節分の日には、「鬼は外、福は内」という掛け声とともに豆をまきますよね。

 

でも、ふと冷静に考えると「豆をまく」って随分変わったイベントですよね。

このような節分のイベントは日本ではいつから始まったのでしょうか。

 

そこでここでは節分がいつから始まったのか、

また豆まきや恵方巻の起源などについても解説します。



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節分豆知識①節分はいつ?

節分がいつから始まったのか、

また豆まきや恵方巻の起源などについても解説する前に、

「節分」についての基本知識を確認しておきましょう。

 

まず、「節分はいつなのか?」という事についてです。

 

節分は「立春の前日」となっています。

2018年の立春は2月4日でした。

ですから2018年の節分の日は自動的に2月4日の前日、2月3日という事になります。

 

しかし、節分の日は毎年2月3日という訳ではありません。

年によっては2月2日だったり2月4日だったりします。

 

ですから今年の節分が2月3日だったからと言って、

来年の節分も必ず2月3日になるという事にはなりません。

 

では、なぜこのような事が起こるのでしょうか。

 

節分の日は立春の前日なので「立春」という季節が重要になりますが、

その立春の日が変動するからです。

 

立春の日がズレたら自動的に節分の日も変わりますよね。

 

立春は、24節気と呼ばれる暦の季節のひとつです。

24節気はその名の通り1年を24の季節に分けたものですが、

24節気は毎年「1年の太陽の動き」で決められます。

 

もっと具体的に言うと、太陽は見かけ上1年で地球の周りを一周するので、

太陽がぐるりと回転する360°を24で割って

それぞれの季節を割り当てた暦が24節気という訳です。

 

つまり24節気では紙に書いたカレンダー通りに季節が巡ってくるのではなく、

実際に太陽を見て「太陽がこの位置に来た時に〇〇という季節」となります。

 

ただ、ここで少し問題が起こります。

毎年同じような動きをしている太陽ですが、太陽も星の一つなので

周りの色んな星の影響を受けますし、勿論太陽自身の体調の変化のようなものもあります。

 

ですから太陽の動きは昨年の太陽の動きと比べると毎回少しズレているんです。

 

ただ、ズレるといっても大きなズレではありません。

実際、立春の日は1985年からずっと2月4日になっており、

日にちが変更されるほどの変動が起こるのは2029年になる予定です。

 

予想では、2029年の立春は2月3日になるそうです。

そうなると節分の日は2月2日になりますね。



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節分豆知識②節分は昔は4回あった?

さきほど、節分は「立春の前日」だと書きました。

ですが実は、昔は節分は4回あったんです。

 

ではほかの節分の日がいつだったのでしょうか。

それは以下のようになります。

 

立夏(5月5日あたり)の前日

立秋(8月7日あたり)の前日

立冬(11月7日あたり)の前日

 

節分というのはその名の通り「節を分ける」という意味があります。

 

そして「立春」「立夏」「立秋」「立冬」というのは、

それぞれ春・夏・秋・冬の季節の始まりになります。

 

つまり、それぞれの季節が始まる前日が節分という日だったのです。

 

ただ、現在は立春の前日の日だけを指して「節分」と呼びます。

節分豆知識③節分はどんな行事?

では次に、節分ではどんな行事が行われるのか見てみましょう。

 

節分では「鬼は外、福は内」という掛け声とともに豆をまきます。

 

では、なぜ節分に豆をまくのでしょうか。

 

昔、病気やケガなど悪い事は全て「鬼がやっている」と考えられていました。

そして特に病気やケガが多いのが、「季節の変わり目」です。

 

確かに現在でも、季節の変わり目に風邪を引いたり体調を崩したりする人は多いですよね。

 

そこで、昔の人は季節の変わり目に「節分」という日を作り、

病気やケガにならないよう鬼を退治する儀式を行う事にしました。

 

そして鬼を退治するのに選ばれたアイテムが豆でした。

 

この豆は「大豆」を指すのですが、大豆には鬼を倒す力があると考えられてきました。

 

そこで、家の中にいる鬼に豆をぶつけて「鬼は外」と言いながら追い出し、

ついでに外に締め出されている福を「福は内」と言いながら呼び込もうとしたのです。

 

これが節分に豆をまく理由です。

 

豆まきで豆の後かたずけが面倒な人へ♪

 

人や壁に向かって豆を投げつけるというのは中々楽しいイベントですが、

面倒なのが「後片づけ」ですよね。

 

特に豆まきで使う大豆は小さくてあちこちに転がりがちですし、

割れてくずが飛び散ってしまったりする事もあります。

 

