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雑学・生活

お賽銭のやり方!神社とお寺では違う?マナーを詳しく解説!





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初詣などで神社やお寺にお参りした時、

「お賽銭はどれぐらい入れたらいいのかな?」と悩んだことはありませんか。

 

お参りの仕方については、看板などに説明がありますが、

お賽銭の額や入れ方については、きちんと説明がないところがほとんどです。

またものすごく混んでいる時に、お賽銭を投げ入れるという人もいます。

入れることが大切なのか、それとも入れ方にもマナーがあるのか、

よく分からないまま入れているという人も多いのではないでしょうか。

 

お賽銭には一体どんな意味があるのでしょうか。

また神社とお寺では、お賽銭のやり方にどんな違いがあるのでしょうか。

その疑問について、詳しくお答えします。







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お賽銭の意味は?いくら入れるのがいいの?

初詣に限らず、神社やお寺に行くと、

お参りの時に大きな賽銭箱が用意されています。

他の人もやっているから自分も、とお賽銭を入れていると思いますが、

その意味についてはご存じでしょうか。

 

実はお賽銭は「お願いをするための代金」ではありません。

さらにお寺と神社でもお賽銭の意味は違うのです。

 

お寺では邪気を払う、厄を落とす意味と修行の意味がある

お金は様々な人の手の間を、やり取りされています。

そのため、よくないものも自分の手に一緒に渡っている可能性もあります。

そういったことから、お寺ではお金と共に自分についている邪気を払い落とす意味で

お賽銭を入れます。

 

またお金の執着を落とすという修行の意味もあり、

仏様にお金を捧げて金銭の執着を捨てることが目的ともいわれています。

 

神社ではお供えの意味がある

神社ではお寺と違い、元々はその年の収穫を神様に感謝の意味を込めて供えていました。

やがて物のやり取りがお金でされるようになると、

神様にもお金を供えるようになりました。

神社でのお参りには、お金でなくお酒やお米、野菜などを供える人もいます。

 

さらにお賽銭の額についても、基本的に神社とお寺とに差はありません。

ただしたくさんお賽銭を入れたから、願い事が叶う、という考えは、

お金で運を買おうとすることと同じで、意味はありません。

 

神社の場合は、「見守ってくださってありがとうございます」というお礼の気持ち、

お寺の場合は「けがれを落として修行に励みます」という意味から、

「自分にとって少し痛く感じる金額」をお賽銭の目安にするのがよいとされています。

 

そうはいっても、お賽銭が少なかったからと神様が差をつけるようなことはありません。

これは神社でもお寺でも同じで、神様にとってはお金の大小よりも、

お参りをしているのが誰なのか、きちんと名乗っているかのほうが大切だとされています。





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お賽銭は高額だとやり方が違う?

お賽銭は小銭でもお札でも、入れる金額は自分で決められますが、

高額なお賽銭の場合は注意が必要です。

 

これは高額だとお賽銭箱に入らないことがあるという他に、

お賽銭箱の前で財布を広げることが不用心という意味もあります。

またたくさんの人が並んでいる中で、

お金を数えたりといったことをしていると、後の人に迷惑をかけてしまいます。

 

正式には、お札をお賽銭箱に入れる場合は、

白い封筒などに入れ、住所と名前を記入します。

そして封筒と共に、お賽銭も入れて清めの音を立てるようにしましょう。

 

ただし金額によっては、スリに遭うことなども考えられますので、

お札の場合は賽銭箱に入れず、社務所に預けてもいいでしょう。

またお札はできれば新札で用意すると、丁寧になることでより気持ちが込められます。





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お賽銭のやり方!神社とお寺ではマナーが違う?

