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電子レンジには、
スイッチを入れると中のお皿がクルクルと回るターンテーブル式があります。
しかし、何らかの不具合でこのターンテーブルが回らなくなってしまう事があります。
この場合、ほっといても大丈夫なのでしょうか。
それともちゃんと直した方がいいのでしょうか。
そこでここでは、ターンテーブルのお皿が回らなくても大丈夫なのか、
その対処法などについても解説します。
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Contents
電子レンジの「回る」「回らない」の違い
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/7d4b04aa597e04b7cc8998635bc52a67-4-e1557375976526-250x183.jpg)
ターンテーブルのお皿が回らなくても大丈夫なのか、その対処法などについても解説
する前に、まずは電子レンジの種類について紹介しましょう。
少し前は電子レンジと言えば中のお皿がくるくると「回るもの」が主流でしたが、
最近はターンテーブルのない「回らない」電子レンジも増えてきました。
この、中のお皿が「回るもの」をターンテーブル式、
「回らないもの」をフラットテーブル式といいます。
ではこの2つはどう違うのでしょうか。
この2つは、「電磁波の出る場所」が違います。
電子レンジは中に入れたものにマイクロ波を当てる事で物を温めますが、
ターンテーブル式は、そのマイクロ波が右側からだけや左側からだけなど、
片方の場所からしかマイクロ波が出ません。
一方フラットテーブル式は、底面からマイクロ波が出るようになっています。
底面から満遍なくマイクロ波が出るので、
フラットテーブル式はお皿が回転しなくても大丈夫なんです。
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電子レンジのターンテーブル、回らないとどうなる?
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/9283df7ab8b90cc86a7d859fd0d0d39b-4-e1557375994613-250x176.jpg)
では、ターンテーブル式の電子レンジのターンテーブルが回らないとどうなるでしょうか。
そもそもなぜターンテーブル式の電子レンジでお皿がクルクル回るのかというと、
マイクロ波が片面からしか出ないので、
そのままではマイクロ波が片面にしかあたらずものすごく温めムラができるからです。
ターンテーブルが回らないと、
中に入れたものは片側はホカホカ、片側は凍ったまま、という事もあり得ます。
つまり、ターンテーブル式の電子レンジではターンテーブルが回らないと
物をしっかり温める事ができません。
ですから、ターンテーブルが回らない場合、それを無視することはできません。
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電子レンジのターンテーブルが回らない原因と対処法は?1.中に入れたものが大きすぎる。
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/94d47e65fe5ef477a0c297d9890d61c4-4-e1557376007377-250x186.jpg)
では、ターンテーブルが回らない時はどうすればいいのでしょうか。
ここではターンテーブルが回らない場合の原因とそれに合わせた対処法を紹介します。
ターンテーブルが回らない一番多い原因が「中に入れたものが大きすぎる」です。
これは、ターンテーブルは回ろうとしている(もしくは回っている)ものの、
中にいれたものが大きすぎて電子レンジの側面にひっかかり、
結果回らないというものです。
この場合の対処法としては、3つあります。
1つめが「物を小さくする」です。
原因が中のものが大きすぎるという事なので、
側面にひっかからない程度に切ったり分けたりすれば大丈夫です。
分けた分だけ電子レンジにかけないといけないので手間は増えますが、
そのままだとかなりの温めムラができて良くありませんので、
おいしく食べたいならこちらの方が堅実です。
2つめが「物をナナメにさせる」です。
ターンテーブル式では中に入れた物が回転しないと温めムラができるので、
なんとか回転させないといけません。
まっすぐに入れた状態で回らないなら、電子レンジにかけても
大丈夫な陶器のお皿などで土台を作りナナメにしてみましょう。
ナナメにするとそれはそれで少し温めムラができますが、
回転しないよりはかなりマシです。
また土台にするものは、電子レンジにかけてもよいものかどうかしっかり確認してから
使うようにしてくださいね。
3つめが「自分で回転させる」です。
中の物を切ったり分けたりする事ができない場合は、
回転させないまま電子レンジにかけ、ある程度時間を計ったら
電子レンジをあけて自分で中の物を180°回転させ、
さらに同じ時間だけ電子レンジにかけるという手もあります。
こうすれば、右側と左側で極端なムラは出ません。
ただこちらはかなり調整が難しく、温めすぎてしまう事も多いので
できれば1の「物を小さくする」という方法がおすすめです。
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電子レンジのターンテーブルが回らない原因と対処法は?2.ゴムベルトが切れている。
