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雑学・生活

香典に住所や金額を書かないのはマナー違反!薄墨を使う?書き方を詳しく解説!





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葬儀や通夜、法事などに招かれた際に

故人を偲んで霊前に供える、香典。

香典には、急な不幸で出費がかさむご遺族を

経済的に支えるという意味もあるそうです。

 

そんな香典ですが、住所や金額などを書く際

「この書き方でいいのかな?」

不安だったりしませんか?

 

そこで今回は、香典の書き方を詳しく解説!

 

そもそも、香典に住所や金額を

書かないのはマナー違反って、本当?

香典には薄墨を使うの?

正しい書き方は?

一緒に見ていきましょう。







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香典の住所や金額!香典に住所や金額を書かないのはマナー違反!

多くの方は通常、香典などには

住所や金額を書いていると思いますが

この金額や住所って、絶対に

書かなくてはいけないものなのでしょうか。

 

香典に住所や金額は必要?

書かないのはマナー違反?

 

調べてみたところ、結論としては

「香典に住所や金額を書かないのは

マナー違反ではない」そうです・・が!

 

香典を頂いたご遺族は

香典返しをするのが一般的ですよね?

この香典返しは、郵送で送ることが多く

香典袋に書かれた住所を頼りに

送ることが多いそうです。

 

その為、香典に住所や金額が書かれていると

この香典返しを送る作業が

とてもスムーズになるそう。

 

これは、実は私にも経験があるのですが

私の父が他界した時、やはり通夜や葬儀の後に

香典を頂いた方に香典返しをお送りしたんですね。

 

その際、香典に住所や金額が書かれていないと

芳名帳や住所録などでいちいち調べなければならず

とても大変だったのです。

 

香典返しの品を決める際も、香典袋に金額が

書かれていると「この方は、この香典返しで」などと

とてもスムーズでしたし、そのうえ住所が書かれていると

「この香典返しをこの住所に」と作業が進んでいくので

とてもありがたかったことをよく記憶しています。

 

なので、ご遺族のことを考えたら

香典には住所や金額は書いたほうがいいと

されているそう。

 

住所や金額を書かないのは

傷心のご遺族に余計な手間をかけてしまう為

決してマナー違反ではないものの

きちんと書いた方がいいでしょう。

 

また、故人とは縁があっても

ご遺族とは付き合いがなかった場合などは

住所が書かれていないと

「どこのどなただろう?」と、ご遺族を

悩ませてしまうことにもなるようですよ。





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香典の住所や金額!香典の住所や金額は薄墨を使って書く?

書いたほうがいいようでした。

香典は、薄墨を使って書くと言われていますよね。

 

その理由は

 

故人を悼み涙で墨が薄く滲んでしまった

急な訃報で墨をすっている時間もなく駆け付けたので薄墨なってしまった

 

などと言われていて

地域などで違いはあるものの

一般的には、通夜や葬儀では

薄墨を使って書くのがマナーとされています。

 

ただ、薄墨を使うのは通夜や葬儀の時のみ!

 

四十九日や三回忌などの法事の場合は

急な出来事ではなく、予め決まっていますよね?

その為、墨をする時間は十分にあることから

薄墨ではなく黒い墨で書くとされています。

 

とはいえ、薄墨で書くのって難しいんですよね!

外袋の名前くらいなら薄墨で書けるとしても

中袋に書く住所や金額は薄墨だと書きにくく

できれば薄墨ではないペンなどで書きたいものです。

 

住所や金額はペンなどで書くのはNG?

ペンで書くのはマナー違反になる?

これには、2通りの考え方があり

 

1、外袋を涙で滲み薄くなった墨で書いたのだから

中袋の住所や金額も薄墨で書くのがマナー

 

2、中袋に書く住所や金額は、ご遺族が読みやすく

集計しやすいことが第一だから黒墨やその他のペンで書いてもよい

 

と、言われています。

 

住所や金額はご遺族にきちんと伝わることが

最優先なので、薄墨で書きにくければ

無理せず黒墨や万年筆、サインペンで書いてもいいと

考えている方が多いようです。

 

多くの方が苦手としている薄墨ですが

最近は、苦手な方でも書きやすい筆ペンも多くありますよ!