お賽銭の意味がお寺と神社では違うということをお伝えしましたが、

そもそもその違いは、神社とお寺の立ち位置が違うことにも起因します。

 

神社とは

神社は神道に属し、神様をあがめ神事を行う場所です。

神社に入るためにくぐる鳥居は境界で、そこをくぐると神域となります。

神様がいらっしゃる場なので、失礼のないように参拝しなくてはいけません。

神社にはそれぞれご神体が祀られています。

 

お寺とは

お寺はそれぞれ宗派があり、ご本尊を安置しています。

お寺には様々な人が修行をする場であり、

山門をくぐることで、迷いの多い世界から悟りの世界へ足を踏み入れることになります。

山門をくぐることは、あなたも修行する人の一人ですよ、ということなので、

気持ちを引き締めて入る必要があります。

 

神社とは違い、道の端を歩かなければいけないという決まりはありません。

 

神社とお寺の違いを確認した上で、

実際のお賽銭のやり方を神社とお寺それぞれを見ていきましょう。

関連記事:合格祈願!大阪で有名な神社やお寺はココ!

 

神社のお賽銭のやり方

1.賽銭箱の前で一礼します。

軽く15度ぐらいのお辞儀です。

2.鈴を鳴らします。

3.お賽銭を入れます。(2と3は順序が逆でも問題ありません)

4.二拝二礼二拍手が基本です。

2回深くお辞儀をし、2回柏手を打ち、拝んだ後、一礼します。

この場合のお辞儀は、最敬礼の90度です。

5.軽くお辞儀をして場から退きます。

 

鈴を鳴らすのは、音によって身を清めるため、

柏手は邪気を払う意味があります。

神様に対し、清らかな姿で対面するための儀式と考えましょう。

関連記事:手術成功祈願・お守りで有名な神社!関東と関西についてご紹介!

 

お寺のお賽銭のやり方

1.賽銭箱の前で、45度のお辞儀をします。

2.鐘楼や鰐口があれば鳴らします。

3.ロウソクや線香があれば上げます(ない場合は省略します)。

4.お賽銭を入れます。

5.手を合わせて拝みます。

この時お題目を唱えます。

お題目についてはお寺ごとに表示がありますので見ておきましょう。

6.お辞儀をしてその場を退きます。

 

神社とお寺の大きな違いは、柏手を打たないことです。

神社やお寺をいくつか回っていると、混乱する人が多いのですが、

柏手は神様への敬意なので、お寺ではしてはいけません。

まれにお墓で柏手を打つ人もいますが、こちらも誤りです。

 

また神社とお寺とで共通するお賽銭の入れ方ですが、

基本はそっと差し入れます。

 

投げ入れることで音を立て、清めるといった考え方がありますが、

それでもお賽銭箱から離れたところから投げ入れてはいけません。

混み合っているときは正面でなくてもよく、入れる場所に決まりはありません。

 

お賽銭は小銭とお札どっちをお供えした方がいい?縁起のいい金額は?

お賽銭はあくまでも自分の気持ちを納めるものなので、

小銭だからいい、お札だからいいという決まりはありません。

 

お寺や神社で、お賽銭にお金を入れるようになったのは、

江戸時代になってからだと考えられています。

今までは財産はお米でしたが、お金の流通が始まったことから、

お米や野菜をお供えする代わりに、お金をお供えするようになったのです。

 

昔とは通貨の価値も変わったため、5円をお賽銭にするのは失礼だという意見もありますが、

縁起がいいことや、語呂合わせが好きな日本人の考え方がおかしいわけではないので、

小銭でお賽銭を納めても問題はありません。

 

一方で神社やお寺にお世話になり、今後もよい関係をつないでいきたい、という考えから

お札を納める人もいます。

金額が大きければ、神社やお寺の今後の継続にもつながり、

回り回って自分のためにもなるということなので、

金額はあくまでもその人次第といえるのです。

 

それでは、実際にお参りに行った時に現地で慌てることのないよう、

縁起のいいお賽銭の金額をご紹介します。





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関連記事:赤い月は不吉?名前はある?理由や意味も詳しく解説!

お金の金額別!縁起のいい金額はこれ!

