茶道をまったくかじったことがないという人でも、

表千家と裏千家という流派があることくらいは

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

中学や高校に茶道部があるところも多いので、

少しは知っているという方もいるかもしれませんが、

じゃあ何が違うの?と聞かれてもすぐに答えるのは難しいものです。

 

茶道は日本の伝統文化なので、知っておいて損はありません!

簡単に表千家と裏千家の違いをまとめてご紹介しますので、

ぜひこの機会に、知っておきましょう!



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表千家と裏千家の違いは泡や作法、道具にあった?

茶道の世界は非常に奥が深く、

とっつきにくいというイメージがありませんか?

実際に奥が深いのは確かですが、

表千家と裏千家の違いに関しては、知ってしまえば意外とシンプル!

まずは、表千家と裏千家の違いを簡単に紹介していきます。

 

ひとつ目は、泡。

泡を見ただけで、そのお茶がどちらの流派で点てられたものか分かるんです!

裏千家は、お茶の表面が細かい泡で覆われています。

イメージとしてはカプチーノのようになっていると言ったほうが

わかりやすいでしょうか。

 

一般的に想像する「抹茶」のイメージかもしれませんね。

裏千家の手法で点てた抹茶は、泡の効果でまろやかな味わいになります。

 

それに対して、表千家はどうでしょうか。

裏千家のように泡は立てず、お茶の表面には泡のない部分もできます。

そのため表千家のお茶は、よりダイレクトに抹茶の味を感じることができます。

 

ちなみにお茶碗をお客様に出す際の回し方にも違いがあり、

裏千家の場合には時計回りにまわしますが、

表千家の場合には、反時計回りに2回と決まっています。

 

まずこの泡が非常に大きく、そして分かりやすい違いです。

意外と簡単!と思った方も多いのではないでしょうか。

そして次に挙げられる違いは、作法です。

 

茶道の用語では、お茶を点てる作法のことを「点前」と言います。

(手前という言い方をすることもあります)

先ほどの泡のように素人が一目で分かる違いではないかもしれませんが、

裏千家の場合には、メリハリを大切にした動きが見られます。

一方で、表千家は自然に流れるような動作をします。

 

ポイントとしては、帛紗(ふくさ)という茶器を扱うときに使う布の

さばき方にその違いを見ることができます。

裏千家の場合には、帛紗を広げたり畳んだりする際に一瞬、間をとります。

しかし表千家の場合には、一度帛紗をさばき始めたら、動きを止めません。

スイスイと最後まで進んでいくのが特徴です。

 

これは初心者にとっては、かなり見極めるのが難しい違いですね。



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では、最後にもうひとつ見て分かる違いをご紹介します。

それは、先ほど出てきた帛紗という道具です。

 

これはすぐに目に付く違いです。

女性が使う帛紗は、裏千家の場合には赤色、表千家の場合には朱色を用います。

ちなみに男性が使う帛紗はどちらの流派も、紫なのでお茶を点ててくださる方が

男性だった場合にはすぐには見分けが付かないかもしれませんね。

 

ここでご紹介した表千家と裏千家の違いは、比較的目に付きやすかったり

分かりやすい違いでした。

もっと細かな違いまでご紹介すると、表千家の場合には部屋に入るときは左足から

そして裏千家の場合には、右足から部屋に入ります。

 

そして歩き方にも違いがあり、一畳を6歩で歩くのが表千家、

裏千家は一畳を4歩で歩くという動作の決まりがあります。

このレベルになってくると、実際にお茶のお稽古をしている人が

勉強していることなので、素人にとっては判別するのは難しいですね。

 

茶道に興味を持ち、習ってみたいけど何から準備していいか分からない、

どこで道具を揃えていいか分からないという方におすすめなのが、

初心者に必要なものが揃った入門セット。

 

帛紗はもちろん、懐紙入れや楊枝サヤ入れなどが揃います。

女性ならはやり柄や色など、可愛らしいものがいいですよね。

統一された柄で揃えられるので、見た目にも華やかです。

こちらは裏千家のものなので、習う流派によって違いがあるので

そこだけは注意して購入しましょう!



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そもそも表千家と裏千家の由来は?

表千家と裏千家の違いは大まかに分かりましたが、

そもそもどうしてこのように流派が分かれたのでしょうか?

しかも「表」と「裏」という言い方もちょっと気になりますよね。

せっかくなので、表千家と裏千家の由来も知っておきましょう!

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、この流派のはじまりは千利休です。

しかも表千家と裏千家だけではなく、武者小路千家という流派もあり、

一般的に三千家という言い方をします。

この三千家は、千利休のひ孫にあたる4代目の世代に誕生しました。

 

それぞれの流派を興したのは、表千家は正式な跡取りであった

江岑宗左(こうしんそうさ)という人物で「不審庵」という茶室を継いでいます。

そして宗左自身は、不審庵の裏手に「今日庵」という茶室を作り、

それは、弟の宗室(そうしつ)が継ぎ、これが裏千家になりました。

表千家の裏側にあったことから、裏千家という名前が付いたのはおもしろいですよね。

 

そして、武者小路千家は漆屋に養子に出されていた宗守(そうしゅ)も

茶人として生きることに決め、武者小路千家を興しました。

武者小路千家の名前の由来も、今日庵より少し離れたところにある

武者小路という道沿いに官休庵(かんきゅうあん)という茶室があったことから

武者小路千家と呼ばれるようになりました。

 

このように三千家が誕生しました。

つまりはみんな兄弟で、そこから流派を興したということですね。

 

しかし、現在では裏千家が流派の中で最大です。

この理由としては、裏千家の当主が明治時代や戦後に茶道の普及活動を積極的に行い、

学校教育に取り入れられるようにしたなどの要因があります。

そのため学校の部活などでは、裏千家の作法が採用されているところが多いんですよ。

 

それに対して、表千家は古くからの作法を守っている流派で、

裏千家ほどの華やかさはありませんが、わびさびの心を味わうことができます。

武者小路千家は何度か消失と再建を繰り返していることもあり、

その度に従来の無駄な部分を省いてきたため、「合理的」という特徴があります。

 

いきなり茶道を始めるのには、まだ躊躇があるという方は

まずはDVDを見て、茶道の基本を習ってみてはいかがでしょうか?

 

茶室での振舞い方や、会話の流れ、道具やお菓子についてなど

色々な事項に関して学ぶことができますよ!

実際の場面ではなかなか質問しにくい、基本的なことから知れるので

気楽に茶道に触れることができます。

 

実際に茶道を始めてみて気になってくるのが、膝のくすみ。

茶道だけでなく、着物のお稽古などでも気になる方は多いでしょう。

そんな時におすすめなのが、こちらの膝サポーターです。

 

パッドが入っていないため、薄手で着物の上から目立たないのが嬉しいですよね!

しかも通気性もいいので、夏場でも蒸れが気になりません。

お稽古だけでなく、旅館や料亭などで働く方にもおすすめしたい商品。

膝をつくことが多い職業の方には最適ですよ。



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関連記事:パンドラの箱とは?意味や中身・使い方について詳しく解説!

まとめ

いかがでしたか?

表千家と裏千家の違いはお分かりいただけたでしょうか。

思っていたより難しいことはなく、茶道に興味を持った方もいるかもしれませんね。

 

茶道を始めると、道具に凝ったりもしくは着物に興味が出てきたりと、

どんどん日本の文化に親しみが持てるようになるでしょう。

どれも世界に誇れる日本の文化なので、まずは気軽に始めてみましょう!



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