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大学生になると、実家を離れて一人暮らしをする方も多いですよね。
その時に気になるのが「住民票」です。
引っ越しをすると住民票を移さなければいけませんが、
大学生の場合は免除される場合もあります。
では実際大学生の場合では、住民票を移す割合はどれくらいなのでしょうか。
また、住民票を移さなかった時のデメリットや保険証の扱いについても気になりますよね。
そこでここでは、
大学生の住民票の移す割合やデメリット、保険証はどうなるかについてなどを説明します。
大学生で住民票を移すかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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大学生の住民票を移す割合は?
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2018/02/PASONAZ160306220I9A2231_TP_V-e1519172073772-200x190.jpg)
住民票は、県外は勿論ですが同じ町内であっても
引っ越して住む場所が変われば変更しなければいけません。
ただ、大学生などの学生の場合、
「住民票と別の場所に住んでいるが、
土日や長期休暇には住民票がある場所(実家など)に戻るなど
根本的な生活基盤は住民票がある住所になっている」という事であれば、
住民票を移さなくても良いという事になっています。
勿論例え学生であっても、週末や長期休暇に実家に帰らず、
ずっと住民票とは別の場所で生活をしているなら住民票を移す義務があります。
ですが大学生の多くは大学に通う為に一時的に一人暮らしをして
土日や長期休暇に実家に帰る人が多いですから、
“特に住民票は移さない”という人はよくいます。
では大学生が住民票を移す割合は実際どうなっているのでしょうか。
明るい選挙推進協会が2015年6月に行った調査によると、
大学生の住民票を移す割合などはこうなっています。
・住民票を移す割合→26.4%、
・住民票を移さない割合→63.3%
・分からない割合→10.3%
つまり大学生の住民票を移す割合は全体の約3割弱、
そして半数以上の大学生は住民票を移さないという事になっています。
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大学生が住民票を移さないデメリットは?
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2018/02/tsuchimoto0I9A6461_TP_V-e1519172099580-200x163.jpg)
大学生で生活の基盤が実家にあるなど条件に当てはまる場合は、
例え別の場所に住んでいても住民票を移す義務はありません。
実際、大学生の半数以上は住民票を移していませんでしたよね。
でも本来なら、同じ町内間での引っ越しだけでも移す義務が発生する住民票です。
ちなみに場合によっては住民票を移さなかったという事で罰金を取られる事もあります。
条件に当てはまる大学生は住民票を移さなくていいものの、
住民票を移さない事で何かデメリットはあるのでしょうか。
住民票を移さない事で起こるデメリットは以下のようなものがあります。
①自動車の運転免許の取得が今住んでいる場所でできない。
②自動車の運転免許更新ハガキが今住んでいる場所に来ない。
③優良運転手でない場合、自動車の運転免許更新が今住んでいる場所でできない。
④選挙権が今住んでいる場所にない。
⑤今住んでいる場所の公共施設を利用できない場合がある。
⑥成人式の案内が今住んでいる場所に来ない。
①の「自動車の運転免許の取得が今住んでいる場所でできない」についてですが、
大学生で自動車の運転免許を取得する方も多いですよね。
運転免許を取得するには最後に学科試験を受けて合格しなければいけませんが、
この学科試験は住民票のある県でしか受ける事ができません。
つまり、もし一時的に実家から離れて一人暮らしをしている大学生は、
運転免許を取得する為には試験を受ける為だけに
一度実家のある県に戻らなければいけないという事になります。
②の「自動車の運転免許更新ハガキが今住んでいる場所に来ない」についてですが、
自動車の運転免許は一度取ったら終わりではなく、
3年ごとに更新講習を受けなければいけません。
更新期間に更新講習や手続きをしなかった場合、免許証は失効します。
ですから免許を維持したいなら更新はとても重要ですが、
この更新講習を受けるには運転免許更新ハガキが必ず必要です。
そしてこの更新ハガキが来るのは、住民票の住所のある所になります。
例えば更新ハガキが実家の方に届いていても、
実家の方がうっかりしてあなたに渡しそびれ、その間に更新期間を過ぎてしまって
免許が失効、という可能性が考えられます。
③の「優良運転手でない場合、自動車の運転免許更新が今住んでいる場所でできない」
についてですが、先ほど自動車の免許には更新制度があり、
3年ごとに更新ハガキを持って講習を受けなくてはいけないと書きました。
この時もし優良運転手なら、住民票のない場所、
つまり全国どこででも更新講習を受ける事ができます。
しかしもし過去に事故や違反などを起こして優良運転手でない場合、
更新講習は住民票のある場所でしか受ける事ができません。
ですから運転免許の更新をする為だけに、住民票のある場所へ戻る必要があります。
④の「選挙権が今住んでいる場所にない」についてですが、
選挙権は、その人の住民票のある場所にあります。
つまり、住民票のない今住んでいる場所で
立候補している人には票を入れる事はできません。
また、票を入れる為には住民票のある場所に戻って、
そこで行われている選挙会場に行く必要があります。
