますよね。

 

日本ではお祝いをされたら内祝いのように「お返し」をするのが一応のマナーですが、

成人祝いのお返しにはいくらぐらいの、どんな品物を贈ればいいのでしょうか。

 

そこでここでは祖父母や親戚・上司へ渡すのに適切な

成人祝いのお返しの金額の相場や品物などを紹介します。



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成人祝いにお返しは必要?

祖父母や親戚・上司へ渡すのに適切な成人祝いのお返しの金額の相場や品物などを

紹介する前に、「そもそも成人祝いにお返しは必要かどうか」について少し説明します。

 

日本では何か贈り物をされたら「お返し」をするのが普通ですよね。

お中元やお歳暮、結婚式のお祝いなどその例はたくさんあります。

 

さらにお互いにお返しのお返しのお返しの…という事をやり過ぎて

止め時が分からなくなっている場合すらあります。

 

日本にはそんな「とにかくお返ししなければ!」という文化がありますが、

成人祝いにもお返しをするのは当然なのでしょうか。

実は意外ですが、成人祝いのお返しは本来は必要ではありません。

 

結婚式や出産のお祝いは「内祝い」と言ってお返しをするのがマナーになっていますが、

成人祝いは入学祝いや卒業祝いなどと一緒で「未成年」に贈るものです。

(成人祝いはその時点では成人になっていますが、直前まで未成年だったので

未成年のくくりになります)

 

結婚式や出産のお祝いは、もらった本人が

もらったお祝いの1割~5割分をお返しとして渡すのがマナーですが

入学祝いや卒業祝いで本人にお返しを要求するという事はありませんよね。

 

入学祝いや卒業祝い、そして成人祝いでお祝いを贈るのは大人、

そして受け取るのは未成年という図式になっています。

 

普通に考えて、大人が未成年に贈り物をして

当然のようにその何割か分のお返しをもらうなんて少し見苦しいですよね。

 

未成年が大人からお祝いを贈られた場合、お返しの品物などは考えず

「ありがとうございます」と素直に受け取り感謝を述べる事が、

お祝いをした大人にとっても一番のお返しになります。

 

ですから、成人祝いのお返しはしなくてもマナー違反にはなりません。



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成人祝いのお返しは必要ない、とは言っても?

さきほどは、成人祝いのお返しは必要ないと書きました。

とは言っても、「本当に何もしない」では何だかうずうずして心苦しい場合もありますよね。

 

入学祝いや卒業祝いをもらう年なら、当人はまだまだ学生で働いておらず

収入が0なのでお金をかけたお返しをしたくてもできないという場合がほとんどです。

 

ですが成人祝いは少し別です。

 

18才から働いている人はすでに社会人になっていますから

未成年の内から普通に収入はありますし、大学などの学校に行っている人でも

アルバイトなどでいくらか小銭を稼いでいる人もいます。

 

もしいくらかの収入があるのなら、お金をかけたお返しをするというのもアリです。

 

さらに、お返しというのはそれを口実に

相手とコミュニケーションを図る良い機会になります。

 

例えば成人する年齢ともなると地方を離れていて

祖父母や親戚などとはあまり顔を合わせない人も多いでしょう。

もし普段会わないような祖父母や親戚から成人祝いをもらったら、

敢えてお返しをする事で、薄かった絆を深める事ができますよ。

上司に対しても、お返しをする事で話しかけるきっかけを作る事ができます。

 

成人祝いにお返しをするのは当然のマナーではありませんが、

お返しの機会をうまく利用して相手と仲良くなるのも一つのテクニックです。

成人祝いを郵送でもらった場合は、まずすぐに電話をしよう

さて、ではここからは成人祝いのお返しをするという前提で話をしていきましょう。

ところで、成人祝いは手渡しでもらう場合と郵送でもらう場合がありますよね。

 

手渡しでもらった場合は何も問題はありませんが、

もし郵送でもらった場合、まずお返しうんぬんを考える前に、

成人祝いをもらってから1~2日以内に「お礼の電話かメール」をするようにしましょう。

 

手渡しの場合はその場で感謝の言葉を伝える事ができますが、

郵送の場合は持ってくる人は宅配業者なので直接お礼を言う事ができません。

 

