おちょぼ稲荷をご存じですか?

東海地方の方にはなじみが深いですが…

 

実はおちょぼ稲荷は日本3大稲荷の1つとも言われ、

全国各地から参拝者が訪れています。

と言うことは、ご利益もありそうですし、

一度は行ってみたいですよね!

 

しかしおちょぼ稲荷は参拝方法が特殊なので、

知らずに行くと困惑してしまう可能性があります。

 

今回は、おちょぼ稲荷のご利益や、

正しい参拝方法をご紹介します。

購入した油揚げやろうそくの使い方もバッチリ説明するので、

おちょぼ稲荷へ行きたい方はこの記事を読んでから

参拝に行ってみてくださいね!


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おちょぼ稲荷はどんな所?ご利益は?

 

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おちょぼ稲荷とは?

「おちょぼ稲荷」「おちょぼさん」と呼ばれていますが、

正式名称は「千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)」です。

 

ここでは「おちょぼ稲荷」で話を進めますね。

おちょぼ稲荷があるのは日本の真ん中とも言われる岐阜県の、

南西に位置する海津市です。

 

ちなみに海津市は、海抜0メートル地帯としても有名で、

木曽三川と呼ばれる木曽川、揖斐川、長良川が

合流する場所でもあります。

 

おちょぼ稲荷の由来は平安時代まで遡ります。

源八幡太郎義家の六男である義隆が分家する時に、

義家から「先祖の御霊を千代に保て」と言われ、

祖神と一緒に宝剣と義家の肖像画を受け取ったことが

始まりとされています。

「千代に保つ」という言葉が「千代保稲荷神社」の元なのですね。

 

そしてその後、室町時代に子孫の森八海が

海津市に祖神を祀り、千代保稲荷ができました。

 

おちょぼ稲荷には大祖大神、稲荷大神、祖神を祀っており、

商売繁盛のご利益があると言われています。

 

有名な京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷よりも小規模ながら、

これらと並ぶ有名な稲荷神社で、

日本三大稲荷の1つとも言われていますが、

なぜか神社側はこれを否定しているそうです。

 

とはいえ人気の神社なので、

全国各地から参拝客、観光客が訪れます。

年間の参拝客は250万人を超えるほどです。

 

おちょぼ稲荷は365日、24時間参拝が可能です。

しかし、「月並祭」と呼ばれる夜通し行われる縁日の日以外は、

午前中の参拝をオススメします。

 

早い時間は参拝客も少なくて落ち着いていますし、

朝の神社の空気は気持ちが良いものです。

 

反対に、時間が遅くなればなるほど

人の邪念や厄で空気が汚れると言われていますし、

夜遅くは、人に見られてはいけない事情がある人が

参拝に来る可能性があります。

そのような人に会ってしまうのは避けたいですね。

 

また、おちょぼ稲荷にはお札やお守りがないので、

門前町で縁起物が多く売られています。

この門前町も、100軒以上のお店が並び、

格別のにぎわいがあります。

 

有名なのは串カツですね。

他にも、ちょっと変わったナマズ料理などもあり、

食べ歩きやグルメツアーに来る人も多くいます。

関連記事:おちょぼ稲荷の営業時間!月末や平日・日曜日について詳しく解説!

 

おちょぼ稲荷のご利益

参拝客が多く人気のおちょぼ稲荷には

どんなご利益があるのでしょうか?

 

有名なのは商売繁盛です。

商売がうまくいくようにと、お正月に初詣に来るのはもちろん、

月末月初に夜通しで行われる「月並祭」という縁日にも

たくさんの参拝客が訪れます。

 

商売繁盛というと、会社やお店を経営している人にしか

ご利益がないように思えますが、

この他にも、「縁結び」や「家内安全」と言った

誰しもに有難いご利益もあると言われているので、

経営者の方以外にも参拝をオススメします。

 

ちなみに月並祭の時には

前述の門前町も深夜まで営業して賑わうので、

観光目的の方も楽しめます。

 

この1日で、1か月分の売り上げと

同じ利益を得るお店もあるくらいなので、

逆にゆっくり参拝したい方はこの日は避けた方が良いでしょう。


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関連記事:お賽銭の金額の意味!縁起のいい金額は?

おちょぼ稲荷の参拝方法!油揚げやろうそくはどう使う?

