土用の丑の日と言えばうなぎというのはもはや常識ですよね。

この日が近づくとスーパーやデパートでは一斉にうなぎが売り出されます。

 

でも、なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったんでしょうか。

また、土用の丑の日は平賀源内が起源とされていますがそれは本当なのでしょうか。

 

そこでここでは、土用の丑の日の意味や平賀源内が起源なのかについて説明します。

土用の丑の日と平賀源内の関りについて知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。



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土用の丑の日とは?

土用の丑の日が平賀源内が起源なのかどうかの前に、

まずは、土用の丑の日とは何なのか、またその意味について解説します。

 

「土用の丑の日」という言葉はよく聞きますけど、

よく見ると「土用」と「丑」ってどちらも見慣れない漢字ですよね。

それぞれどんな意味があるのでしょうか。

 

まず「土用」の方から見ていきます。

 

土用とは、二十四節気と呼ばれる暦に関係しています。

日本には古くからの暦で二十四節気というものがあり、

1年を24の季節に分けてそれぞれに呼び名をつけています。

 

その中に

春の始まりの期間を表す立春、(2月4日頃~2月18日頃まで)

夏の始まりの期間を表す立夏、(5月5日頃~5月20日頃まで)

秋の始まりの期間を表す立秋、(8月7日頃~8月22日頃まで)

冬の始まりの期間を表す立冬(11月7日頃~11月21日頃まで)

があります。

 

どの日付も「頃」とついているのは、

二十四節気は毎年変化する太陽の動きで季節の期間を決めている為

毎回少し日にちがズレる為です。

 

ところでその昔、日本は中国から伝来した

「すべての物は木・火・土・金・水で構成されている」という

五行思想を信仰していました。

 

そこで季節もこの五行思想に当てはめて、

春を木、火を夏、金を秋、水を冬で表しました。

 

ここまで見ると、「あれ?土がない?」と思いますよね。

 

その通り、そもそも五行思想は5つなのに季節は4つしかありません。

余った土はどうするのでしょうか。

 

実は土は、春と夏の間、夏と秋の間、秋と冬の間、そして冬と春の間という

「季節の境目の季節」という持ち場になったのです。

 

昔から「季節の移り目は体調を崩しやすい」というように、

季節の境目はそれなりに注目されている時期でした。

 

その証拠に、日本では季節の移り目の時期に

無病息災を願ったりや穢れを払ったりする伝統行事はとても多いです。

 

ですからそのような行事を行う上でも分かりやすいように、土がそこに入ったんですね。

 

さて、そこでこの季節の境目を表す土と

先ほど説明した季節の境目の暦である「立春、立夏、立秋、立冬」が

関係してくるのですが、土用と言うのは

「立春、立夏、立秋、立冬」が始まる前の18日の期間を指します。

 

こう考えると、土用と言うのはまさに「季節の境目」ですよね。

 

今は土用の丑の日と言えば「夏にうなぎを食べる日」というイメージがかなり強く

ついてしまっているので、土用という言葉自体に「夏」を連想してしまいますが

実は土用には春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用と計4回もあるんです。

 

では次に「丑」について説明します。

丑と言えばね~うしとらう~…でもお馴染みの十二支ですよね。

 

その通り、土用の丑の「丑」とは干支の丑の事です。

ただ、ここで使われる丑は誕生年と絡める干支とはちょっと違います。

 

日本では昔、その十二支と

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10からなる十干(じっかん)を組み合わせた

六十干支(ろくじっかんし)が日付を表すのに使われていました。

 

具体的には十干と十二支がそれぞれの並び順にペアになっていき、

「甲子(きのえね又はこうし)」、「乙丑(きのとのうし又はいっちゅう)」…

という風に示されていき、60番目まで来たらまた「甲子」に戻ります。

 

ちなみに高校野球で有名な野球場で甲子園(こうしえん)がありますが、

これはこの野球場ができた大正13年の8月1日という日が

60年ぶりに六十干支が一周し最初に戻ってきた甲子の日付だった為

「甲子」園と名付けられました。

 

話はそれましたが、

土用の期間である18日間の中に入ってくる「丑」が付く日を、土用の丑の日と呼ぶんです。

 

さらにいうなら十二支は12で一周する一方で土用の期間は18日間ありますから

タイミングが合えば丑の日が2回来るときもあります。



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土用の丑の日の意味は?

