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おちょぼ稲荷というのを知っていますか?
おちょぼ稲荷は稲荷神社の中では三大稲荷に数えられるほど人気の稲荷神社です。
また、おちょぼ稲荷神社は「特殊なイベント」がある事でも有名な神社なんですよ。
そこでここではそんな人気のおちょぼ稲荷の営業時間、
平日、日曜日、イベントに関わる月末はどうなっているかなどを詳しく解説します。
おちょぼ稲荷に行こうかと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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Contents
おちょぼ稲荷とは?
おちょぼ稲荷の営業時間、平日、日曜日、イベントに関わる月末はどうなっているか
などを詳しく解説する前に、まずは「おちょぼ稲荷について」軽く見ていきましょう。
おちょぼ稲荷というのは愛称で、正式には千代保(ちよぼ)稲荷神社の事を指します。
千代保稲荷というのは少し言いにくいので
地元では「おちょぼ稲荷」と呼ばれていましたが、それがさらに略されて
現在は「おちょぼさん」という愛称が定着しています。
おちょぼ稲荷があるのは岐阜県海津市です。
そこの平田町三郷1980にある稲荷神社が、おちょぼ稲荷になります。
おちょぼ稲荷という言葉は聞き慣れない人もいるかもしれませんが、
おちょぼ稲荷は京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並んで
日本三大稲荷に数えられるほど“稲荷界”では有名です。
おちょぼ稲荷の由来としては、
あの源氏平氏で有名な源氏の家系である源氏義家の六男が分家する時に
祖神をもらい受けたのですが、
その時義家に「先祖の御霊を“千代”に“保て”」と言われたのが始まりだとされています。
現在おちょぼ稲荷では商売繁盛や家内安全のご利益があるとされ、
毎年200万人が訪れてお参りしていく大変人気のある稲荷神社になっています。
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稲荷の神様はきつね?
さてここでちょっと、稲荷神社について誤解されやすい点を説明しましょう。
稲荷神社と言われて、皆さんは最初に何を思い浮かべますか?
稲荷神社には必ずきつねの石像があるので、
多くの人は稲荷神社と言えば「きつね」をイメージすると思います。
逆に、他の神社ではきつねの石像は見ませんよね。
ではどうして稲荷神社にはきつねの石像があるのでしょうか。
稲荷神社の神様がきつねという事なのでしょうか。
「稲荷神」「お稲荷さん」「お稲荷」と呼ばれている
稲荷神社の神様は、きつねではありません。
稲荷神社の神様は、「とようけ うかの みたまのかみ」(豊受宇迦之御魂神)と呼ばれる
五穀表情を司る人型の神様であり、きつねではありません。
「じゃああの沢山あるきつねの石像は何?」と思うかもしれませんが、
この神様の「遣い」がきつねなのです。
そしてこの遣いのきつねは野生のきつねなどではなく、
きつねの姿をしているだけの立派な「神様」です。
ですから稲荷神社にいるきつめは色が白かったり、赤いメイクをしたりしています。
また五穀豊穣の神様に遣えているだけあって、
神社によっては口に稲穂を加えているきつねもいます。
稲荷神社で注目されがちなきつねの石像ですが、その石像の位置をよく見ると、
多くは神社の社を守るように設置されているんですよ。
稲荷神社できつねの石像を見かけたら、
「あなたは神様のお遣いなのね」と思ってあげてくださいね。
おちょぼ稲荷の営業時間は?
おちょぼ稲荷、そして稲荷神社の神様について分かった所で、
おちょぼ稲荷の営業時間について見ていきましょう。
おちょぼ稲荷は神社ですが、神社自体は24時間参拝可能です。
ですからいつ行っても、言ってしまえば夜中でもOKです。
ですが、多くの人が気になるのは
おちょぼ稲荷の周辺にあるお土産屋さんや食べ物屋さんですよね。
おちょぼ稲荷は大変人気のある神社なので、おちょぼ稲荷を中心にその周辺(参道)には
120軒ほどのお店が立ち並んでいて、いつも賑わいを見せています。
特におちょぼ稲荷参道にある立ち食いの串カツや草もちは有名で、
「おちょぼ稲荷に来たならコレを食べないと損!」と言われるほど人気です。
せっかくおちょぼ稲荷に行くなら、このお店群を満喫しない手はありません。
では、この参道にあるお店の営業時間はどうなっているのでしょうか。
お店の営業時間はお店にもよりますが、朝は9時頃から徐々に開店します。
そして夜ですが、
平日の場合は夕方5時、早い所では3時頃から店じまいをする所もあります。
飲食店や土産物売り店としてはやや早い店じまいですよね。
おちょぼ稲荷のお店群は平日だと閉まるのが早いので、そこだけ気をつけましょう。
こちらのサイトから、
おちょぼ稲荷の参道にあるお店マップをPDF形式で見る事ができるので、
気になる人はチェックしてみてくださいね。
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おちょぼ稲荷の営業時間は月末や平日・日曜日はどうなってる?