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/a0337e0cb95f3171cd3efdd41ea5f233-1-e1557376025145-250x182.jpg)
ターンテーブルが回らない次の原因は「ゴムベルトが切れている」です。
側面に当たらない小さなものを入れているのに、
ターンテーブルが回らないという場合があります。
その時は、ターンテーブルのお皿をはずしてみてください。
ターンテーブルをゴムベルトで回している場合、
ターンテーブルの下にあるゴムベルトが切れてしまっている事があります。
この場合の対処法は、3つあります。
1つめが「ゴムベルトを取り換える」です。
ただ、最近はフラットテーブル式の電子レンジがかなり主流になってきていますので
ターンテーブル式の替えのゴムベルトを売っている所はかなり少なくなっています。
さらにネットで「ターンテーブル ゴムベルト」で検索すると
それっぽいゴムベルトが出てきますが、
ほとんどはオーディオ機器についているターンテーブル用ゴムベルトです。
勿論オーディオ機器用のゴムベルトを
電子レンジのターンテーブルに使う事はできませんので、
ゴムベルトをネットで買うときは、電子レンジ用なのかオーディオ機器用なのかを
しっかり確認してから購入するようにしてください。
2つめが「修理に出す」です。
これは自分でゴムベルトを取り換えるよりも確実な方法ですが、
かなりお金がかかる場合があります。
3つめが「電子レンジ自体を買い替える」です。
修理にかなりお金がかかる場合は、
思い切って電子レンジ自体を買い替える事をおすすめします。
機能自体はまだ使えるのにもったいない、と思うかもしれませんが、
ターンテーブル式の電子レンジ自体がもうかなり古いものになっています。
電子レンジとしてはまだ動いていたとしても、家電は長く使い続けると
断線したり漏電したりしてしまう可能性もありますので、ある程度使ったら
新しいものを購入する事をおすすめします。
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電子レンジのターンテーブルが回らない原因と対処法は?3.モーターが壊れている。
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/7d06bab3e2ec5b83921b7edf3f727752-1-e1557376039672-250x190.jpg)
ターンテーブルが回らない次の原因は「モーターが壊れている」です。
ターンテーブル式の電子レンジでは、ターンテーブルをゴムベルトで回している場合と
モーターで回している場合があります。
ターンテーブルに小さいものを載せているのにお皿が回らず、
お皿を取ってもゴムベルトが見つからない場合はモーターで回しています。
そしてお皿が回らない場合は、そのモーターが壊れている可能性が高いです。
この場合の対処法は2つあります。
1つめは「修理に出す」です。
さきほどのゴムベルトと違い、モーターは電気系統に深く関わる部分なので
素人が手を出すと危険です。
モーターが壊れている場合は、おとなしく電器店に修理に出しましょう。
2つめは「電子レンジ自体を買い替える」です。
またそれか、と思うかもしれませんが、家電には寿命があります。
電気という、運が悪ければ火事にも繋がるエネルギーを使っているからこそ、
不具合が起きたら買い替えも頭に入れないといけません。
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ターンテーブル式とフラットテーブル式、どっちがオトク?
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2019/05/ea1192f9e499ce2a318bf2161f882738-1-e1557376055451-250x206.jpg)
電子レンジにはターンテーブル式とフラットテーブル式がありましたが、
正直今買うならどっちがオトクなのでしょうか。
それぞれにメリットとデメリットを見てみましょう。
- ターンテーブル式
メリット:安い
デメリット:狭い、掃除がしにくい、壊れる要素が多い
- フラットテーブル式
メリット:広い、掃除がしやすい、壊れにくい
デメリット:少し高い
総合的にみると、今電子レンジを買うなら
断然「フラットテーブル式」の方がおすすめです。
フラットテーブル式はお皿がない分より大きいものを入れる事ができますし、
掃除も楽です。
特に一人暮らしだと小まめに家電を掃除する事もないでしょうから
フラットテーブル式の方がよいでしょう。
フラットテーブル式は値段だけが気になるところですが、
安いものだとターンテーブル式と2000円程度の差しかありません。
今後の手間を考えると、ターンテーブル式よりもフラットテーブル式の方がおすすめです。
・安く買い替えたいならコチラ♪
「買い替えが大事なのは分かったけど、今手持ちのお金があまりない」という人に
おすすめなのがこちらの電子レンジです。
電子レンジは良いものだと2万を超えるものもありますが、
こちらは1万以内におさまる電子レンジです。
しかもフラットテーブル式なので掃除も楽ですしターンテーブル式より節電にもなります。
電子レンジを安く買い替えたいと思っている人はぜひこちらを選んでみてくださいね。
関連記事:新しい財布をすぐ使うのはNG?寝かせる効果は?金額や方角・期間も詳しく解説!
まとめ
ターンテーブル式の電子レンジの場合、ターンテーブルが回らないというのは大問題です。
ターンテーブルが回らないと、電子レンジの最大の役割である「温める」という自体
しっかり機能しません。
ですからターンテーブルが回らない場合は原因を調べて、
しっかり対処するようにしましょう。