お返しするからいいか~とお返しを渡すまで何もしないでいると、

相手はお祝いをしたのに「ありがとう」の一言もないのかと思ってしまいますし、

そもそも成人祝いが相手にちゃんと届いているかもやもやしてしまいます。

 

お祝いをもらったら、まずは謝辞を述べるのが大切です。

 

ですから、きちんとお祝いを受け取った事を伝える為にも、

郵送で成人祝いをもらったらできるだけ早く相手にそれを伝えるようにしましょう。

 

手渡しの場合はその場でお礼を伝えられるので、電話をする必要はありません。



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成人祝いのお返しはいつまでにすればいい?

手渡しの場合はその場で、宅配の場合は電話で成人祝いのお礼を伝えられたら、

いよいよお返しを渡します。

 

ところで、お返しは成人祝いをもらっていつ頃までに渡せばいいのでしょうか。

 

早すぎるとすでに用意していたみたいで変ですが、

遅すぎても相手を焦らしてしまったようで嫌ですよね。

 

成人祝いをもらったお返しの時期ですが、「2~3週間以内に渡す」というのが一般的です。

3週間となると約1ヶ月になり遅すぎる気もしますが、

結婚式や出産祝いなどをもらった場合のお返しの期間も同じくらいですので

「お返しとはそういうものだ」と考えて大丈夫です。

 

ただもしお返しを宅配で贈る場合は移動日もかかりますし、

天候などによってはかなりの遅れがでる事もありますので、

遠くの人にお返しをする場合は余裕をもって早めに贈る品物を決めておきましょう。

成人祝いのお返しの一般的な金額の相場や品物は?

では次に、成人祝いのお返しの一般的な金額の相場や品物などを見ていきましょう。

まず金額からです。

 

成人祝いのお返しの金額の相場は、「もらった額の1/3~1/2」というのが一般的です。

ただ、これはあくまで一般的な金額で、例えば祖父母や親戚など自分の血縁関係の場合、

成人祝いをした時のお返しの金額が決まっている場合があります。

 

上司などに贈る場合は一般的なマナーに乗っ取って贈るのが一番無難ですが、

親戚関係の場合はむしろ一般的なマナーを当てにすると「うちはそういうのじゃない」と

言われる事もありますので、祖父母や親戚にお返しを贈る場合は

どれくらいの金額の物を返せばいいのかは自分の親に相談しましょう。

 

次に品物です。

 

品物としては以下の3つが一般的です。

1.お菓子

2.洗剤、石鹸、タオルなどの消耗品

3.コーヒーや紅茶などの飲み物(粉やティーパック)

 

成人祝いのお返しは「心ばかりのお礼」というものなので、

相手が気を遣わず受け取れるものが良いですよ。

 

コンセプトは「すぐ使えてすぐ無くなるもの」です。

 

相手に合わせて、相手が使いやすい(食べやすい)ような品物を選びましょう。

成人祝いのお返しには、のしをつけよう

成人祝いのお返しの品物が決まったら、

その品物には成人祝いのお返しだと分かるように品物の上にのしをつけるようにしましょう。

 

成人祝いのお返しののしは、ちょうちょ結びになった紅白の水引つきののしになります。

中央上部には「内祝い」と書き、(「お返し」とは書かなことに注意です)

中央下部には「自分のフルネーム」を書きます。

 

これで完成です。

と言っても、現在は自分でのしをつけるという事はあまりありません。

 

今はお店のサービスが充実しているので、商品を買ったお店の人に

「成人祝いのお返しののしをお願いします」と言えば

お店の人がちゃんとそれ用の物を選んでくれますし、

ネット注文でものしをつけて相手に贈ってくれるサービスがあります。

 

ですから外のお店で買う場合もネットで注文する場合も、

成人祝いのお返しの商品を購入する時は

「のしも一緒に頼む」事を忘れないようにだけ、注意してくださいね。

成人祝いのお返し、祖父母の場合は?

