身近な方が火災による被害でつらい思いをしているときには、

火事見舞いを贈ることで、相手を気遣うことができます。

 

最近では、火災自体があまり起こることではないので、

火事見舞いに関する基本的なマナーもあまり広く知られているとはいいがたいです。

現金を包むのし袋の書き方一つとっても、わからなくて困る方が多いと思います。

 

そこで今回は、火事見舞いののし袋の書き方について解説していきます。

表書きと裏書きの金額の書き方まで詳しくまとめたので、

これを読めば火事見舞いののし袋の疑問は解決です。

 

渡すタイミングや金額の相場も紹介しているので、

火事見舞いを贈る際にはぜひ参考になさってください。



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火事見舞いののし袋の選び方と渡すタイミングは?手紙は同封するべき?

火事見舞いを包むのし袋には、

火事を連想させる赤を用いないというのがマナーになっています。

そのため、赤線の入ったのし袋、紅白の結び切りのあるのし袋は

火事見舞いには不適当となります。

 

火事見舞いののし袋は、あまり深く考えずに白封筒で良いです。

水引ものしも必要ありません。

 

無地千円袋

白封筒で良いと言っても郵便番号の欄があるものも多く、

純粋な白封筒は意外と少ないです。

欲しいときに売っているところが見つからない!ということもあるので、

何枚か家に備えておくといざというときに安心かと思います。

 

 

また、火事見舞いを渡すタイミングですが、

火災直後よりは少し落ち着いた頃合いが良いでしょう。

やはり火災直後は精神的な動揺もありますし、

様々な事務手続きや復旧作業に追われているものです。

 

そんなときに火事見舞いを渡してしまうと、

挨拶やお返しのことでさらに気を遣わせてしまいます。

ほとぼりが冷め、普段の生活を取り戻し始めるころが適当なタイミングです。

 

ちなみに、火事見舞いは現金で渡すのが一般的です。

もちろん物品でもダメだというわけではないですが、

その際は相手の火災の状況に合わせて慎重に選ぶ必要があります。

 

例えば、生活必需品を大半失ってしまうような火事だった場合には、

不足している物品を火事見舞いとして送るというのは良いでしょう。

また、食料品なら生鮮ではなく日持ちのするものにし、

赤ちゃんがいる家庭なら紙おむつなどが無難です。

 

変に凝った贈り物などは、不必要だった場合に迷惑になるので、

火事見舞いは現金か本人が必要だと公言しているものにするのがマナーです。

 

手紙に関しては、同封しなければならないということはありません。

もちろん手紙がある方が丁寧な印象になりますが、

直接渡す機会があるならその時に一言添えればそれで十分です。

遠方に郵送する場合などでも、

電話やメールなどでお見舞いの言葉をかけるようにすれば良いでしょう。

 

もし手紙を書くという場合には、

「相手とその家族を労わる言葉」で始め、

「元通りの生活に戻れることを願うこと」で締めるのが基本です。

また、「度々」や「色々」など同じ言葉を続ける重ね言葉や追伸を付けるといった行為は、

不幸が繰り返す、伸びるという印象を与えるとされているので、避けましょう。

 

とはいえ、手紙のマナーがどうこうというよりは、

書いた本人の気持ちが一番ですので、

難しいことは考えず正直な想いを綴る方が、受け取った側も嬉しいと思います。

 

お見舞い・お悔み・励まし文例集

お見舞いの手紙を書きたいけど、

どうしたらよいか分からないという方におすすめです。

状況に合わせてすぐ使える文例がたくさん載っているので、

これを参考にすれば手紙も書きやすいかと思います。

 

逆にお見舞いをいただいた時の返礼についても書いてあるので、

今後逆の立場になったときにも参考になる心強い一冊です。



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関連記事:火事見舞いでかける言葉は?品物のおすすめは?

火事見舞いののし袋の表書きと裏書きの金額の書き方について解説!

それでは、火事見舞いののし袋の書き方について解説していきます。

まずは表書きですが、上段には「御見舞」とだけかけば良いです。

受け取った側からすれば、それだけで火事見舞いであることは十分伝わります。

 

きちんと書く場合には「火事御見舞」や「出火御見舞」などと書けば良いです。

ただし、これはお見舞いを送る相手が火事の火元だった場合です。

そうではなく、近所の火事で被害を受ける類焼の場合には「類焼御見舞」、

近所で火事が起きたが被害は特になかった場合には「近火御見舞」といったように、

火事の状況によって表書きの書き方は微妙に異なります。

 

どんな状況なのか聞くのが忍びない、相手の状況がよく分からない、という場合には

表書きの書き方は「御見舞」としておくのが無難かと思います。

 

そして、表書きの下段には自分の氏名を記入します。

複数名でお金を包んだ場合には連名で書いても良いですが、

中に誰がいくら包んだのかが分かる文書を同封しましょう。

また、連盟で書く場合は最大3名までとし、

それ以上になる場合には「○○一同」などとしておくのが表書きのまとまりが良いです。

 

裏書きには中に入っている総額を縦書きで記入するのが一般的ですが、

金額の書き方には「旧漢数字を用いる」というしきたりがあります。

これは、「一」を「二」や「十」などに書き換えられないようにするという意味があります。

もちろん、送った相手やその周囲の人を疑っているという意味ではなく、

あくまでも慣習としてのルールです。

 

ちなみに、裏書きでよく使う漢数字を旧漢数字で表記すると以下のようになります。

 

壱(一)、弐(二)、参(三)、伍(五)、拾(十)、阡(千)、萬(万)

 

そして、金額の頭には「金」を付けるので、

例えば5千円なら「金伍阡円」、1万円なら「金壱萬円」と書けば良いです。

10万円を超えると最後に「也」を付けるのが一般的なので、

「金拾萬円也」とするのが正しい金額の書き方になります。

 

ただ、旧漢数字を使わなかったからといって

変に思われるようなことはほとんどありません。

お金を包んでくれたあなたの心遣いに勝るものはありませんので、

あまり気にしすぎないのが良いでしょう。

 

ちなみに、裏書きでも横書きで記入する場合にはアラビア数字を使って書いて良いです。



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関連記事:火事見舞いの封筒の書き方!表書きや裏書について徹底解説!

火事見舞いの金額の相場はどのくらい?

最後に、火事見舞いの金額の相場を紹介していきます。

いくらくらい包んだら良いのだろうと迷ったら、参考にしてみてください。

 

当然、当事者との関係が深いほど包む金額も高くなりますが、

火事見舞いでは最低でも5000円からが相場です。

また、結婚式などの祝儀とは意味合いが異なるので、

割り切れる2万円や4万円でも問題はありません。

 

両親や兄弟といった身内の場合は3万円~10万円、

友人知人、仕事関係で5千円~3万円というあたりが大体の相場になりますが、

中でも一番多いのは1万円と言われています。

 

ちなみに、火事見舞いにもお返しの文化はありますので、

いくらお見舞いの気持ちが強くても、

相手側に変な気を遣わせないような金額にしておきましょうね。

 

ちなみに、火事見舞いの現金は新札である必要はありませんが、

あまりくしゃくしゃなものは避けましょう。



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関連記事:火事見舞いのお返しは必要なの?お礼状の文例やのしについても徹底解説!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

火事見舞いの表書きの種類など、

知らなければ正確に書くのは少し難しいことがいくつかありました。

ただ、そのあたりを多少間違えていたからと言って、

受け取った側があなたに失礼を感じることはないと思います。

 

大切なのは、相手を思いやるあなたの気持ちです。

金額の相場もあくまで参考ですので、

決して無理をしない範囲で火事見舞いを包んでくださいね。



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