1円玉

 

一番安い小銭ですが、使っても問題ありません。

5円玉と組み合わせて使うとよい語呂合わせになります。

 

<5円玉5枚と1円玉4枚で>福(2、9)

 

<5円玉2枚と1円玉1枚で>いい(1、1)ご縁がありますように

 

5円玉

穴が開いていることから「先が見通せる」といわれます。

同時に穴から抜けてしまう、と考える意見もあります。

 

<5円玉1枚で>ご縁がありますように

 

<5円玉2枚>重ねてご縁がありますように

(10円と数えるとご縁が遠のくと考える意見もあります)

 

<5円玉3枚>10と5で、十分ご縁がありますように

 

<5円玉4枚>4枚が良いにつながることから、よいご縁がありますように

 

<5円玉5枚>10が2つで二重にご縁がありますように

 

<5円玉6枚>六角形が調和を示すため、安定した調和の取れたご縁がありますように

 

<5円玉7枚>

再三のご縁がありますようにという意味と、散々な結果になるという意味も。

 

<5円玉8枚>八が末広がりであることから、末広がりにご縁がありますように

 

<5円玉9枚>始終(40)ご縁がありますように

 

<5円玉10枚>五重(50)のご縁がありますように

 

5円玉13枚の65円は「ろくなご縁がない」、15枚の75円は「何のご縁もない」、

17枚の85円は「やはりご縁がない」、19枚の95円は「これでもご縁がない」と

あまりいい意味にはならないので注意しましょう。

 

5円玉21枚の105円には、「十(10)分にご縁がありますように」と読めますが、

「当(10)分ご縁がない」とも読めるので、

あまりたくさん用意しないほうがいいでしょう。

 

10円玉

10が遠、とも読めることから縁や運が遠のくといわれますが、

他のお金と組み合わせて使います。

 

<1円と組み合わせて11円>いいご縁

 

<10円2枚と1円で21円、もしくは10円3枚と1円で31円>

割り切れない数なので縁が切れない(カップルや夫婦で)

 

<10円2枚と1円2枚で22円>二重にご縁がある

 

<10円玉4枚と1円で41円>よいご縁

 

50円玉

5円と同じく「見通せる」と人気がありますが、50円玉だけではなく、

他の硬貨を一緒に組み合わせます。

ただし穴から抜ける、と考える人もいます。

 

100円玉

100のご縁、という意味で縁起が良いためよく使われます。

 

1000円札

他の硬貨と組み合わせて使います。

 

<1000円札と129円で>いい福

 

<1000円札2枚と951円で>福よ来い

 

<1000円札3枚と181円で>幸いでありますように

 

<1000円札4枚と129円で>よい福が来ますように

 

お札は封筒に入れ、小銭はそのまま一緒にお賽銭箱に入れます。

 

1万円

万円を逆に読むと「えんまん(円満)」になることから、

こちらもお賽銭によく使われます。

1万円と1000円、104円を組み合わせて「いい年」になるのでおすすめです。

 

いい語呂合わせのお賽銭を持っていきたいけど、

お賽銭箱の前でお金を数えて…というのはスマートではありませんよね。

そんな時におすすめなのがポチ袋です。

カードが付属しているので、住所や名前を書いて一緒に入れれば、

神様や仏様に伝わりやすくなりますよ。

関連記事:風水で寝室のベッドの位置や向きはどうすればいい?ベッドカバーの色は?

関連記事:お賽銭の金額の意味!縁起のいい金額は?

まとめ

神社やお寺でのお賽銭のやり方やマナー、

そしてお賽銭の金額についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

 

お賽銭はお願いをするためのお金ではなく、

見守ってくださったことへのお礼の気持ちを納めるものです。

金額が大きいからよい、という意味ではなく、

あくまでもいくら納めるかは自分の気持ち次第です。

 

ただしお寺で納める時には、

「これぐらいなら出せるけど」と思うより少し多めの方が

お金への執着を捨てるよい修行となりますので、事前に用意しておきましょう。





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