そして後の掃除を考えると、豆まきという行事自体楽しめないという事すらあります。

 

そんな時におすすめなのが、こちらのパッケージ入り大豆です。

こちらはひとつひとつが頑丈な小袋に包まれていますので豆が飛び散る事がなく、

例えあちこちに撒いたとしても片付けがとても楽です。

 

さらに大豆というのはそんなにパクパクと食べるのではないので

どうしても節分の豆というのは余りがちですが、

こちらは賞味期限が6か月もあるので急いで食べ切らなくても大丈夫です。

 

豆まきを心置きなく楽しみたい方は、ぜひこちらの豆を使ってみてくださいね。



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節分はいつから始まった?

では本題に入りましょう。

節分はいつから始まったのでしょうか。

 

「節分に何か行事を行う」というのは平安時代だとされています。

また、豆まきも平安時代から始まったとされています。

ですから「いつから節分は始まったの?」と聞かれたら平安時代というのが答えです。

 

ただ、その時の節分というのは貴族など身分の高い人が行う所謂「儀式」と呼ばれる

格式高いものであり、現在のように誰もが行うものではありませんでした。

庶民が節分を気軽に行うようになったのは江戸時代からだとされています。

 

ですから、「今のような節分が始まったのはいつ?」と聞かれれば、

それは「おおむね江戸時代から」というのが答えになります。

豆まきの起源は?

豆まきは日本独特の行事に見えますが、実は豆まきの起源は中国にあるとされています。

 

豆まきの原形の行事は、中国で行われていた「追儺(ついな)」という行事です。

追儺と言うのは厄払いの行事で、中国でもやはり病気やケガは鬼が流行らせるものと

思われていたので「鬼やらい」「厄落とし」などと呼び、

鬼を追い払う儀式が行われていました。

 

その追儺という行事が日本に入ってきたのは平安時代ですが、

日本でも中国に習って大晦日に追儺という行事を行っていました。

 

そこではお祈りなど色々な行事が行われていたのですが、その中の一つに

「鬼の姿をした人を兜や盾を身につけた人が豆を撒いて追い払う」というものがあり、

とても分かりやすかった事からそれが次第に「節分の目玉行事」として

広まっていったのではないかとされています。

 

かわいいインテリアで節分気分を満喫♪

 

節分には豆を巻くという行事があります。

家族で暮らしていればひとつのファミリーイベントとして楽しむ人が多いと思います。

でも一人暮らしだとどうでしょう?

 

一人で豆を撒いて、一人で片づけて…という事を考えると、虚しく

むしろ「やりたくない」という人も多いのではないでしょうか。

 

そんな時は、インテリアを節分風にしちゃいましょう。

こちらはゆるいキャラでおなじみのコンコンブルの豆まきバージョンです。

小さくてどこにでも飾れるので場所を取りませんし、

一つあるだけで節分気分がアップしますよ。

 

自分の代わりにキャラクターが豆を投げてくれているので鬼退治もバッチリです。

 

節分に限らず、「季節物」を飾るとそれだけで運を呼び込むとも言われています。

実施に豆まきをするのが面倒な人は、ぜひこのようなインテリアを飾ってみてくださいね。

関連記事:節分にいわしは関西?関東の食べ物は何?

恵方巻きはどんな行事?

節分で豆まきをするというのは昔から知られている風習ですが、

最近新しく台頭してきた行事がありますよね。

 

それが「恵方巻き」です。

 

ではここで、恵方巻きの行事について確認しておきましょう。

 

恵方巻きは、「節分の日に恵方(吉方)の方を向いて太巻きを食べる」という行事です。

恵方(吉方)というのは「良い方向」という意味なのですが、

具体的には「歳徳神が来る方向」の事を指します。

 

では歳徳神とは何なのでしょうか。

日本には毎年大晦日に、

「その年の神様」と呼ばれる「歳徳神」が来ると考えられていました。

 

歳徳神はその年の幸運を与えてくれるとても重要な神様です。

 

年末に皆さんは大掃除をすると思いますが、これはただ

「新年に向けて家をキレイにする」というだけでなく、元々は

「歳徳神が居ついてくれやすいように家を浄化しておく」という意味があります。

 

その神様がやってくる方向が、恵方(吉方)という訳ですね。

 

ちなみにこの歳徳神が来る方向というのは毎年変わりますが、

来る方向自体は「東北東・西南西・南南東・北北西」のどれかになります。

 

また恵方巻きは恵方を向いて太巻きを食べる行事ですが、

「食べている間は無言」というのがセオリーなっています。

 

これはなぜかというと、運を与えてくれる歳徳神のいる恵方を向いて

太巻きを食べるという事は、歳徳神から運をもらって食べているという事になります。

それなのに途中でお喋りをしてしまうと、「せっかく歳徳神から与えてもらった運が

逃げて行ってしまうから」と考えられるからなんです。

 

他にも、

「恵方巻きを食べながらお願い事をするとその願いが叶う」というジンクスもあります。

つまり、恵方巻きを食べている間は己と向き合って静かに食べましょう、という事です。

関連記事:早生まれの人の干支は?節分で区切る?占いは?

