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雑学・生活

お悔みメールで返信不要の場合は返信しない?返信の返信は必要?





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身内が亡くなると、お葬式会場に直接足を運べない人から代わりとして

お悔みメールが来る事があります。

 

普通メールが来たら返事を書くものですが、もしそのお悔みメールに「返信不要」と

書いてある場合、返信は不要なのでしょうか。

 

そこでここでは、お悔みメールで返信不要と書いてあった場合は

本当に返信がいらないのか、

またもし返信をするなら返信の返信も必要なのかなどについて説明します。







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お悔みメールで返信不要の場合、返信しない?

ではさっそく本題に入っていきましょう。

自分の身内が亡くなると、お悔みメールが届く事があります。

 

それ自体は特に問題ありませんが、

そのお悔みメールに「返信不要」と書いてある場合があります。

 

でも日本には「建前と本音」というものがありますから、

「返信不要」と書いてあるからといって、額面通り受け取るのもちょっと心配ですよね。

 

では、お悔みメールに「返信不要」と書いてあった場合、本当の所

返信はした方がいいのでしょうか、それとも本当に返信しなくても良いのでしょうか。

 

それにはまず、そもそも「なぜ相手が返信不要と書いたのか」を考えてみましょう。

 

人が亡くなるというのは、残された人たちにとっては大変な事です。

 

悲しい、寂しいという精神的な面もそうですが、通夜や葬式、香典返し、初七日と

時間内に行わなければいけない事が山ほどあります。

 

ですからお悔みメールを送った相手としては

「さして重要でもないお悔みメールの返信など書いている暇などないだろう」、

「ただでさえ余裕がない時なのにそんな事にわざわざ手を煩わせるのは申し訳ない」

と考えます。

 

そして、そのような相手の事情を考えて「返信不要」と書いています。

 

ですからお悔みメールに対しては本当に忙しければ返信しなくてもいいですし、

返信する余裕があるならば返信してもいいです。

 

お悔みメールに返信しない場合も、落ち着いたら「先日はありがとうございました」

と返信するといいですね。

 

またもし自分がお悔みメールを送る側の場合、ただ「返信不要」とだけ書くと

送られた相手からは「勝手に送り付けてきて後は知らん顔か」と思うかもしれないので、

「忙しいでしょうから返信は不要です」など、なぜ返信不要なのか、

ちゃんと理由を書いておくといいですよ。





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お悔みメールの返信の書き方と例文①友人の場合

お悔みメールで「返信不要」とあった場合は返信しなくてもいいですが、

書いてなければお悔みメールに対しては基本返信するのがマナーです。

 

では、お悔みメールに返信する場合はどんな文面にすれば良いのでしょうか。

 

ここでは、お悔みメールをもらった場合の例文を、

お悔みメールを送ってくれた相手との関係性別で紹介します。

 

まずはお悔みメールを送ってくれた相手が友人の場合です。

 

以下が例文です。

 

“先日は〇〇(亡くなった人)の事で、メールをどうもありがとう。

覚悟はしていたけど、やはり悲しいよ。

 

でも、おかげさまで、通夜・葬式とも無事済ませることができたよ。

 

とりあえず一安心かな。

私もくよくよばかりもしていられないよね。

これからは、残った家族と力を合わせて暮らしていこうと思う。

 

色々と気を遣ってくれてありがとう、私もがんばらなくっちゃね。

〇〇の家族にもよろしくね。

短くて申し訳ないけど、まずはお礼まで。”

 

親しい関係・お礼状ではなく気軽に送れるメールという事で、

敢えて敬語を使う必要はないと思います。

 

また、「拝啓・敬具」などかしこまった表現もいらないと思います。

 

気軽に書けるというのがメールの良いところなので、友人相手ならば

形式にそりつつも、自分の素直な気持ちを書くと良いでしょう。





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お悔みメールの返信の書き方と例文②知人の場合

では次に、お悔みメールを送ってくれた相手が知人の場合を見ていきましょう。

 

以下が例文になります。

 

“拝啓 このたびは、〇〇の永眠に際しまして、

お悔みメールを送っていただきご厚く御礼申し上げます。

 

色々ありましたが、無事最後まで〇〇を看取る事ができました。

 

〇〇にかわりまして生前のご厚情に深謝いたしますとともに、

今後も変わらぬご指導ご厚誼をお願い申し上げます。

略儀ながら、メールにて御礼まで申し上げます。

敬具”

 

知人などかしこまった相手の場合は、このような文面にすると失礼がなくて良いでしょう。

また、気軽に送れるメールでも「拝啓・敬具」をつけた方が無難です。

 

