5月5日は子供の日ですが、別名「端午の節句」とも言います。

 

端午の節句という言葉自体はよく聞くと思いますが、

よく考えると「端午」や「節句」って一体何なのでしょうか。

 

また、端午の節句には柏餅やちまきを食べますが、

なぜそれを食べるようになったのでしょうか。

 

そこでここでは、知っているようで意外と知らない、

端午の節句の起源や読み方、柏餅やちまきを食べる意味や由来について説明します。

 

物事の意味や由来を知ると、さらにその行事に奥深さが出ますよ。

端午の節句について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。



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端午の節句の読み方や意味は?

端午の節句は、「たんごのせっく」と読みます。

 

少し難しいですが、テレビなどでよく聞くので

この読み方を知っている方は多いと思います。

 

ですが単語をよく見てみると、

「端午」も「節句」も日常生活ではほぼ使わない言葉ですよね。

 

読み方は分かるけど意味はよく知らない、不思議な熟語です。

では、端午の節句とはどういう意味なのでしょうか。

 

まず「節句」の意味ですが、節句とは季節目の変わり目などで

「1年の中で節目になる日」の事を意味します。

 

実は日本には有名な節句が5つあり、「五節句(ごせっく)」と呼ばれています。

五節句をあげてみますと

 

・人日の節句(じんじつのせっく)→1月7日

・上巳の節句(じょうしのせっく)→3月3日

・端午の節句(たんごのせっく)→5月5日

・七夕の節句(しちせきのせっく)→7月7日

・腸用の節句(ちょうようのせっく)→9月9日

 

このようになっています。

上にある通り、端午の節句も、五節句のひとつです。

 

今でも「季節の変わり目は風邪を引きやすい」というように

昔からこの時期は気温や空気の変化で災難や病気を呼び込みやすい為、

目安として節句の日を作り、その日はお祓いをするなどの行事が昔から盛んでした。

 

ただ、その中でもこの五節句は「数字の並んだ縁起の良い日」とされ、

特に年中行事として大切にされてきました。

 

では、「端午」の意味は何なのでしょうか。

端午の「端」とは始まりを意味します。

そして「午」は干支の「午(うま)」を意味します。

さらに言うならここでの午は、年の午ではなく日付の午です。

 

今は干支と言えば「1年に1回変わるもの」というものがメジャーですが、

昔は干支は年だけでなく日干支と言って、毎日変わる日付にも利用されていました。

 

「端午」と「節句」、二つ合わせて

「月のはじまりの午の日の、節目の日」を意味します。



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端午の節句の起源や由来は?

端午とは月の始まりの午の日、節句とは季節の変わり目を意味する事は分かりましたが、

端午の節句が「月の始まりの午の日の節目の日」と言われても正直よく分かりませんよね。

 

それに、なぜ端午の節句が5月5日を指すようになったのでしょうか。

ここでは端午の節句が5月5日になった起源や由来を説明します。

 

端午の節句の起源ですが、

端午とは元々月の始まりの午の日でしたよね。

 

ところで干支は、月を表す言葉としても使われており、

「午」は「5月」を表していました。

 

また「午」は「ご」とも言いますよね。

この事から端午は「毎月の始まりの午の日」ではなく

「5月」というただひと月を意味するようになりました。

 

そして、5月の中でも数字が並ぶ縁起の良い日という事でさらに

5月5日だけを指すようになったのが、

端午の節句が5月5日になった起源だとされています。

 

また、そこからなぜ端午の節句が

「5月の節目のお祓い行事」から「子供の成長を祝う日」になったかですが、

5月のお祓い行事には体を清める為に「菖蒲の湯に入る」という風習もありました。

 

それが鎌倉時代に入って平安貴族がなりを潜め武士がブイブイ言わせる時代に入ると、

「菖蒲」と「勝負」の読み方が同じ事から、菖蒲の湯に入る端午の節句は

勝負に勝てるようになるように男の子の成長をお祝いする日として認識されるようになり、

昭和に入るとさらに

「男の子だけでなく子供すべてのの成長を祝う日にしよう」という事になって

5月5日の端午の節句は子供の日になりました。

 

ただ、5月5日は形式上は「子供の日」となっていますが、

女の子の成長を祝う日が3月3日にひな祭りとして別のある為、

今でも5月5日は「子供の日」とは言いながら、男の子を祝う所が多いですね。

端午の節句に柏餅やちまきを食べる意味や由来は?