 

パイロット 筆ペン 2役 ふたやく (慶弔用) ツインタイプ (黒・薄墨) 【ゆうパケットA選択可】

 

慶弔両方使える筆ペンです。

黒墨と薄墨、両方兼ね備えた筆ペンなのでとても便利!

 

しかもサインペン感覚で書ける筆ペンなので

薄墨が苦手な方もこれで筆上手なはずです。

頼もしい筆ペンで苦手な薄墨を克服しちゃいましょう。





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香典の表書きや名前の書き方は?

香典の外袋に書く表書きや名前は

お通夜やお葬式であれば

薄墨で書くのがマナーとされています。

 

表書きといっても、最近は印刷れているものが多いので

自分で書くことは少ないかもしれません。

 

ただ、ひとことに香典の表書きといっても

その種類はたくさんあるので

自分で書かない場合でも

どの表書きを選んだらいいのか

確認してから購入するようにしましょう。

 

仏式の場合

通夜やお葬式、四十九日までは「ご霊前」

四十九日以降は「御仏前」「御佛前」

ただし、浄土真宗の場合は「ご霊前」は使えない為

通夜もお葬式も「御仏前」。

 

キリスト教の場合

一般的には「献花料」になり、カトリックでも

プロテスタントでも使えるがプロテスタントでは「弔慰料」

カトリックでは「御ミサ料」と書くこともある。

 

キリスト教は、水引が書かれた香典袋は使用せず

十字架が書かれたキリスト教用のものを使う。

 

神道の場合

一般的には「御玉串料」で「ご霊前」「御神前」

「御榊料」と書くこともある。

蓮の花が書かれた香典袋は、仏式のみで

神道では使えない為、無地のものを使う。

 

などになるそうです。

 

香典袋の名前は、この下にフルネームで書きます。

 

夫婦で一緒に出席する場合の書き方は

夫のフルネームを真ん中に書いて

その左隣に妻の名前のみを書きます。

 

また、夫の代理で妻のみが出席している場合の書き方は

夫の名前をフルネームで書き

その左に「内」と小さく添えるように書きましょう。





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香典の住所の書き方は?

香典の表書きや名前を書いたら

次に住所の書き方を見ていくことにしましょう。

 

香典の住所は、基本的には

香典の中袋の裏側の左下に書いていきます。

 

中袋がないタイプの香典袋もあるのですが

その場合については、後の項目で解説しますので

そちらも参考にしてくださいね。

 

香典の住所の書き方は基本的には縦書きになるのですが

縦書きの場合は何丁目や番地などの数字は

漢数字を使って書くのが一般的で

‐(ハイフン)は縦に書くといいそうです。

 

漢数字の場合、ゼロをどう書くか

迷ってしまいますが、アラビア数字の「0」や

「零」ではなく、漢数字の「〇」と書くといいそう。

 

また、住所は都道府県から書くのがベターで

書けるのであれば、郵便番号や電話番号も

住所と同様に漢数字で書いておくといいそうですよ。

 

なお、香典は香典袋が縦長であることから

基本的には、縦書きで書くことが向いていると

言われているのですが、横書きが

絶対にダメというわけではないそうです。

 

もし、横書きで書く場合は住所の数字は、漢数字ではなく

アラビア数字で書くといいそうですよ。





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香典の金額の書き方は?

続いて見ていくのは、香典の金額の書き方!

金額はどのように書くのがマナーなのか

見ていくことにしましょう。

 

香典の金額は、横書きで書いた場合や

予め香典袋に横書きで金額の欄が

表記されている場合は、アラビア数字で

 

「5,000円」「金5,000円」「金5,000円也」

「¥5,000円也」

 

などと書くといいそうです。

 

縦書きで書く場合は、旧字体と呼ばれる

ちょっと難しい漢数字で書いていきます。

 

なぜ、旧字体で書くのかというと

漢数字の一や二だと線をひとつ出すだけで

簡単に改ざんされてしまう為

改ざんされにくい旧字体で書くのが良いとされています。

 

旧字体の一覧を記載しておきますね。

(4、6、9は避けられる為省略します)

 

1=壱、2=弐、3=参、5=伍

7=七(漆の場合もあり)、8=八

 

10=拾、100=百、1000=仟または阡

10000=萬

 

になり、円は圓と書く場合もあるそうです。

例えば、香典の金額が5千円だとしたら

 

「金伍仟圓」「金伍仟圓也」

 

と、書くといいそうです。

 

「也」については、

「つけない方がいい」という意見と

「つけた方がいい」という意見にわかれるそうなので

地域や親族などの習慣を確認して

書くといいですよ。

 

また、金額を書く場所についても

一般的には、中袋の表の真ん中に書くと

されているのですが、地方によっては

裏側の住所と一緒に書く場合もあるそう。

 

裏側に予め金額を書く欄が表記されている場合もあるので

香典袋や地域の習慣に合わせて書くといいそうですよ。





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中袋がない場合の住所や金額の書き方は?