土用と丑が何を表すかについては分かりましたが、「土用の丑の日」とは

ただ日付を表すものだけではなくもはや熟語ですよね。

 

「土用の丑の日」という言葉自体にはどんな意味があるのでしょうか。

 

上記でも書いた通り、土用と言うのは季節の変わり目の期間の事です。

 

そして季節の変わり目は今と同じく体調を崩す人が多かった為、

「土用には精のつくものを食べよう」という風習がありました。

 

さらに、土用の中の「丑(うし)」の日に

「う」のつくものを食べれば効果倍増という迷信がくっつき、

特別に行事食を食べる日として「土用の丑の日」という固有名詞が生まれました。

土用の丑の日は平賀源内が起源?

「土用の丑の日は平賀源内という人が起源である」というのはチラホラ聞く言葉ですが、

それは本当でしょうか。

 

正解は半分本当です。

 

土用の丑の日自体は、日本に古くからある暦なので平賀源内が作った訳ではありません。

また、土用の丑の日に何か食べる、

詳しく言うと「う」のつくものを食べるという風習も昔からありました。

 

昔はうのつくものとしてうどんや梅干しなどを食べていたそうです。

 

では平賀源内は何をしたのかというと、

この日に新たにうのつくものとして「うなぎを食べる風習を作った」のが

平賀源内だとされています。

 

では、平賀源内はどうやってその風習を作ったのでしょうか。

 

時は江戸時代、今でこそ「高級」と言われているうなぎですが、

昔はたくさん取れたので街の人々にとってはうなぎは割と身近な食べ物でした。

 

ですがいくら手軽な食べ物と言えども、さすがに暑い夏は冷たい食べ物が好まれます。

エアコンもない時代に、あえてアツアツのうなぎを食べる人は少なかったそうです。

 

夏だけはどんなに頑張っても商売があがったりという事で

とあるうなぎ屋が平賀源内に相談しました。

すると平賀源内は

「今日はちょうど丑の日ではないか。うなぎも「う」が付くからそこをPRして売り出せ」

とアドバイスしたそうです。

 

そうすると夏にも関わらずうなぎが爆売れし

その後土用の丑の日と言えばうなぎが挙がるようになったそうです。

平賀源内の劇的な広告アドバイスで、うなぎは一気に広まったんですね。



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土用の丑の日にはうなぎを食べよう♪

ここでは土用の丑の日におすすめのうなぎを紹介します。

うなぎが食べたくなった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

国産なら鹿児島産がおすすめ!

 

国産のうなぎが食べたいという方におすすめなのが、こちらの鹿児島産のうなぎです。

スーパーなどでもよく見かける鹿児島産のうなぎですが、

実は鹿児島はうなぎの生産量が日本一なんです。

 

たくさん取れるので、ほかの産地のうなぎよりも

やや安めで手が出しやすい価格になっていますよ。

 

国産のうなぎを食べたい方はぜひお手軽な鹿児島産をおすすめします。

 

子供やお年寄りにおすすめ!刻みうなぎ

 

こちらは細切れになったうなぎです。

小さくて食べやすいのでお年寄りの方や子供でも楽に食べる事ができますよ。

 

また業務用という事で値段は安く・量は多くと大変お得なパックになっています。

定食屋でうなぎを注文すると、

どうしても高くついてしまいたくさんは食べる事ができませんよね。

 

ですがこちらなら安く済ませる事ができるので

うなぎを思いっきりたくさん食べたいという方にもおすすめのうなぎですよ。

 

訳ありうなぎならコレ!

 

うなぎといえば綺麗に開きになっている物をイメージしますよね。

 

日本では例え味が同じでも食品の見た目も重要視されますので、

見てくれが悪いものや見栄えの悪い切れ端なんかは

問題なく食べられるにも関わらず捨てられてしまいます。

 

それではもったいない!という事で

そんな訳ありうなぎを集めたのがこちらのうなぎです。

 

こちらはうなぎの蒲焼を作った時に出る切れ端を集めた商品で、

訳ありな分、量が多く値段は安く抑えられています。

 

味は勿論正規品と全く同じなので問題ありません。

「料理は見た目よりもやっぱり味が大事でしょ!」という方は

ぜひこちらを選んでみてくださいね。



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関連記事:お中元のお礼状が遅れた場合の例文や書き方を詳しく解説!

まとめ

季節の変わり目はなんとなく体調が悪く食欲も落ちがちですよね。

そんな時は土用の丑の日を思い出して、ぜひうなぎを食べてみましょう。

 

200年も平和に栄えた江戸時代。

 

江戸時代の人もこうしてうなぎを食べていたんだなあと思いながら食べると、

江戸時代の活気あふれるパワーがもらえるかもしれませんよ。