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夏の挨拶の代名詞、暑中見舞い。
メールなどで気軽にやり取りすることが
増えている昨今ですが、
「ハガキに文字を書いて送る、季節の便り」
でもあるこの暑中見舞いは大事にしたい日本の習慣の
ひとつですよね。
とはいえ、先生が生徒や子供に送る暑中見舞いとなると、
その量や、内容、書き方などに戸惑うことも多いことと思います。
そこで今回は、先生から生徒や子供たちに送る暑中見舞いの書き方などを
詳しく解説したいと思います。
文例も紹介しますので合わせてチェックしてみてください。
きっと今年の暑中見舞いはスムーズに書けるはずですよ。
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Contents
先生から生徒・子ども送る暑中見舞い、出す時期は?
一般の暑中見舞いを出す時期は梅雨が明けた7月の初旬から
お盆が始まる前くらいまでとされていますよね。
具体的には7月8日前後くらいから立秋の8月7日くらいまでに
出すとされていて、その時期を過ぎると残暑見舞いとなるそうです。
先生の場合は、生徒が夏休みに入ってから出すことが
一般的なようですが、生徒が夏休みに入っても、先生達は
仕事に追われていたりもしますよね?
焦って書いて雑な暑中見舞いになってしまった、
文面は暑中見舞いとしたのに
暑中見舞いの時期に間に合わなかった、
などのミスがないように
余裕を持って準備をすることが大切です。
暑中見舞いは親御さんも見るものですよね、
「あら、先生、常識が無いわね」などとならないように
注意をしましょう。
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先生から生徒・子どもへ送る暑中見舞い、書き方のポイントは?
暑中見舞いを出す時期がわかったところで
いよいよ、暑中見舞いの書き方のポイントを
いくつか見ていきましょう。
葉書の表面と裏面とにわけて解説していきますね!
暑中見舞いの表面の書き方
まずは、暑中見舞いの表面から見ていきましょう!
「え?表面なんて宛名を書けばいいのでは?」と
思ってしまうところですが
宛名と言っても相手は生徒や子供です。
様?くん?ちゃん?迷いませんか?
また、生徒や子供の名前だけでいいのか、
親御さんの名前も書いたほうがいいのか、
なども悩むところです。
答えとしては、
幼稚園や保育園の場合は子どもの名前をひらがなで書き、
「くん」や「ちゃん」とつけるといいそうです。
小学校なら名前は漢字で書いても大丈夫ですが、
低学年は「くん」や「ちゃん」高学年なら「様」にするのが
いいかもしれません。
また、宛名に親御さんの名前を書くかどうかについては、
通常であれば、生徒や子供の名前だけ書けばいいそうです。
ただ、丁寧にかしこまったかたちで暑中見舞いを送りたい場合は
書いたほうがいいようですよ。
また、先生自身の名前や住所も
もちろん暑中見舞いには書いていきますよね?
そのハガキの枚数・・けっこう大量なのではありませんか?
生徒や子供の名前や裏面は丁寧に手書きをするとして、
ご自身の名前や住所はこんなスタンプでちょっと楽に
済ませてはいかがでしょうか!
可愛いイラスト付きの住所スタンプです!
こういうちょっとした可愛いイラストに
子供たちのテンションって、上がったりしますよね!
新学期に
「せんせいの じゅうしょ かわいいね」
なんて言われるかもしれませんよ!
ちょっと高学年の生徒さん宛だったら
イラスト無しのシンプルなものもありますよ!
こちらはスタンプ台を使って捺印するのではなく、
インクが内蔵されている浸透印なので
まるで印刷したかのようにきれいに捺印できますよ。
生徒や子供の年代に合わせて選んでみてくださいね。
暑中見舞いの裏面の書き方
暑中見舞いの表面がイメージ出来たらいよいよメインの裏面を
考えていきましょう!
生徒や子供に送る暑中見舞い、裏面のレイアウトとしては
可愛い感じにするのがおすすめ!
特に幼稚園や小学校低学年の子どもの場合、
難しい文章を多く書いても伝わらないですよね!
なので、文章をメインにするよりも
イラストやシール、スタンプなどを使って
暑中見舞いのレイアウトを可愛くして、
子どもが喜びそうな暑中見舞いにしていきましょう!
子どもって動物や生き物が大好きですよね!
こんな可愛い金魚さんに暑中見舞いのレイアウトを
手伝ってもらうのはいかがですか?
涼しげな金魚さんたちのイラストが可愛い
暑中見舞いのポストカードです。
きっと、夏祭りなどで金魚を目にするはずなので
大いに喜んでくれそうですよね!
また先生ご自身の顔写真入りの
ポストカードを手作りするのもおすすめ!
吹き出し風にして暑中見舞いの言葉を添えるのも
楽しいですよ。
久しぶりに先生の顔を見て
「早く会いたいな」
そう、思ってくれたら嬉しいですよね。
暑中見舞いのレイアウトを考えたら
次に文章を構成していきますよ!
