アフィリエイト広告を利用しています

雑学・生活

ベランダのコウモリ対策!ふんはどうする?





スポンサーリンク





洞窟に住んでいるイメージの強いコウモリですが、実は街中にもけっこう出没します。

 

コウモリは別に人間の邪魔をしてくる訳ではないので近くを飛んでいる分には

何も異議を唱える事はありません。

 

ですが、問題はふんです。

コウモリはベランダなどにふんをしていく事があります。

 

そこでここでは、ベランダにコウモリにふんをされてしまった時の処理の方法、

またベランダにコウモリがふんをしないようにする対策を紹介します。

 

コウモリのふん被害で悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。







スポンサーリンク











コウモリって?コウモリは殺しちゃダメ?

 

ハロウィンではかわいい小物になっている事も多いコウモリですが、

実際のコウモリはどういう生き物なのでしょうか。

 

ここではまず、コウモリの生体についてと

日本でのコウモリの扱いについて軽く見ていきます。

 

コウモリは私たちと同じ哺乳類の一種で、

哺乳類の中では唯一空を飛ぶ珍しい生き物です。

 

哺乳類である為自分で体温を維持する事ができ、

かつ体が小さくわずかな隙間でも生活できるので洞窟から人家まで

あらゆる所に住み着く事ができます。

 

空を飛ぶネズミとでも考えておけば、その機動力・生活力の強さが分かるでしょう。

 

そしてコウモリのふん被害を対策する上で、

まず覚えておかなければいけない事があります。

 

それは「日本ではコウモリは殺してはいけない」という事です。

 

これはどういう事でしょうか。

 

コウモリは主に虫や植物を食べますが、実はコウモリが食べる物の中に

不快害虫(見た目が気持ち悪く人を嫌な気持ちにさせる虫)である「蛾」や

害虫(人に害をもたらす虫)である「蚊」が含まれています。

 

そんな虫を食べてくれるコウモリは

日本では益獣(人間に利益をもたらしてくれる動物)とされて、

野性鳥獣保護法という法律に「コウモリは殺してはいけない」と明記されているのです。

 

もしコウモリを殺した場合、この法律に違反しますので罰則があります。

 

ですから、いくらふん被害がひどいからといって

ゴキブリのように叩き殺すという対策はできないのです。





スポンサーリンク







ベランダのコウモリ対策は?

コウモリは殺してはいけない事が分かりましたね。

そうは言っても、ベランダにふんをさせるのを黙ってみておく訳にはいきません。

 

コウモリには「決まった場所で排泄する」というやっかいな習性がある為、

放っておくとどんどんそこにふんをし続けて大変な事になります。

 

ですから、ベランダにコウモリのふんを見かけたら

これ以上ベランダをトイレにされないようにすぐに対策しなければいけません。

 

では、コウモリがベランダでふんをし始めたらどんな対策を取ればいいのでしょうか。

 

コウモリにはとある変わった特性がありますので、それを利用して対策します。

コウモリの変わった特性とは何でしょうか。

 

実はコウモリには視覚はほぼありません。

 

ではコウモリはどうやって周りの環境を察知しているかというと、

「超音波」を使っています。

 

超音波は音の一種ですが、人間には聞こえない音です。

コウモリは自分の体から超音波と呼ばれる音を出し、

その音の反響音によって物の距離を測り、環境を察知します。

 

ですから逆に、この超音波を狂わせるようなものをベランダに置いておけば、

コウモリは嫌がって逃げていきます。

 

では超音波を狂わせるようなものは何なのでしょうか。

私たちの生活で身近に手に入れられるものは二つあります。

 

1.強力磁石

2.超音波発生器

 

です。

 

 

強力磁石

 

まず強力磁石についてですが、磁石が持つ「磁力」には超音波を狂わせる力があります。

強力磁石は特に磁力の強い磁石ですから、効果は抜群です。

 

ベランダに強力磁石を並べて置いておけば、磁石から磁力が出て

コウモリを追い払ってくれます。

 

なお、強力磁石は高いものではなくても大丈夫です。

 

もしベランダに強力磁石を置く場合は、

特にふんをされている所を集中的に置くようにしましょう。

 

窓や室外機には磁石をテープで貼り付けておくといいですよ。

 

超音波発生器

次に超音波発生器ですが、これはその名の通り超音波を発生させる装置です。

超音波を人間で言う視覚のように頼っているコウモリにはとっては

まさに目の前を真っ暗にさせるとんでもないものですので、逃げて行ってくれます。

 

超音波発生器というとかなり高そうなイメージですが、そんな高価でもないので

コウモリ対策に悩んでいる方はぜひ使ってみてください。

 

次点としてラジオから出る音波もコウモリは嫌がります。

 

ですが、音波はガラスで遮断されてしまいますので、もしコウモリ対策として使うなら

ラジオを付けた状態で窓を開けるかベランダに直接出さなくてはいけません。

 

隣近所が遠い田舎ならいいかもしれませんが、

家と家の感覚が近い都会だと難しいかもしれませんね。





スポンサーリンク







コウモリにふんをされたらどう処理する?

