寒さが遠のいてだんだん気温が暖かくなっていく時期を「三寒四温」と言いますよね。

ところで三寒四温は具体的にいつからいつまでの事を指すのでしょうか。

 

そこでここでは三寒四温の時期はいつからいつまでなのか、

またその時の服装の注意点などについても説明します。



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三寒四温の本来の意味は?

三寒四温(さんかんしおん)という言葉は、季節を表す四字熟語です。

 

この四字熟語は結構有名で学校の国語のテストでも出題される事があるので

学生の頃に覚えたという人も多いでしょう。

 

ただ、意味はよく分からないという人もいると思うので、

ここではまず三寒四温のきっちりした意味を見ていきましょう。

 

三寒四温の意味は以下のようになっています。

「冬季に寒い日が3日続くと、その後4日間は暖かい日になるという事」

 

どうでしょうか。

実に文字の通りの意味ですね。

三寒四温の時期はいつからいつまで?

三寒四温の意味は分かりましたね。

三寒四温の意味はふわっとしているように感じますが、実は具体的な時期があります。

 

三寒四温の具体的な時期は、「晩秋から初春にかけて」です。

月で言うと、11月~3月くらいです。



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三寒四温の違和感は何?

三寒四温の意味や時期は分かったかと思います。

ただ、三寒四温の意味や時期を見て「あれ?」と思いませんか?

 

三寒四温の意味は

「冬季に寒い日が3日続くと、その後4日間は暖かい」です。

 

ですが、実際の日本の冬(冬季)はどうでしょうか。

 

日本の冬はただ一言、「寒い」に尽きますよね。

 

寒い日の中に温かい日がちょこっと来る事を「小春日和」なんて言いますが、

温かい日は1日くらいで4日も続くことはありません。

 

冬に暖かい日が4日も続いたらそれは「暖かくて良かったね」ではなく

「こんなに暖かい日が続くなんて異常気象だ!」なんて言われてしまいます。

 

冬から春にかける日本の季節の移り変わりとしては

寒い日の後にまずやや暖かい日が1日来て、その次の日はまた暖かさを忘れたように

寒い日が数日来て、その後またやや暖かい日が1日だけ来て、

すぐまた寒い日に戻って…という風に、寒い日と暖かい日が1日ごとに交互にやってきて、

だんだん寒い日の割合が少なくなっていくという感じです。

 

日本の季節はグラデーションになっていて、いきなり4日も暖かい日は続きません。

 

また、三寒四温の時期についても少し違和感があります。

 

三寒四温の時期は「晩秋~初春まで」とありますが、

「だんだん暖かくなっていく」という意味なら「冬から春にかけて」の方が

正しいような気がしますよね。

 

確かに晩秋から冬にかけても暖かくなったり寒くなったりしますが、

結局は寒くなる一方なので「暖かくなっていく」という意味とは少し違います。

 

三寒四温は季節を指す言葉ですが、日本の季節感にはそぐわない謎の違和感があります。

ではなぜそんな違和感があるのか。

その違和感について、次の項で説明しますね。

三寒四温は、中国や朝鮮半島で使われていた言葉

三寒四温の意味を詳しく見ると、

日本の季節を指すにしては少し違和感がある事が分かります。

 

でもそれにはちゃんとした理由があるんですよ。

 

三寒四温の意味に違和感があるのは、

「三寒四温が元々日本で生まれた言葉ではないから」です。

三寒四温というのは、元々中国の東北部や朝鮮半島の北部で使われていた言葉です。

そして、それらの地方に冬に起こる独特の気候の事を指します。

 

それは何かというと、

中国や朝鮮、ロシアのあるユーラシア大陸で発生する

「シベリア高気圧」によって起きる気候です。

 

シベリア高気圧とは世界最大の大きさを持つ寒冷高気圧で、その中心部は「停滞性」です。

この高気圧は上空に吹く偏西風によって変動し、「数日で衰退を繰り返し」ます。

 

ここで注目すべきなのはシベリア高気圧が「停滞性」という事と

「数日で衰退を繰り返す」という事です。

 

つまり、三寒四温という言葉を使っていた中国の東北部や朝鮮半島の北部では、

冬になると数日で温かくなったり寒くなったりを繰り返すという事です。

 

しかも停滞性なので、そのような気候がしばらく続きます。

 

3日寒い日が続くと、高気圧の影響が前後して今度は4日は暖かい日が続く。

正に三寒四温の言葉通りですよね。

 

日本には昔から中国や朝鮮の文化が海を渡って伝えられてきましたが、

そうやって三寒四温という言葉も入ってきました。

 

ただ、三寒四温という言葉は元々中国や朝鮮にある独特の気候を指す言葉であった為、

本来の意味とは少し違ってしまったという事ですね。



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三寒四温の今の意味は?

