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同じ大根でも場所によって味が異なることは知っていますか?
大根の上下でどっちが辛いのか、
知っておかなければカット大根などを買って料理するときに
思った味と違う!なんてことになりかねません。
料理に合わせて上下どっちを使うか判断できると、
ちょっとお得な気分にもなりますよね。
そこで今回は、大根の上下でどっちか辛いのか、
そしてその理由はなぜなのかということについて解説していきます。
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大根の上下の部位ではどっちが辛い?向いている料理を解説!
大根の上下の部位で辛さが違うということまでは知っていても、
いざ上下のどっちが辛いのか考えてみると分からなくなることってありますよね。
大根の上下で辛いのは、ずばり下の部位です。
また、繊維質もかなりしっかりしており、
上の部位に比べて水分が若干少なくなっています。
向いている料理としては、まずは漬け物が挙げられます。
繊維質はほどよい歯ごたえとなり、辛みもアクセントの一つになります。
加熱しないので、大根に含まれるビタミンなどが
破壊されないというのもメリットの一つです。
また、味噌汁の具に使うのも辛い部位のおすすめ調理法です。
味噌質に入れることで、足りない水分を補いながら辛みも抑えられます。
ちなみに、大根の辛みはすり下ろすことでより強く出るので、
下の部位を大根おろしにすると辛みの際立った大根おろしができます。
辛い大根おろしが好みな方は、あえて下の部位をすり下ろすと良いでしょう。
・愛着道具 エッチング軽い力で大根おろし(容器付)
焼き魚や豆腐のお供に欠かせない大根おろしを楽々に作れる容器付きのおろし器です。
シャープな切れ味の特殊加工のステンレス刃と
若干の傾斜が付いた受け容器のおかげで、
ほとんど力を入れなくてもすり下ろすことができます。
きめ細やかなふわふわ食感の美味しい大根おろしを作ってみて下さい。
反対に、葉に近い上の部位は甘いのが特徴です。
水分も多く柔らかいので、生のままサラダなどで召し上がるのがおすすめです。
辛い大根おろしが苦手な方や子どもに出す分などは、
上の甘い部位をすり下ろすと良いでしょう。
・和田商店 ニコットピーラー細千切り
野菜の細千切りが素早く簡単にできる縦型ピーラーです。
縦にも横にも刃があり切れ味も抜群ですので、
包丁では面倒な刺身のツマなども、あっという間にできちゃいます。
ゴムグリップには滑り止めも付いており、しっかり握れて安全性も高いです。
大根サラダなどで大量に細千切りが欲しいときなどには、非常に重宝する一品です。
もちろん、キュウリや人参など大根以外の野菜にも使えるので、
一つあれば時短料理のレパートリーに幅が出るでしょう。
上下の中間の部位はそれぞれの特徴を少しずつ持っています。
下の部位に比べると辛みも少なく水分も多いですが固いので、
おでんや煮物と言った熱を入れる料理に使うのがおすすめです。
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大根に甘い部位、辛い部位がある理由はなぜ?
葉に近い上の部位が甘い、先端に近い下の部位が辛いということを学んだところで、
そもそもなぜ大根は上下で甘い・辛いと異なる味になっているのでしょうか。
その理由について解説していきます。
下の部位が辛い理由としては、大根の成長過程が関係しています。
大根は地中で育つ野菜ですが、
下へ下へと伸びていく時に先っぽが虫などにかじられてしまっては困りますよね。
大根は、自らの身を守るために、下の部位ほど辛みが強くなるように進化したのです。
大根を食べる我々にとってこの「辛み」は時に厄介な成分と感じることもありますが、
実は辛み以外にも風邪予防や代謝向上、抗酸化作用など
身体にとって嬉しい効果もたくさんあるのです。
収穫後は徐々にこの成分が減っていくので、
積極的に摂りたい場合には買ってからなるべく早く食べることをおすすめします。
大根の上の部位になるほど辛みが抜けて甘く感じる理由は、
上の部位ほど時間の経過が進み辛み成分が少なくなっていることと、
太陽光をより浴びることで甘みが増してくるからだと考えられています。
また、寒い時期の大根ほど甘いのはなぜかと言うと、
寒さから身を守るために糖分をたっぷり溜め込む性質があるからです。
大根の旬が冬だと言われる理由でもありますね。
春大根や夏大根などと呼ばれながら一年中市場に出回っている大根ですが、
季節や部位によって甘い・辛いという味の変化が大きいのがわかったかと思います。
どんな料理で使うのかなど自分の目的とする味の大根を探せるようになると
食卓も一層良いものになるでしょう。
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美味しい大根の選び方を紹介!
大根の上下でなぜ味が違うのかの理由がわかったところで、
最後に簡単に実践できる美味しい大根の選び方を紹介します。
スーパーでたくさん並んだ大根があっても、
いくつかのポイントを押さえておけば誰でも目利きできますよ。
まず一本丸々での見分け方ですが、
見た目は色の白さを大事にしましょう。
葉に近い方の緑色とコントラストがついているものが、新鮮でおいしいです。
また、触ったときに固くハリがあるとなお良いです。
表面のひげ根の穴もポイントで、まずはひげ根の穴の量を見てください。
管理の行き届いた栽培環境では、ひげ根が少なくなめらかな表面に仕上がります。
栽培環境が悪いほどひげ根もたくさん生えてきますので、表面も凸凹しています。
また、どのようにひげ根の穴が並んでいるかも大事なポイントです。
歪みなく一直線に並んでいると大根がキレイにまっすぐ成長できたという証です。
逆にひげ根の列が曲がっていると、
土中にある石などの塊によってスムーズに成長できなかったと考えられます。
大根は成長時に受けるストレスが少ないほど辛みが抑えられるので、
使う料理や好みに合わせてひげ根の列を見て選ぶと良いでしょう。
また、二股などになっているものなどは、見た目的には面白いのですが
あまり良い土で育ってない証なので、おすすめはできません。
カット済みの大根の場合は、切り口がチェックポイントです。
みずみずしくてきめ細かいものが、新鮮で美味しい大根と言えます。
内部が割れているようなものは、成長しすぎてしまった大根になります。
葉がカットされていれば、その断面も見てください。
もし中がスカスカだったら(「す」と言います)鮮度が落ちている証拠です。
・安うま食材使い切り!vol.14もっと!大根使い切り!
大根を一本丸々買うと、安いけど余らせてしまう…なんて方におすすめの1冊です。
新鮮なうちに丸ごと美味しく食べきれるアイディアレシピがたくさん載っています。
ご飯が進むおかずから、作り置き、小鉢の一品やサラダ、汁物まで
大根料理のレパートリーが一気に増えること間違いなしです。
ワンコインでおつりがくるほどの格安レシピ本ですので、
ぜひこの機会にお求めになってみてはいかがでしょうか。
関連記事:保温弁当箱の使い方!おかずやご飯の詰め方は?保冷もできる?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大根の上下でどっちが辛いのか、
なぜなのかという理由も含めて覚えておくと、
いざというときにど忘れもしにくいのではないかと思います。
葉に近い上の部位は太陽の恵みをしっかり受けて甘く、
下に行くほど害虫に負けずに育つために辛くなっています。
どっちが辛いんだったかな、と迷ったときには
そんな大根の成長過程を思い浮かべたら、思い出せるはずです。
ぜひ、料理に合わせて最適な大根を目利きできるようになってくださいね!
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