香典袋といえば、たいてい中袋が

ついているイメージがありますが

実は、地方によっては中袋がない

香典袋を使う場合もあるそうです。

 

これには理由があって

中袋があることで、香典袋と中袋の

袋が2重になりますよね?

 

その為、不幸が重なり縁起が良くないと

言われていて、中袋は使わずに香典を出す

または、始めから「中袋なし」の

香典袋を使うとされているそうです。

 

その場合、表側は中袋ありの香典と同様に

表書きとその下に名前を書き、住所や金額は

香典袋の裏側に書きましょう。

 

書き方は、先の中袋の書き方と同様に

縦書きの場合は住所の数字は漢数字で書き

金額は旧字体の漢数字で書いて

横書きにした場合はアラビア数字で書いていきます。

会社の香典の場合住所は書かない?

会社の香典の場合は住所を書くのか

また、書くとしたら、会社の住所なのか

自宅の住所なのか。

会社の香典の場合の名前の書き方と

合わせて紹介していきますね。

 

会社の香典の住所の書き方

会社の香典の場合住所はどうするのか。

書くとしたら会社の住所か

自宅の住所か、悩んでしまいますよね!

 

まず、同じ会社内の場合

香典返しを会社内で直接渡すことが

出来ることもあり、住所は書かないことが多いです。

 

直接、香典返しを渡せない場合も

会社名を書いておくことで

会社の住所がわかるので書かなくてもいいそう。

 

もし、住所を書くのであれば

会社で香典を出す場合は

自宅の住所ではなく、会社の住所を書くことが多いようです。

 

ただ、会社名義ではなく、個人名義で香典を出す場合には、

会社の住所ではなく、自宅の住所を書きます。

会社の香典の名前の書き方

外袋表の下に書く名前は

会社から故人やご遺族に香典を出す場合

「会社名、役職名、名前」を書きます。

 

具体的には、右に会社名、その左隣に

役職名、役職名の下に名前を書くそうで

役職名が長くて1行で収まらない場合は

右から、会社名、役職名、名前と書いていきましょう。

 

会社から香典を出す場合であっても

会社名だけ書くということはせず

代表取締役社長の名前を書くなど

個人の名前も書くのがマナーになるそうですよ。

 

上司の代理で出す場合の香典の書き方

上司の代わりにお通夜や葬儀に参列する場合は

先の基本的な香典の書き方と同様に

右側に会社名、その左に役職名、その下に

上司の名前を書き、その上司の名前の下に

小さく「代」と書くそうです。

 

この「代」は、名前の一部と

間違えられないように書くことが大切です。

 

連名で出す場合の香典の書き方

会社だと何人かで香典を出すことも

多くありますよね?

その場合の書き方を見ていきましょう。

いくつか書き方があるようです。

 

3名まで

3名でまとめて香典を出す場合は

右に会社名、その左側にひとりずつ

名前を書いていくのですが

目上の方から順に右から書いていきます。

 

4名以上

一般的に、香典の表書きの連名は

多くても3名までとされているそうです。

 

なので、4名以上の場合は

右に会社名、その左側に代表者の名前を書き

その左側に「外3名」「外一同」

または、会社名の左側に「○○部署一同」などと

書きましょう。

 

また、このように全ての人の名前が

書けなかった場合は別紙に全員分の名前と

金額を書いて入れておくといいそうですよ。

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まとめ

香典に住所や金額を書かないのはマナー違反なのか

その書き方や、薄墨を使うのかなどを見てきました。

 

ご遺族を支える為に送ると言われる、香典です。

ご遺族の手間をとらせることのないように

心を込めて住所や金額を書いて用意するようにしましょう。

 

書かないことは失礼になっても

書きすぎて失礼にあたることはないそうですよ。