 

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一般的な神社の参拝は

お賽銭を賽銭箱に入れてお参りをしますが、

おちょぼ稲荷の参拝方法は違います。

 

そもそも、おちょぼ稲荷には賽銭箱などがなく、

稲荷神の使いである狐に油揚げを奉納するという

参拝方法をとっています。

 

「先祖の御霊を千代に保て」という教えにより、

現在もお守りやお札も置いていません。

しかし、角柱型の御神籤箱に入ったおみくじが

置かれるようになったそうですから、

参拝に訪れた際はぜひ引いてみたいですね。

 

奉納する油揚げは、藁に通された三角形のもので、

持参するのではなく境内で購入します。

他にも、ろうそくなども購入することができますよ。

 

おちょぼ稲荷での正しい参拝方法を、

具体的に説明していきますね。

 

まず、おちょぼ稲荷に行く際は

ライターを持参しましょう。

商売繁盛の祈願をしたい、という方は

名刺も忘れずに持ちましょう。

 

おちょぼ稲荷の入り口には

「南大鳥居」と「東大鳥居」があります。

どちらも境内へ行くことができますが

近いのは東大鳥居です。

 

鳥居をくぐる際は一礼をし、

真ん中を通らず端から境内に入ります。

そして手水舎で清めます。

ここまでは、他の神社と同じですね。

 

社殿に行く前に油揚げとろうそくを購入しますが、

購入場所は社務所などではありません。

手水舎近くで販売している人がいるので、

そこで買いましょう。

(時間によっては無人販売の場合もあります)

 

お供え物が揃ったら、いよいよ参拝に向かいます。

階段を登ると「献灯所」があり、

たくさんのろうそくが立てられています。

購入したろうそくに火をつけて、

空いている場所に立てましょう。

 

この時、持参したライターが役に立ちますよ。

ライターがない場合、他のろうそくの炎を使って

火をつける人も多いですが、

これは「貰い火」と言って、知らない人の業(ごう)まで

貰ってしまうとも言われているので、

他人の火は使わない方が良いです。

 

また、混雑している日にはろうそくが多すぎて

立てる場所がない、ということもあります。

そんな時は、短くなっているろうそくを取り除き、

そこに自分のろうそくを立てる人が多いようです。

困ったら周りを見て倣いましょう。

 

ろうそくを立て、更に進むと拝殿があるので、

ここに油揚げをお供えします。

たくさんの油揚げが投げ入れられているのは

見ごたえがありますよ。

そして、基本の二礼二拍手一礼で参拝します。

 

拝殿の向かいに霊殿があります。

こちらにも参拝しましょう。

霊殿には名刺が挿せるようになっているので、

商売繁盛の祈願をする人は名刺を挿して参拝します。

こちらも二礼二拍手一礼です。

 

参拝方法は以上ですが、

おちょぼ稲荷に行ったらぜひやってほしい

オススメの楽しみ方を2つご紹介します。

 

1つは重軽石(おもかるいし)です。

願い事が叶うか占うことができる石で

色々な神社にありますが、おちょぼ稲荷にもあります。

 

やり方ですが、まず両手で石を持ち一旦置きます。

そして願い事をして、「叶うなら軽く上がってください」と念じ、

もう一度両手で石を持ち上げます。

この時、最初よりも石が軽ければ願いが叶う、という意味になります。

「願いが叶うなら重く上がってください」と念じるのも良いですよ。

 

もう1つは、社殿の屋根にお金を投げることです。

屋根にお金が乗ると願いが叶うと言われており、

社殿の屋根に向かって硬貨を投げている人を多く見かけます。

 

お金を投げている=参拝に当たりますので、

屋根に乗っても乗らなくても、

投げたら二礼二拍手一礼を忘れないようにしましょう。

関連記事:おちょぼ稲荷の無料駐車場の場所!有料の料金は?バイクは?

まとめ

おちょぼ稲荷のご利益と、参拝方法をご紹介しました。

おちょぼ稲荷は岐阜県にある有名な稲荷神社で、

全国各地から商売繁盛を祈願する為に

多くの参拝客が訪れます。

 

その参拝方法は通常の神社と異なり特殊で、

お賽銭を入れるのではなく、

入り口で購入した油揚げとろうそくをお供えします。

 

おちょぼ稲荷が人気の理由は、

その参拝方法や月に一度の月並祭、

そして100軒以上並ぶ神社の門前町の賑わいなどです。

門前町ではたくさんの縁起物が販売されており、

食べ歩きや観光にもオススメですよ。

 

商売繁盛で有名なおちょぼ稲荷ですが、

縁結びや家内安全の祈願もできます。

名古屋からも近いので、

東海地方へ旅行、観光に行く際は

ちょっと足を伸ばして参拝に行ってみてくださいね。


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