⑤の「今住んでいる場所の公共施設を利用できない場合がある」についてです。
例えば図書館ですが、
本の盗難を防ぐ為に、その県の住民票を持っている人でないと
図書利用カードを作る事ができないというルールを定めている自治体もあります。
この場合、
住民票を移していないとそこの図書館の本を借りる事はできないという事になります。
また、市民プールや市民スポーツセンターなど
「市民は安く利用できる」という公共施設がありますが、
利用カードを作るのに「その街の住民である」事を証明するものとして、
その街の住民票が必要な場合があります。
ですから住民票を移していない場合、
例えその街に住んでいたとしても安く利用する事はできない場合があります。
最後に⑥の「成人式の案内が今住んでいる場所に来ない」ですが、
これがデメリットと言えるかは人によります。
成人式の案内も、住民票のある住所に届きます。
ですから今住んでいる場所には来ません。
実家の人に確認してもらうか、定期的に実家に戻り郵便物をチェックする必要があります。
また、成人式の招待先も住民票がある地域の成人式の会場になりますので
例えば「せっかく別の地域に住んでいるんだから、こちらの地域の成人式に参加したい」
と思っていても住民票を移していなければそこの招待状はもらえません。
勿論招待状がなくても成人式に参加する事はできますが、
「今年成人するのに、いくら待っても成人式の案内が来ない!」という場合は、
今自分の住民票がどこになっているのかちゃんと確認する必要があります。
以上が住民票を移さない場合のおおまかなデメリットです。
こうして見ていくと大学生の場合、
同じ市内や町内など「何かあったら短時間で戻れる場所」で
一人暮らしをしているのであれば住民票を移さなくても問題なさそうですが、
例え土日や長期休暇に戻るとしても実家とかなり距離があり
「思いついたら帰る」という事が難しい場合は住民票を移した方が何かと良さそうですね。
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大学生が住民票を移さないと保険証はどうなる?
![](https://zatsugaku-note.com/wp-content/uploads/2018/02/tsuchimoto0I9A6480_TP_V-e1519172136887-200x181.jpg)
住民票を移さなかった場合、意外と気になるのが保険証ですよね。
ですが保険証は意外と簡単で、
大学生で住民票のある実家に生活基盤があるなど条件に当てはまる場合、
住民票を移さない場合は保険証もそのままでOKです。
住民票を移さなかったからと言って、
保険証が使えなくなる・違反とされて罰金を取られるという事はありません。
ただ住民票を移した場合は、保険証には手続きが必要です。
その場合、国民健康保険の場合は住民票のある市区町村の役所、
社会保険の場合は勤務先で手続きを行い遠隔地被保険者証という証明証をもらいます。
その証明証と合わせて使う事で、保険証を使用する事ができます。
大学生の引っ越しにおすすめアイテム
ではここで、引っ越しをする大学生を応援する引っ越しおすすめアイテムを紹介します。
引っ越しに必要な物と言えば、まずは「段ボール」ですよね。
それから、ガムテープ、もし壊されたくないものがあるならプチプチも必要です。
そこでおすすめなのがこちらの「引っ越しセット」です。
引っ越しに必要なものが一気に届きますからいちいち買い集めなくていいですし
段ボールも引っ越し専用と言う事もあって中身や搬入先を書く欄がありますので
「あれはどこに入れたっけ…」と混乱する事もありません。
簡単に引っ越し道具を集めたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。
引っ越し作業では、普段ハンガーにかけている服も畳んで段ボールに入れると思いますが
高めの服だと折り畳んでシワが付くのは嫌ですよね。
そんな時に便利なのが、こちらの
「洋服をハンガーにかけたまま入れる事のできる引っ越し用段ボール箱」です。
クローゼットにかけたのと同じ状態で衣類を運ぶ事ができるので、
「服を畳むのが面倒」・「服にシワをつけたくない」・
「引っ越し先についたら服をすぐに取り出せる状態にしておきたい」
という方にはぜひおすすめです。
コートなどのかさばる洋服は、むしろ畳むよりハンガーにかけて
箱に入れた方が容量を食わない場合もあるので気になる方はぜひ使ってみてくださいね。
引っ越しでかさばる物といえば布団です。
ですから多くの場合、布団は圧縮袋に入れて小さくして運びます。
そこでおすすめなのが、こちらの「掃除機なしで布団を圧縮できる布団圧縮袋」です。
布団圧縮袋と言えば「掃除機で空気を吸い込んで圧縮する」ものが多いですが、
掃除機を使うと布団を吸い込んでしまったりと意外と手間ですよね。
ですがこちらは完全に手だけで布団を圧縮できるので、
いちいち掃除機を取り出して空気を吸い込んであくせく、
という作業をする必要がありません。
引っ越しの手間をできるだけ減らしたい方はぜひ使ってみてください。
関連記事:天赦日と寅の日2018年はいつ重なる?入籍や財布・宝くじの購入にベスト?
まとめ
大学生で住民票を移す割合は少ないですが、
住民票を移さない事で起こるデメリットは色々あり、
人によっては深刻な問題になる事もあります。
確かに条件に合えば大学生は住民票を移さなくても違反にはなりませんが、
例え住民票を移さなくて良い条件に自分が合っていたとしても
生活が不便だと感じるのであれば住民票は移すべきです。
周りに流されず、
自分の状況をしっかり見極めて、住民票を移すか移さないか決めた方がいいですね。
デメリットがあまりなくても、住民票を移せば
その街の公共施設をお得に利用できる場合もありますので、
周りの施設を確認してみるのもおすすめですよ。
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