さて、おちょぼ稲荷にはほかの稲荷神社とはちょっと違ったイベントがあります。
それは、毎月の月末の夜~1日の朝にかけて行われる「月並祭」(月越し参り)です。
これは土日関係なく、平日だろうと祝日だろうと行われます。
月並祭の時は、参拝客は月末の夜~1日の朝におちょぼ稲荷の参道を歩き、
おちょぼ稲荷にお参りします。
その参拝客の為に、月並み祭では
普段早く閉まるお店が深夜2時や朝まで開いています。
例えば参道のお店で人気の「串カツ 玉家」は、
普段の営業時間は朝9時から夕方5時までですが、
月並祭では朝9時から早朝まで営業しています。
ではここで、おちょぼ稲荷とその参道にあるお店の営業時間をまとめてみましょう。
- 平日
・おちょぼ稲荷→24時間参拝可能
・参道にあるお店→朝9時頃~夕方5時頃(お店による)
- 日曜日(月末でない)
・おちょぼ稲荷→24時間参拝可能
・参道にあるお店→朝9時頃~夕方5時頃(お店による)
- 月末(月末~1日の朝)
・おちょぼ稲荷→24時間参拝可能
・参道にあるお店→深夜2時頃まで(店によっては朝まで)。
普通のお店だと土日はかき入れ時なので平日より長く営業している所もありますが、
おちょぼ稲荷の参道のお店はメインが毎月月末~1日がなので、
日曜だから長く営業している、という所はあまりなさそうです。
中には月並祭にしか開かないお店もあるので、
「行きたい店があるけど月末には行けない」という時には
事前にその日にそのお店が開いているかチェックしておきましょう。
おちょぼ稲荷の参道にあるお店をたくさん楽しみたいという方は、
ぜひ月並祭の時に行くのをおすすめします。
おちょぼ稲荷、オススメのグルメ
ではここで「おちょぼ稲荷と言えば〇〇」と言われている
オススメのグルメを紹介します。
おいしいと評判なので、
おちょぼ稲荷に行ったらぜひこちらの食べ物は食べてみてください。
串カツ
おちょぼ稲荷で一番人気なのは、串カツです。
おちょぼ稲荷の参道には串カツのお店はたくさんあるのですが、
月並祭ともなるとどこもお客さんでいっぱいになるほどの盛況ぶりです。
お店でその場で揚げたものを、好きなタレにつけて食べます。
立ち食いスタイルが多いのも特徴ですね。
おちょぼ稲荷参道のお店では、カツだけでなく
エビフライや牛ステーキの串カツなどちょっと変わったも串も食べる事ができます。
ぜひ色んな素材を試してみてくださいね。
なまず
うなぎやあなごの蒲焼はありますが、「なまずの蒲焼」って聞いた事ありますか?
おちょぼ稲荷では、川魚であるなまずも人気のグルメの一つです。
「なまずって何か臭そう…」と思う人もいるかもしれませんが、
そこは料理人の腕でしっかりと臭みはとってあり、海の魚とは違った川魚特有の
優しい味が口いっぱいに広がりますよ。
昼にいけばなまずランチが安くて食べられるのでオススメです。
「なまずを食べた!」と言うと話のタネにもなるので、
おちょぼ稲荷に行ったらぜひなまずも食べて見てくださいね。
草餅
日本人には割と馴染みが深いお餅、草餅もおちょぼ稲荷のオススメグルメの一つです。
草餅は普通にスーパーでも売っていますが、ここはグルメになっているだけあって、
主体であるヨモギの風味が強く
「自然を食べている感」をビシバシと感じる草餅になっています。
ここで手に入る草餅は普段食べている草餅とは全く違いますので、
ぜひこちらもおやつに食べてみてくださいね。
わらび餅
最近おちょぼ稲荷グルメとして有名になってきたのが、わらび餅です。
おちょぼ稲荷参道には、なんと「わらび餅専門店」があります。
お餅ですがお菓子のようにふわっとした見た目で、
ぷるぷるとした食べ応えがたまりませんよね。
さらに、わらび餅とソフトクリームを合わせたわらび餅ソフトクリームは
女性に大人気の商品になっています。
さらっと甘いものが食べたいな~と思った時は、
ぜひこちらのわらび餅スイーツを食べてみてくださいね。
・歩きながらダイエット♪
おちょぼ稲荷は「たくさん歩ける」神社でもあります。
しかもおちょぼ稲荷に着くまでにお店が120軒ほどあり
色々と目を楽しませてくれますから、