ではここからは、成人祝いのお返しの金額の相場や品物などを紹介します。

成人祝いのお返しは祖父母や親戚・上司など相手によって相場や品物は変わるので、

それぞれ個別で紹介していきますね。

 

まずは祖父母からです。

祖父母から成人祝いをもらった場合、お返しはどういうものが良いのでしょうか。

 

1.自分の写真入りのアルバムや写真立て

成人祝いをくれた祖父母へのお返しにおすすめなのは、

まず「自分の写真入りのアルバムや写真立て」です。

 

祖父母は孫が無事成人する年齢まで育ってくれた事が嬉しいと思っています。

ですから、自分の成長した姿を祖父母に見せるのが一番のふさわしいお返しです。

もし近くに住んでいるなら、成人式の時に振袖や袴姿を見せに行くのがいいでしょう。

 

ただ、住んでいる場所が離れているとすぐに会いにいくというのも難しいですよね。

そんな時は、自分の成人した写真を入れたアルバムや写真立てを贈るのがおすすめです。

 

孫の成長した姿を見る事ができるので、きっと喜んでくれるはずです。

 

2.手紙

成人祝いをくれた祖父母へのお返しに次におすすめなのは、「感謝の手紙」です。

 

孫からの手書きの手紙というのは祖父母にとってとても嬉しいものです。

もし祖父母から成人祝いをもらったら、

感謝の気持ちを込めつつ手紙を贈るのもいいですよ。

 

何を書いたらいいか分からないという方の為に、

こちらの一つ簡単な例文を載せておきますね。

 

おじいちゃんおばあちゃんへ

成人祝いをいただきまして、どうもありがとうございます。

 

おじいちゃんとおばあちゃんがいつでも優しく私を見守っていてくれたおかげで、

私は成人を迎える事ができました。

 

これからは大人としてしっかり生きていきたいと思いますが、

まだまだ未熟な点もあると思います。

 

困った時はぜひ相談したいので、どうかこれからも私の事を見守っていてください。

だからおじいちゃんとおばあちゃんも、ずっと健康で長生きしてくださいね。

 

体に気を付けて、元気でお過ごしください。

〇〇より

 

短いですが、簡単に書くとこのような感じになります。

文章の構成としては以下のようになります。

 

始.成人祝いをくれた事に対するお礼

2.成人になった自分の決意

3.祖父母へのお願い(頼りにしています、長生きしてくださいなど)

終.祖父母への体調の気遣い

 

この文章を参考に、ぜひ感謝の手紙を書いてみてくださいね。

 

以上が祖父母へのお返しです。

普通お返しと言うと色々なギフトが思い浮かびます。

 

ですが祖父母は自分に近い血縁という事もあり、そのようなギフトよりはむしろ

あなた自身の成長が分かるようなものを贈るのがおすすめですよ。

 

ただ、上記でも書きましたが親戚間での特別ルールみたいなものもあるので、

事前に親に「こういうものを贈ろうと思っている」と相談しておきましょう。

 

デジタルフォトフレームで、場所取らずのアルバム兼写真立て

 

写真立てでおすすめしたいのが、現在人気の高い「デジタルフォトフレーム」です。

 

これは写真立ての形をしたデジタル機器ですが、普通の写真立てと違うのは

写真が何枚も自動で切り替わるという事です。

普通の写真立ては1枚しか写真を収める事ができませんが、

こちらはデジタルなので何枚でも写真をスライドショーしてくれます。

 

沢山の写真がこの機械ひとつに収まるので、

よくある「写真が溜まり過ぎてアルバムで部屋が埋もれてしまう」という事もありません。

 

「見せたい写真がたくさんあって選びきれない」という場合や、

「いつでも気軽に写真を見て欲しい」という場合におすすめです。

 

現在は電子機器に興味を持っているおじいちゃんおばあちゃんも多いので、

いけそうだなと思ったらぜひこちらを贈ってみてくださいね。

関連記事:お年玉のお礼!メールや手紙・はがきの文例をご紹介!

成人祝いのお返し、親戚の場合は?