上記では、三寒四温の本来の意味や時期について説明しました。

ですがそれは、中国や朝鮮で使われていた時の場合です。

 

三寒四温という言葉は日本の入ってきてからは日本の気候に合わせて

少し意味や時期が変わりました。

 

そこでここでは、現在日本で使われている三寒四温の意味や時期を紹介します。

 

まず三寒四温の意味ですが、単純に「だんだん温かくなってくる」という意味です。

 

言葉こそ三寒四温となっていますが、

寒い日が3日続いた後に暖かい日が4日続くという季節は指しません。

(日本にはそのような気候はほぼありませんからね)

 

心情的には、寒い日が3日続いた後、4日「目」は暖かい日が来る、という風に

見ている人が多いかもしれません。

 

また三寒四温の時期は「冬から春にかけて」です。

具体的には「3月~4月上旬ごろくらい」を指します。

 

ちなみに三寒四温は季語なのですが、三寒四温が示す季節は「冬」です。

三寒四温は時候の挨拶でも使われる

三寒四温は季節を表す言葉なので、時候の挨拶にも使われます。

 

その場合、本来の意味ではなく現在での意味で使用されるので、

三寒四温を挨拶として使う場合は時期は「2月~3月頃」になります。

※三寒四温の時期は3月~4月上旬ですが、

時候の挨拶ではそれよりもやや前倒しの時期に使われます。

 

その場合の例文は以下の通りです。

 

寒さもだんだんと緩まり、三寒四温を実感する時節となりました。

三寒四温の候、いかがお過ごしでしょうか。

三寒四温とは言いますが、まだまだ寒い時期が続きます。

 

春先に手紙を書く機会があったら、ぜひ「三寒四温」を使ってみてくださいね。

三寒四温の服装や注意点は?

だんだん寒くなる時期やだんだん温かくなる時期など

「季節の移り変わり」は服装が難しいですよね。

 

厚着し過ぎると汗をかいて体が冷えてしまい風邪をひいてしまう事もありますし、

薄着し過ぎてもやっぱり寒くて体調が悪くなってしまう事があります。

 

そして三寒四温の時期、つまり3月~4月上旬の冬から春にかけての季節も、

服装選びにセンスが問われる時期です。

 

そこで次では、3月~4月上旬にかけての服装やその注意点について説明します。

三寒四温の服装や注意点は?①上着

ではまず、三寒四温(3月~4月初旬)の時期に

におすすめの上着(コート系)やそれを着る時の注意点を紹介します。

 

三寒四温は「冬から春にかけて」の時期なので、

色や素材に春を取り入れた服装がおすすめです。

 

ではおすすめの上着を見ていきましょう。

 

トレンチコート

三寒四温の時期に着る上着として、

オシャレさで行ったら断トツなのがトレンチコートです。

 

冬のコートだと厚いので重たい印象がありますが、

トレンチコートは薄いので暖かい春らしさを演出できます。

 

ただトレンチコートの注意点としては「防寒性が低い」という点があげられます。

三寒四温はだんだん暖かくなる時期ですが、暖かいと日と言えどもまだまだ冬です。

 

風など吹けば当然寒いですので、

トレンチコートを着る時は内側に着る服を防寒仕様にしておくと良いでしょう。

 

ライナー付きのトレンチコートなら冬でもポカポカ♪

 

トレンチコートは薄いので軽やかに見えるのが特徴ですが、

その分「暖かくない」のが難点ですよね。

 

「オシャレは我慢」という言葉もありますが、我慢にも限度があります。

特に寒さは女性の大敵です。

 

そんな「トレンチコートを着たいけど、寒さには勝てないから着れない…」と

思っている人におすすめなのが、こちらのライナー付きトレンチコートです。

こちらはトレンチコートの内側に防寒ライナーがついているので、

寒さを防いでくれますよ。

 

また防寒ライナーは取り外しが可能なので、防寒ライナーがあると暑すぎる

春や初夏でもトレンチコートを楽しむ事ができますよ。

 

ジャケット

三寒四温の時期に着る上着としてはジャケットもおすすめです。

 

コートのように重たくなく

こちらもやや軽めの印象を与えるので春先に着るにはピッタリです。

 

ジャケットを着る注意点としては、

せっかく春を先取りして着るのだから「明るい色」を選ぶ事ですね。

おすすめは明るくフレッシュな印象のあるデニム生地の水色や、

花をイメージするピンク、葉っぱの緑などです。

 

ジャケットにも黒や茶色がありますが、それでは冬と同じになってしまいますし、

暗い色はやはり重いイメージがあります。

 