では、なぜ端午の節句に柏餅やちまきを食べるようになったのでしょうか。

ここでは、端午の節句に柏餅やちまきを食べる意味や由来について説明します。

 

まずは柏餅の意味と由来から見ていきましょう。

柏餅とは柏に包まれた餅(あん餅)の事です。

 

餅を包むのに柏の葉が使われるのにはちゃんと意味や由来があります。

 

まず柏の葉というのは、昔から神様に捧げるのに使われた葉でした。

ですから、大切な五節句の行事にお祝い事の象徴的な食べ物であるお餅を

神様の葉で包むというのは理にかなった方法です。

 

また、冬になると木は「葉が全部落ちて枯れ木姿になる」ものも多いですが

実は柏の木の葉は冬は葉が枯れるものの落ちず、

枯れ葉がくっついたまま春まで過ごすんです。

 

そして新芽が出始める頃、ようやく枯れ葉が落ちます。

 

そのような姿から、

「しっかりと跡継ぎ(新芽)を確認するまで葉が落ちない(親は死なない)」

という風に見られてきました。

 

昔は「跡継ぎ」というのはとても大切な事でしたから

子供が産まれてしっかり育ちますように、

親は子供が育つまで元気でいられますようにという願いを込めて

餅を柏で包んだ柏餅を食べるようになったとされています。

 

次にちまきの意味や由来について説明します。

ちまきとは、もち米などをササ皮で三角や筒状に包んでふかしたものです。

 

ちまきは元々は中国の食べ物で、平安時代に日本に伝わったとされています。

 

中国ではちまきは「粽(ツォン)」と呼ばれ、

ちまきは「魔除けに効果のある食べ物」とされていました。

 

実は先ほど説明した五節句の考え方自体中国から来ており、

端午の節句も中国にある文化です。

 

そして中国では無病息災を願って端午の節句にちまきを食べるという風習がありました。

端午の節句に柏餅を食べるのは日本の文化ですが、

ちまきを食べるのは、中国から伝わった文化なんです。

 

また、日本では最初もち米をササ皮ではなく茅(チガヤ)という葉で巻いたので、

ちまきと呼ばれるようになったとされています。



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端午の節句におすすめアイテム

 

端午の節句と言えばガラスケースに入った大きな兜や鎧を思い浮かべますが、

あれって意外と場所をとるんですよね。

それに重くて繊細なので出したりしまったりが大変です。

 

「出すのが大変だから」とせっかく買った飾りを

押し入れに入れっぱなしという事もよくあります。

そこでおすすめなのが、こちらの木でできた小型のこいのぼりです。

 

素材が木なので軽い上に温かみがあり、小型なので家の中に簡単に飾る事ができます。

勿論しまうのも簡単です。

 

見た目もかわいいので、

男の子だけでなく女の子を含めた「子供の日の飾り」としても使えますよ。

気になった方はぜひ使ってみてくださいね。

 

 

端午の節句に食べる食べ物として紹介したちまきですが、

こちらは角煮が入った少しゴージャスなちまきになっています。

 

少し高めなので自分の家で用意するには高価な感じがしますが、

孫や親戚の端午の節句のお祝いの席に呼ばれている時に持っていくには

ぴったりの食べ物ですよ。

 

全部で12個入りなので、人数が多くても大丈夫です。

 

ちまきには魔除けの効果があるとされていますから

端午の節句に子供に食べてもらえればきっと1年その子を守ってくれるに違いありません。

端午の節句にお呼ばれした時は、ぜひこちらを持って行ってみてくださいね。

 

 

端午の節句に柏餅やちまきなどの食べ物を

お供えとして飾りたいという方もいると思います。

 

できるだけ長く飾りたいものですが、

あまりに長く飾り過ぎると今度は賞味期限が切れて食べられなくなってしまいますよね。

 

でも、何回も買い直すというのももったいない…

そんな時におすすめなのが、こちらのちりめんでできた柏餅です。

 

布でできているので傷むという事はまずありませんからずっと飾る事ができますし、

何よりとてもかわいいので見ているだけで心が和みます。

 

お供えとして柏餅をできるだけ長く飾りたいと思っている方には

ぜひおすすめのアイテムですよ。



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まとめ

端午の節句という言葉はよく聞きますが、

端午の節句がなぜ5月5日を意味するようになったかは意外と深い起源や由来があります。

 

また、5月になると「子供の日に食べるもの」として

普通のスーパーなどで見かけるようになる柏餅やちまきですが、

これらを子供の日に食べるという事にもちゃんと意味があります。

 

起源・由来を知っていると、いつもの子供の日でも

このような文化ができあがるまでの長い歴史を感じて感慨深いものがありますよね。

ぜひ今年は、端午の節句の意味を噛み締めながらお祝いしてみてください。