ベランダのコウモリ対策は分かりましたが、

とりあえず目の前に落ちているコウモリのふんを処理しないとどうしようもありませんね。

 

では、コウモリのふんはどう処理すればいいのでしょうか。

 

コウモリのふんを処理する上で、しっかり覚えておかなければいけない事があります。

それは、「コウモリのふんは病原菌の塊」だという事です。

 

コウモリは空を飛ぶねずみだと書きましたが、

ねずみより行動範囲が広い分ねずみより汚いです。

 

当然そのふんも想像を絶するほど細菌や寄生虫、病原菌で溢れかえっています。

 

もしそのふんが少しでも口に入れば子供にはすぐ悪影響が出ますし、

大人でも少し抵抗力が落ちているとたちまち病気になります。

 

またコウモリのふんはひどい悪臭がしますので、

その臭いでハエやゴキブリなどの害虫を呼び寄せます。

 

ですからコウモリのふんを見つけたら、安全に素早く取り除くのが大切です。

 

では具体的に、

どうやってベランダに落ちているコウモリのふんを取り除けばいいのでしょうか。

 

まず準備するものがあります。

マスク

手袋

ほうきとちりとり

厚いビニール袋数枚

ハンドソープ

 

ふんを処理する時は匂いを吸わないようにマスクと手袋をした状態で、

さらにふんを直接触らないように

100均などで売っている小さいほうきセットを使うといいですね。

 

小さいほうきセットはできれば使い捨てがいいです。

ふんを取ったら厚いビニール袋に入れ、

ついでにマスクと手袋・ほうきセットもその中に入れて封をします。

 

それをさらに何重かのビニール袋に入れて、外の濡れない所に置いておいてください。

 

家の中のゴミ箱には入れない方がいいです。

ゴミ捨ての日に、ベランダからゴミ袋にさっと移してそのまま捨てにいってください。

 

コウモリのふんに混入している、人間に悪影響を及ぼす病原菌や寄生虫は

目には見えません。

 

目に見えないので、もし家の中に落ちても見つけて除去するという事は不可能です。

 

ですからコウモリのふんは、

とにかく絶対に家の中に持ち込まないようにする事が大切です。

 

どうしてもコウモリがやってくる!という場合は

「強力磁石や超音波発生器、ラジオも試したけど、

どうしてもコウモリがやってきてしまう…」という場合があります。

 

コウモリも機械ではありませんから、相当気に入った場所ならば

どんなに邪魔されようとしつこくその場所でふんをし続ける事もあります。

 

こうなると、普通の人では対処し切れません。

かといって放置しておくとふんはどんどんたまっていきますし、

ふんにいる寄生虫や病原菌によって自分が病気になってしまいます。

 

そんな時は、「業者に頼みましょう」。

コウモリは益獣と言えども、実際はふん被害で悩んでいる所も多いので、

コウモリ対策を行っている業者も多いんです。

 

勿論法律に違反しますから、コウモリは殺しません。

 

プロなのでコウモリを殺さず、うまくコウモリ対策をしてくれますよ。

 

コウモリのふんは放置が一番危険です。

どうしようもなくなったら、業者に頼むという選択肢もぜひ入れておいてください。

関連記事:サーキュレーターは効果なし?効果的な設置場所について詳しく解説!

関連記事:カメムシの卵が網戸に!駆除対策や時期について詳しく解説!

まとめ

コウモリはそれ自体は特に害を及ぼすという事はありませんが、

ふんは人間にとって困りものです。

 

コウモリには「同じ場所で排泄する」という習性がありますので

ベランダでコウモリのふんを見つけたら、すぐ対策するようにしましょう。

 

コウモリはただ飛んでいる分には蛾や蚊を食べてくれる、かわいい動物です。

 

あまりコウモリ憎しにならないように、道具や業者をうまく使って

ベランダを守りましょうね。





スポンサーリンク