三寒四温は「春になりかけ」という時期です。

暗い冬から脱出し、気分が明るくなるような色を選びましょう。

 

外側は春仕様、内側は冬仕様のお得なジャケット♪

 

「ジャケットを着たいけど、まだまだ寒いからな~」

と諦めている人におすすめなのが、こちらのデニムジャケットです。

 

デニムと言えば春のイメージですが、

こちらは外側はそんな「春」をイメージするデニム生地、

そして内側は寒さ対策バッチリのボア生地になっているんです。

 

見た目には春っぽい印象を与えますが、内側はしっかり防寒してくれるという事で

春と冬の良い所取りのジャケットなんです。

 

つまり、三寒四温にぴったりの服装という事です。

 

デニムのジャケットは元気な印象も与えますので、

遊びに行く時などはぜひおすすめしたい服装です。

関連記事:女性の足のサイズの平均や分布は?身長との関係は?

三寒四温の服装の注意点は?②インナー

次に、三寒四温(3月~4月初旬)の時期に

おすすめのインナーやそれを着る時の注意点を紹介します。

 

三寒四温の服装のポイントは「春らしさを入れる」という点です。

春らしさ、という事は薄着という事ですね。

 

ただ、春らしさを入れつつも防寒対策は必要です。

見た目をスラリと軽やかに見せたい時は、一番外側(上着)を薄くして、

インナーは逆に暖かいものを選ぶようにしましょう。

 

三寒四温の時期はまだ風が冷たいので、インナーを選ぶ注意点としては

「風を通さない」・「暖かい」ものを選ぶ事が重要です。

 

ダウンのインナーで冷風を防止

 

風を通さないのと温かさでインナーを選ぶなら、こちらの薄手のダウンがおすすめです。

インナーと言えば下着ですが、下着は元々薄地なので下着で暖を取るのは限界があります。

 

下着はあくまで下着なので、

薄い上着を着る為に体を温めたいなら下着の上に着るインナーを工夫しましょう。

 

ダウンは元々冬の上着にも使えるほど防寒効果がありますし、風も通しません。

そしてこちらはコートの内側に着たり部屋着としても使えるよう

「インナー仕様」になっている為、軽くて薄いのが特徴です。

 

着てもゴワゴワモコモコしないので、

上からスラリと上着を羽織る事ができますよ。

 

せっかく服装で春を先取りしていても、

冬の寒さにやられてガタガタ震えてしまってはカッコ悪いですよね。

 

そうならないように、内側はしっかり暖かさで固めておきましょう。

関連記事:口周りの乾燥にワセリンやニベアは効果ある?クリームのおすすめは?

三寒四温の服装の注意点は?③アイテム(グッズ)

最後に、三寒四温(3月~4月初旬)の時期に

おすすめのアイテムやそれを使う時の注意点を紹介します。

 

貼るホッカイロ

寒さ対策をサポートしてくれるアイテムと言えば、まずはホッカイロですよね。

ホッカイロは局所的に体を温めてくれるので、

冷えやすい部分をピンポイントで温めてくれます。

 

注意点としては、特に「貼るホッカイロ」に多いのですが熱くなりすぎる時があります。

 

その時無理に我慢していると低温火傷を起こす事もあるので

「熱い!」と感じたら面倒でも剥がすようにしましょう。

 

 

冷えは足先から!守りを固めて体中をポカポカに

 

体が冷え始めると、手先が氷のように冷たくなる事がありますよね。

 

実際、寒くなると一番先に冷え込んでいくのは手や足の先です。

そしてそこを温めない限り、「暖かい」と感じる事ができません。

 

手はポケットに突っ込めば温かくなりますから、

そうなる前に足先の寒さ対策をしておきましょう。

 

そこでおすすめなのがこちらの靴下に貼るホッカイロです。

 

こちらは靴下に貼るだけで足先を温めてくれるので、

つま先の冷えを防止する事ができますよ。

 

また粘着シート付きなので靴の中でズレる事もありません。

また足先は冷えやすいので、「熱くなりすぎる」という事もほとんどありません。

 

足先はが冷えやすい人は、ぜひこちらのホッカイロを使ってみてくださいね。



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関連記事:720pと1080pと1080iの違いは?解像度や画素数って何なの?

まとめ

三寒四温の本来の言葉の意味は、日本の気候とあまり合致しません。

 

それは三寒四温という言葉が元々は中国や朝鮮で使われていた言葉で、

シベリア高気圧が引き起こす独特な気候を表していたからです。

 

そこで日本では三寒四温という言葉は

「冬から春にかけてだんだん暖かくなる」という

意味で使われるようになっています。

 

三寒四温の時期は気温が安定しないので

服装の調整が難しいですが、うまくオシャレを楽しんでくださいね。