恵方巻きの起源は?

豆まきの起源は中国の追儺という行事でしたが、

恵方巻きの起源はどこから来たのでしょうか。

やはり中国なのでしょうか。

 

実は恵方巻きの起源は中国ではありません。

恵方巻きの起源は実は日本です。

 

ただ、豆まきのように由緒正しい歴史があるのかと言われると、

恵方巻きに関しては少し疑問符が付きます。

 

恵方巻きは大阪の風習だとされていますが、「大阪にはそのような風習がありました」と

しっかり記述されているものはあまりありません。

 

そんな発祥元でもある大阪でもあまり知られていないような恵方巻きの文化が

大々的に広まったのは、大阪すし商組合後援会が1932年(昭和7年)に

発行したチラシになります。

 

そのチラシには、簡単にまとめると

「節分の日に恵方を向いて太巻きを食べれば縁起がいいですよ」という事が

書いてありました。

それを聞いて、人々は「なるほどな~!」と恵方巻きを食べるようになりました。

 

日本人は元々すしが大好きですから、チラシに突然「こういう風習がありますよ!」と

書かれた物でもすんなり受け入れられたのだと思います。

 

つまり大阪の風習がじわじわと広がったのではなく、

企業の宣伝によって一気に恵方巻きというのが知られるようになったのです。

 

ですから、恵方巻きは昔の風習などではなく、

すし企業がすし(太巻き)を売る為の策略だったらしいというのが

本当のところの起源だとされています。

 

恵方巻きの起源は「昭和初期の大阪の商人魂」という事ですね。

 

ただ、「恵方巻きはてっきり昔からの由緒正しい言い伝えだと思ってたのに、

ただの企業の戦略だったなんて…」とがっかりしないでください。

 

皆さんは、夏の土用の日にはうなぎを食べますよね。

実はこの「土用の日にうなぎを食べる」という風習も、

夏にうなぎを売りたいうなぎ屋の戦略から始まった風習なんです。

 

特に古めかしい由来が伝説や伝承がある訳ではありません。

 

しかし人は貨幣という価値を生み出してから、経済と共に文化が発展していきました。

その経済から生まれた文化ならば、それも立派な人類の由緒正しい文化の一つなんです。

 

すし屋だってすしを売れなければ破産してしまいます。

 

恵方巻きを食べる事ですし屋が破産せずに済み、それによって経済が滞りなく回るのなら

それはそれでいいではありませんか。

 

恵方巻きを食べる時は「企業に踊らされている…」と考えず、

「むしろ踊ってやろうじゃないか」という気分で食べてみてください。

 

恵方巻きを作ってみたい!という方へ

 

節分の季節になるとあちこちで恵方巻きが売られますが、

家族がいる人や料理に興味がある人は「自分で恵方巻きを作ってみたい!」と

思う事もありますよね。

 

ただ、太巻きというのは単純そうでいて意外に難しいのが特徴です。

 

そこでおすすめなのが、こちらの簡単に恵方巻きが作れる「巻き寿司器」です。

こちらは箱型の器にのりを敷きその上に具とご飯を入れ、上からぎゅっと押し込むだけで

太巻きを作る事ができます。

 

箱型に押し込むので出来上がった形も均等で美しく、インスタ映えもバッチリですよ。

 

せっかくの節分に、失敗した料理でイライラしたくないですよね。

そういう時はこのような便利な道具を使って、楽に太巻きを作ってしまいましょう。



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関連記事:恵方巻きはいつから関東で始まった?関西ではどうなの?

まとめ

節分の豆まきは平安時代頃から始まったら古い風習です。

一方恵方巻きは、昭和時代にすし企業がすしを売る為に広めた戦略的風習です。

 

歴史の長さや起源は違いますが、

どちらも節分というイベントを盛り上げる為に作られた行事です。

 

ここは色々考えずひょいと乗っかって、節分という非日常を楽しみましょう。