次は親戚の場合です。

もし親戚から成人祝いをもらった場合、お返しはどういうものを選べば良いのでしょうか。

 

親戚の場合はお返しの金額や品物が決まっている場合もありますので、

こちらも祖父母と同じくまずは親に相談しましょう。

 

その上で好きに決めていいと言われたら、以下のようなものがおすすめです。

 

1.趣味趣向の物

親戚だとその人が好きな物なども分かっている事が多いので、

趣味趣向に合わせたちょっと良いものを贈るのもおすすめですよ。

 

2.日常の消耗品

親戚の好きなものが分からなければ、

無難に一般的なお返しの品物を贈るのが良いでしょう。

 

お菓子は好き嫌いがありますが、洗剤や石鹸など日常で消耗する物なら

何でも問題なく使える人も多いのでおすすめです。

 

・たいていの人が喜ぶ温泉の素

 

親戚に贈るお返しにおすすめなのが、「温泉の素ギフト」です。

日本人と言えばやっぱりお風呂ですよね。

温泉の素はだいたいどんな人でも喜んでくれるギフトです。

 

こちらは乳頭・登別・黒川・山代・塩原と

日本の名湯を揃えた温泉の素になっています。

お風呂は毎日入るものですから使いやすいですし、

使い切れず余ってしまうという事もありません。

 

気持ちよく使い終われる品物なので、親戚のギフトにはぜひおすすめですよ。

関連記事:後厄の過ごし方!男性・女性のしてはいけないことは?

成人祝いのお返し、上司の場合は?

最後は上司の場合です。

もし会社の上司から成人祝いをもらった場合、

お返しはどういうものを選べば良いのでしょうか。

 

上司の場合は血縁関係ではないのである意味簡単です。

一般的なルールに乗っ取って、

金額は「1/3~1/2程度」品物は「お菓子か日常の消耗品か飲み物」を選びましょう。

 

ただ、上司によっては家事をしない人もいるので、

洗剤などを贈られても困るという人もいるかもしれません。

 

またお互い仕事をしていて忙しいのが分かっているので、日用品よりは

ちょっとした休憩につまめるお菓子や飲み物類の方が良いかもしれません。

 

上司に渡す成人祝いのお返しとしておすすめの品物の順位としては以下のようになります。

 

1.お菓子

2.コーヒーや紅茶などの飲み物

 

上品なタルトで大人のお返し

 

血縁関係でもないのに成人祝いをしてくれるなんてとてもありがたいですよね。

その分、お返しとなると何をすればいいのか迷ってしまいます。

 

そんな時におすすめなのがこちらの銀座千疋屋のタルトの菓子折りです。

お菓子がおいしいのは勿論ですが、それ以上に良いのがこの菓子折りから漂う高級感です。

 

銀座千疋屋という事もあってかなりオシャレな包装がされており、

大人な雰囲気をばしばしと感じる菓子折りです。

 

お返しですと言ってこれを渡せば、

思わず上司もおお!と唸ってしまう事間違いなしですよ。

 

成人祝いにはある意味ぴったりなお返しですので、

迷った時はぜひこちらの菓子折りを選んでみてくださいね。

 

コーヒーギフトでブレイクタイム

 

もし上司がコーヒーが飲めるのであれば、

そんなコーヒーを成人祝いのお返しとして贈るのもおすすめです。

 

こちらはコーヒーブランドとして人気の高いスターバックスですから

味は保証付きですし、さらにスティックタイプなのでより飲みやすくなっています。

家で楽しむ事もできますし、会社でちょっとした休憩時間に飲む事もできますよ。

 

成人祝いのお返しと言うと「そういうのはいいから」と断る上司もいますが

「コーヒーですので」と言えばコーヒーぐらいならいいか、と

気軽に受け取ってくれる人も多いです。

 

相手に気を遣わせないお返しとしてはかなりおすすめの品物ですよ。



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関連記事:松竹梅のランクの意味は?逆もある?次はあるの?

まとめ

成人祝いは大人から未成年に贈るものですので、本来お返しは必要のありません。

 

ですが、相手とコミュニケーションを取る為にも、お返しという機会を利用して

何か感謝を伝えるというのは大事な事です。

 

お返しを口実に相手と仲良くなるというのは、ある意味大人の付き合いでもあります。

成人祝いをきっかけに、うまく大人社会のやり方を学んでみてくださいね。