日本にはお見舞いに行くときにいくらか封筒に包んで行くという風習がありますが、

実際に身近な人が入院してお見舞いに行く機会というものはなかなかありません。

そのため、お見舞い封筒には一体どんな封筒を選べば良いのか、

お金の向きはどうすれば良いのかなど、

お見舞い封筒のマナーをよく分かっていないという方も多いと思います。

 

そこで今回は、封筒の閉じ方や連名の名前の書き方など、

細かいところも含めてお見舞い封筒のマナーについて解説していきます。

大事なときに恥をかかないように、いまのうちにしっかり覚えておきましょう。



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お見舞い封筒のマナー!いくらくらい包むのが相場?

では早速お見舞い封筒のマナーについて見ていきましょう。

まずは、お金を包む封筒の選び方からです。

 

お見舞い封筒は入院など不幸があったときに渡す封筒になりますので、

紅白の結び切りの水引がついた封筒を選ぶのがマナーです。

お見舞いに紅白を選ぶのを不思議に思うかも知れませんが、

基本的にお見舞いは「早期の回復を願う」というポジティブな行為なので、

それで良いのです。

逆に、白黒や白銀などの封筒は失礼に当たるので注意しましょう。

 

そして結び切りは「一度きりであって欲しい出来事」の際に渡す封筒です。

逆に、蝶結びになっているものは「何度起こっても良い出来事」の際に渡す封筒なので、

間違ってもお見舞い封筒に選んではいけません。

 

「御見舞」などと始めから書いてある封筒を選べば間違いはないですが、

何も書かれていない水引の封筒を買う際には注意が必要です。

ちなみに、お見舞い用に赤い帯のついた封筒なども売っていますし、

結び切りの封筒が見当たらなかったり、どちらがよかったか迷った時などには

白の無地の封筒でも大丈夫です。

 

また、結び切りの水引でも、熨斗(のし)のついた封筒はNGですのでご注意ください。

熨斗はお祝いの意味合いになるので、お見舞い封筒では嫌味に取られてしまいます。

 

包む金額は1万円以内が相場です。

親族や特に親しくしている人で1万円、

友人なら3000円や5000円といったところでしょう。

ただ、金額に関しては当人の気持ちなので、無理をすることはありません。

死や苦を連想させる「4」、「9」の付く金額や枚数を避けることを注意すれば

それで問題ありません。

 

また、新札を包むと「その不幸を待ち望んでいました」という意味になるのでNGです。

財布に入っているお札で良いですし、もしATMで下ろしたときに新札が出てきたなら

あえて折り目を付けてから包むようにしましょう。

もちろん、必要以上に汚れたお札を包むと逆に失礼になるので気をつけてくださいね。

 

ご祝儀袋

昔ながらの楮(こうぞ)を用いた丈夫で軽い手漉き和紙でできたご祝儀袋です。

品格のあるしっかりとした封筒なので、友人などの間柄だけでなく、

上司や仕事上の付き合いのある方へ渡しても恥ずかしくありません。

用途に合わせて、結び切りや花結びなどを選ぶことができるので、

お見舞い封筒以外のときにもこちらから購入できますよ。

 

お見舞い封筒には、先ほど紹介したように紅白の結び切りですので、

お間違えのないようにお気を付け下さい。



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お見舞い封筒のマナー!封筒の閉じ方やお金の向きは?