あまり「たくさん歩いた~」という気持ちにもなりません。
こういう時こそ、歩きやすい靴で観光ついでにダイエットはいかがですか。
こちらのリーボックの靴は歩きやすい運動靴な上に、
靴底がやや不安定でバランスボールに乗っているかのような負荷があります。
おちょぼ稲荷では食べ歩きもしたいですよね。
この靴で歩けばカロリーをたくさん消費しますのでお腹も空きやすく、
食べ物をよりおいしく食べる事ができますよ。
「せっかくのおちょぼ稲荷参り、食べたいけどやせたい!」という人は
ぜひこちらの靴を履いていってみてくださいね。
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おちょぼ稲荷のついでに見てみよう!温故集成館
おちょぼ稲荷の参道のお店を堪能し、おちょぼ稲荷にお参りしたら、
次にぜひ行ってほしい場所があります。
それは温故集成館です。
温故集成館はおちょぼ稲荷が所有している美術品を観覧する事ができます。
古い時代の掛け軸や絵画だけでなく、現代アートも展示されている幅の広い美術館です。
場所はおちょぼ稲荷のすぐ近くなので、すぐに寄る事ができます。
さらに嬉しいのが、入館料が無料という点です。
おちょぼ稲荷にくるまで色々食べてきたという人も多いと思いますので、
少し運動も兼ねてぶらりと散歩してみるといいですね。
また温故集成館は年間4回も展示入れ替えがあるとの事で、
何度言っても楽しめる美術館になっています。
温故成館の営業時間は朝9時半から夕方4時半までで、
月・金以外の毎日、また毎月の1日、祝日も営業しています。
おちょぼ稲荷に参拝したら、ぜひこちらにも足を伸ばしてみてください。
おちょぼ稲荷への交通手段は?駐車場はある?
さて、どこか遠出するのに気になるのがそこへ行くための交通手段ですよね。
公共交通機関を使う人はそこまで伸びている電車やバスがあるのか気になりますし、
車の人は駐車場が近くに用意されているかが心配です。
では、おちょぼ稲荷への交通手段はどんなものがあるのでしょうか。
おちょぼ稲荷は、電車+バスまたは車で行くことができます。
それぞれの行き方を見てみましょう。
【電車+バスの場合】
1.名鉄名古屋駅から岐阜方面の「笠松駅」で下車する。
2.名鉄竹鼻線か羽島線に乗り、「新羽島駅」で下車する。
3.歩いて岐阜羽島駅へ行く(徒歩4分くらい)。
4.岐阜羽島駅に海津コミュニティバスがあるので、海津羽島線のバスに乗る。
5.「お千代保稲荷」で下車する。
※新羽島駅からおちょぼ稲荷までは車で15分ほどなので、
新羽島駅で下車したらそのままタクシーで直接おちょぼ稲荷に行く方法もあります。
【車の場合】
車の場合、だいたい
・名神高速道路の岐阜羽島インターから行く。
・東名阪の弥富インターから行く。
の2パターンが多いです。
おちょぼ稲荷のある住所は「岐阜県海津市平田町三郷1980」なので、
ナビが付いていたらこの住所を直接入力しましょう。
助手席に誰かいる場合は、スマホのナビを起動させて道を教えてもらうのも手です。
なお、車の場合はアクセスもそうですが駐車場が気になりますよね。
おちょぼ稲荷には駐車場はあるのでしょうか。
おちょぼ稲荷には無料の駐車場があります。
ですが、小さいのですぐに満車になります。
ただ近くに有料駐車場もたくさんあり、しかも1日300円~500円とかなり安いです。
気持ちとしては無料駐車場に止めたいですが、満車だったり並んでいたりしたら
時間のロスを考えてそちらを利用するのも手ですよ。
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まとめ
おちょぼ稲荷は参道に120軒ほどのお店が立ち並ぶほど人気の
稲荷神社スポットになっています。
さらに月並祭と言われる特別なイベントがあり、毎月の月末~1日の朝にかけては
お店の営業時間も長く、その分多くの人で賑わいます。
おちょぼ稲荷は岐阜県でおすすめしたい観光スポットなので、
もし岐阜県に仕事や旅行で行くような事があれば
ぜひおちょぼ稲荷に行ってみてくださいね。