生徒や子どもはもちろん、
親御さんも喜ぶ暑中見舞いにしていきましょう。
文章の内容や書き方の構成としては
1.「暑中お見舞い申し上げます」などの挨拶の言葉
2.生徒や子どもの体調や様子を伺う言葉
3.先生の近況
4.生徒や子どもへの体調の気遣いの言葉
5.会えることを楽しみにしているという言葉
6.平成○○年○月(日にちを入れる必要はない)
とするといいです。
特に、「会えることを楽しみにしている」
などの言葉は、夏休みが明けて
学校に行くことを嫌がる生徒もいるので
親御さんにとっても心強い言葉になるようですよ。
この構成を基本に、その生徒や子ども宛てに
その子にしかわからない個別のメッセージを添えれば
きっと喜んでくれるはずですよね。
定型文ではない特別な感じはやはり嬉しいものです。
とはいえ、親御さん同士で暑中見舞いの話しをした時や、
何かの拍子に自分の子供以外に宛てられた
先生からの暑中見舞いを見た時に
「うちの子供の方が、文章が短い」
などと、なる場合も稀にあるようなので
出来るだけ、同じくらいの言葉を
添えるようにすることも大切ですよ。
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先生から生徒・子どもへ送る暑中見舞い、文例をご紹介!
生徒や子どもに送る今年の暑中見舞い、
だいぶイメージが具体化してきましたか?
恐らくたくさんの枚数になるので大変な事と思いますが、
どうせ送るのなら心を込めて楽しい暑中見舞いを
送るようにしましょう!
最後に暑中見舞いの文例をいくつか紹介していきますね。
幼稚園、小学校低学年、小学校高学年、中学校の生徒と
年代別に分けて紹介していきますので
ぜひ参考にしてくださいね。
先生から幼稚園の子どもに送る暑中見舞いの文例
○○ちゃん、げんきにしていますか?せんせいは げんきいっぱいに なつやすみを すごしています。
まいにち あついけど なつバテしないように
きをつけて げんきに すごしてね。
また たのしく ようちえんで ○○ちゃんと あそべることを
たのしみに しています。
へいせい○○ねん ○がつ
幼稚園の子供の場合はまだ漢字は読めないものの
ひらがなについては意欲的に読もうとする年齢です。
暑中見舞いの挨拶など難しい形式にとらわれずに
素直に子供に語りかけるような文章がいいようです。
親御さんと一緒に先生からの暑中見舞いを読んで、
楽しい気持ちになってくれたら嬉しいですよね。
先生から小学校低学年の生徒に送る暑中見舞いの文例
しょちゅうおみまいもうしあげます。
○○くん 小学生になって
はじめての夏やすみ たのしく すごしていますか?
先生は このまえ かき氷を 食べました。
とっても おいしかったよ。
○○くんも からだに きをつけて
たのしい 夏やすみを すごしてね。
にがっきには また げんきな ○○くんの
かおを みせてね たのしみに しているからね。
平成○○ねん ○月
小学校低学年になると
少しずつ使える漢字が増えてきますよね。
とはいえ、まだまだ親しみを込めて書くことがいい年代です。
形式ばった言葉よりも、「夏に出すお手紙」のような
感覚がいいのかもしれませんよね。
先生から小学校高学年に送る暑中見舞いの文例
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いていますが
元気に夏休みを過ごしていますか?
宿題は進んでいますか?
先生も夏休みの課題図書は読んでみましたよ。
宿題は計画的に終えて
楽しい夏休みを過ごしください。
体調には十分気を付けてくださいね。
また2学期に会えることを楽しみにしています。
平成○○年 ○月
小学校も高学年ともなると遊びや勉強と自分で計画的に
夏休みを過ごす必要があります。
なので、そこをアドバイスするような暑中見舞いにするといいそうです。
先生の顔がチラついて宿題のピッチがあがるかも
しれませんよね!
そんな様子を思い浮かべながら暑中見舞いを書くのもまた
楽しいかもしれませんね。
先生から中学校の生徒に送る暑中見舞いの文例
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いていますが、
元気に過ごしていますか?
部活に勉強や宿題にと充実した時間を
過ごしていることと思います。
先生も暑さに負けず毎日頑張っています。
残りの夏休みも体調に気を付けて
元気に過ごしてくださいね。
次の登校日に会えることを楽しみにしています。
平成○○年 ○月
中学生ともなればかなり自立心も芽生えてくる頃なので
大人と同等な形式ばった堅い文章でも問題ないです。
中学生の夏休みは、部活動に励む生徒も多くいますよね、
そんな生徒多たちに個別に労いの言葉を添えると
喜ばれるかもしれません。
体も心もどんどん成長していく時期でもあります。
夏休が明けて一回り大きくなった生徒さん達の姿を想像しながら
暑中見舞いを書くのも素敵な時間になりそうですよね。
まとめ
暑中見舞いを先生から生徒や子どもへ送る際の文例や書き方を
紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
暑中見舞いの構想は出来てきましたか?
出す時期など、きちんと押さえておかなければならないところも
もちろんありますが一枚一枚心を込めて書くことが
一番大切なのかもしれませんよね。
先生のその優しい気持ちがしっかりと生徒さんや子どもたちに
伝わることを祈っています。
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