続いては、お見舞い封筒にお金を包むときの

封筒の閉じ方やお金の向きについて解説していきます。

 

まずは封筒にいれるお金の向きですが、

人物の顔が最初に出てきてかつ上向きになるようにするのが

正しいお金の向きになります。

 

ちなみに封筒の上向きというのは、

封筒のフタ(封筒を閉じるところ)が付いている側です。

開封してお札を手にするときに人物の顔が見えるようにしましょう。

 

余談ですが、お葬式などの不祝儀の際のお金の向きは

人物の顔が下向きになるように入れます。

お見舞いには不祝儀の意味もありそうですが、

どちらかと言えば「早く元気になりますように」という

ポジティブな贈り物なので、人物を上向きにするお金の向きが正解になります。

 

封筒にお金を入れたらあとは閉じ方ですが、

下側の紙が上にくるようにするのが正しい閉じ方です。

この閉じ方には下から上へ上がっていくという意味が込められているので、

快方に向かうようにという気持ちを表すことになります。

 

封筒の閉じ方なんて小さなことかもしれませんが、

逆にそういったところで気が使えるとすごく常識のある方に見えるので、

気にしてみると良いかもしれません。



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関連記事:お見舞いの滞在時間や時間帯は?服装はデニムでもいいの?

お見舞い封筒に名前を連名で書くときの書き方を解説

最後に、お見舞い封筒に名前を書くときの書き方について解説していきます。

 

まず表書きの上段には「御見舞」と書きましょう。

目上の方に渡す場合には「御伺」とするのも良いです。

 

下段には名前を書きますが、個人の場合はそのままフルネームを記入すれば良いです。

 

連名の場合はいろいろバリエーションがあるので、一つずつ紹介していきますね。

まずは夫婦で連名にする場合の書き方としては、

世帯主(夫)のフルネームを真ん中に記入し、その左に妻の名前だけを添えましょう。

ちなみに世帯主の名前だけでも失礼に当たることは全くありません。

 

友人などと連名にする場合の書き方も同様に、

真ん中に一人目を書いてそこから左に続けて書いていきます。

50音順で並べて書くのが正式のようですが、あまり気にする方はいないでしょう。

 

会社などの付き合いで御見舞封筒を出す場合には、

最も目上の方を真ん中に書き、順に目下になるように書きます。

 

また、連名で名前を書く際には最大でも3人までにするのがマナーです。

あまり表書きの名前が多いと見栄えもよくないですので、

4人を超える場合には代表者の名前を真ん中に書き、

すぐ左に「外〇名」と添える書き方がベターです。

 

ちなみに御見舞金をもらった側は、

その後全快祝いなどのお返しをしなければならないかもしれないので、

連名で名前を書いた場合には、お見舞封筒の中に別紙で

お金を入れた方のフルネームと住所、金額の内訳記入しておくのが良いでしょう。

 

祝儀袋不祝儀袋はこれを買ってこう書きます(大人のマナーこれだけbook)

冠婚葬祭などの祝儀袋・不祝儀袋について、

選び方や書き方で迷ったときはこの1冊があれば全て解決します。

写真付きで解説されているので非常にわかりやすいですし、

正解だけでなく、これは絶対にやってはいけないということも解説されているので、

大人のマナーブックとして置いておくととても便りになりますよ。

 

図解 マナー以前の社会人常識

お見舞い封筒についての疑問だけでなく、

実際にお見舞いに伺ったときの言葉遣いなどのマナーについても

知りたいならこちらがおすすめです。

 

食事の時のマナーやビジネスシーンでの心遣いなど、

社会人として知っていれば恥をかかない日常の常識が図解で学べます。

本自体が小さいので持ち歩いたり、職場の机にそっと忍ばせるにもちょうど良く、

ちょっとした空き時間にも読めますので、かなりおすすめの1冊ですよ。



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関連記事:お見舞いは新札?お札の向きは?中袋の書き方も詳しく解説!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

まとめると、お見舞い封筒の水引は紅白の結び切り、

お金の向きは人物が上向きになるように入れ、

閉じ方は下の紙が上側にくるようにする、というのが一般的なマナーになります。

いざお見舞封筒を持って行こうというときに、

どうするんだったかな…と焦ってしまっては困りますよね。

 

しかし、普段あまり意識していないことでも、

どうしてそうなるのかという由来を知れば覚えやすいと思いますので、

この機会にしっかり覚えておきましょう。