メールだとどうしても気軽な文章になりがちですが、

相手によってはやはりきちんとした文章を書かなければいけません。

 

お悔みメールが送られてきた相手をきちんと確認した上で、

お悔みメールの返信を書くようにしましょう。





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お悔みメールの返信の書き方と例文③ビジネス(取引先や上司)の場合

では次に、お悔みメールを送ってくれた相手が

ビジネス(取引先や上司)の場合を見ていきましょう。

 

以下が例文になります。

 

“メールのお気遣い、ありがとうございました。

おかげさまで通夜・葬儀とも無事に済ませることができました。

 

◯◯日から通常通り出社します。

ご心配・ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

ありがとうございました。

……………………………………

営業部 営業企画課 〇〇〇〇

TEL 000-000-000”

 

相手がビジネス関係の場合は、

「拝啓・敬具」は使わず、このようなあっさりしたもので大丈夫です。

 

ビジネス関係なので、メールの最後にきっちり自分の部署や課を書いておくといいですね。

 

また、相手はあなたが「いつから仕事ができるのか?」という事も知りたいと思いますが

このような人が亡くなったという場合は相手からは聞きづらいので、

〇〇日から出社できる・いつから仕事を再開するなどを

しっかり明記しておくと相手も助かります。





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お悔やみの言葉を受けた時の返しは?

では、お悔みをメールではなく直接会って言われた場合は、

どんな返しをすればよいのでしょうか。

 

お悔みの言葉と言えば、「この度はご愁傷さまでした」とがよく使われます。

 

この言葉に対しての返しですが、

 

わざわざお越しいただいてありがとうございます。

都合をつけて来ていただいてありがとうございます。

お気遣いありがとうございます。

 

などを使います。

 

お葬式という悲しい場所で「ありがとうございます」は

ちょっとふさわしくないんじゃない?と思うかもしれませんが、

相手の心遣いについてのお礼なので問題ありません。

 

「ご愁傷さまです」と言われたときに返しは地味に迷うと思いますが、

以上のような言葉を使うといいですよ。





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お悔みメールはマナー違反?

今まではお悔みメールを「もらった側」から話をしてきましたが、

最後に、お悔みメールを「送る側」からの話をしていきましょう。

 

そもそも、お悔みの言葉をハガキや対面での言葉ではなく

「メール」で送ってしまうというのは失礼にあたるのではないか?という話です。

 

メールが普及し始めた頃は、確かに

「お悔やみの言葉をメールなんかで伝えるのはマナー違反だ」と言われていました。

 

ですが現在は違います。

 

現在メールは、情報を伝える為の必須の手段となりました。

 

またメールは、訃報などの時

手紙やハガキよりもすぐに相手に自分の気持ちを伝える事ができます。

 

また相手としても、都合の良い時に読むことができ返信も

キーボードを打つだけなので手紙やハガキと比べると格段に楽です。

 

つまりお悔みの言葉をメールで届けるというのは

双方にとっては優れた情報伝達ツールになっています。

 

ですから、お悔みの言葉をメールで送る事は

現在ではマナー違反ではないので、送っても問題はありません。

 

ただ気軽に送れる分、

相手によっては内容が軽くならないよう文面などには十分に注意する事が必要です。





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お悔みメールで返信の返信は必要?

メールというのは、手紙と違って簡単に送り合えるのが利点です。

 

でもだからこそ、返信、返信の返信、そのまた返信の返信…と、

続けようと思えばどこまでも続いてしまいます。

 

ではお悔みメールの場合、お悔みメールに対しての返信が来た時、

その事に対しての返信は必要でしょうか。

 

基本的には、お悔みメールの返信の返信はいりません。

お悔みメールを送った相手から「お悔みメールありがとうございました」ときたら、

それで終わりと見ましょう。

 

それ以上何かやり取りを続けたいのであれば、

お悔みメールの続きではなく、新しいメールとして話を持っていくのが良いです。

 

勿論お悔みメールの返信が来なくても、

「返信はまだですか」という催促のメールは絶対にしてはいけません。

関連記事:御仏前のお札は新札じゃダメ?向きや入れ方についても詳しく解説!

まとめ

お悔みメールで返信不要の場合は、厚意に甘えて返信しなくてもいいですし、

余裕があれば返信しても大丈夫です。

 

また返信する場合は、相手に合わせて書き方を変えるのが大事です。

 

特にビジネス関係の場合、相手が聞きづらい仕事の事についても

お礼と合わせて明記しておきましょう。

 

ただ、精神的にも時間的にも余裕がない事は相手も十分分かっていると思いますので、

あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。