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「最近なんだかツイていないような気がする。」
「ようやく厄年が終わり、ほっと一息ついたけど、後厄の過ごし方をしりたい」
「結婚や転職を考えているけれど、後厄のときにしてはいけないのだろうか?」
そんなフレーズが一度は頭をよぎったことのある皆さんが
今ここへたどり着いたのだと思います。
本厄や後厄は、体調を崩したり、大ケガをしたりなど
「なんとなく良くないことが起こるんだろうな」とは知っていても
実際のところどうなの?
と気になっていることでしょう。
そこで今回は、後厄にスポットを当てて
後厄の過ごし方と男性・女性のしてはいけないことについてご紹介します。
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Contents
後厄とは?
よくお寺参りなどで「今年は本厄だ」とか
「やっと後厄になる」などと話しているのを聞いて
「厄年」というものがあることを知る方が多いと思います。
厄年には、「前厄」、「本厄」、「後厄」がありますが
「後厄」とは、本厄の翌年に来る1年のことです。
【豆知識】厄年の由来は?
厄年(やくどし)というのは、男性・女性の決められた年齢の時に、
良くない事が多く起こると言われている年齢のことを言います。
厄年の際に起こる良くないことなどは科学的な根拠は実証されていなく、
出典は曖昧なものですが、現在も多くの人に言い伝えられている風習になります。
後厄といえば、本厄が終わり少し気を抜いた時期で
安心したところに不慮の事故などが起こると言われています。
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後厄の年齢は?
人生の中で節目とされる年が厄年とされていて
体調の変化が起こりやすい時期に注意を心がけるように
厄年が設けられたという説があります。
後厄は厄年の締めの1年です。
男性、女性ともに後厄の年齢を確認してみましょう。
男性の後厄の年齢
男性本厄は、数え年で25歳、42歳、61歳です。
<後厄>数え年の26歳、43歳、62歳の3回。
男性は、本厄の25歳頃仕事で重要な役割となり、
42歳頃に仕事を引退をするということが一般的だったようです。
【豆知識】数え年って?
生まれた年を1歳とする数え方。
年が変わる元日の1月1日を迎えるごとに、1歳年をとることになります。
(例:12月20日に出生した場合、出生時に1歳。翌年には2歳となります。)
女性の後厄の年齢
女性の本厄は、数え年で19歳、33歳、37歳、61歳です。
<後厄>数え年20歳、34歳、38歳、62歳の4回。
(女性のほうが男性よりも1回多く訪れます。)
女性は、19歳の頃に出産を経験し、
33歳頃に出産した子供が14歳の成人となり、子育てが終わるとされていました。
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後厄はいつまで続くの?
実際に厄年にさしかかった時には、
早く不安な厄年なんて終わってしまいたいものです。
そこで厄年の終盤となる後厄は
「いつまで続くの?」と疑問に思いませんか?
後厄の終了時には諸説がありますが、
一般的には後厄に入ると徐々に厄が払われていくと考えられています。
しかし、具体的にはいつまでなのかという考え方は複数あるようです。
<パターン1>数え年で、元旦から大晦日まで
<パターン2>数え年で、立春から翌年の節分まで
<パターン3>満年齢で、元旦から大晦日まで。
地域やお寺、神社によって考え方は様々ですが、
1番多いのは「<パターン1> 数え年で、元旦から大晦日まで」という考え方のようです。
後厄の過ごし方は?
「厄」という文字を見るとつい恐れてしまいますが、
過ごし方を知っているだけでやはり心持ちが変わります。
必要以上に不安になることのないように
覚えておきたい厄年(前厄・本厄・後厄)の過ごし方を見ていきましょう。
前厄の過ごし方
「前厄」は厄年の前1年のことを指し、厄の前兆が現れると言われています。
なのでなるべく慎重に過ごすことが勧められています。
・ 健康面に不安があるようであれば、健康診断へ行ってみる
・普段慌ただしく生活している方は時間を見直してみる
・大きな額の支出や無駄遣いを改めてみる
など自身と向き合って考えてみる時間をとることで
本厄に大きな厄が降りかかることを避けると考えられています。
本厄の過ごし方
厄年の内、最も厄災が降りかかる年と言われているのが本厄です。
大きな厄が降りかかりそうで心配という方は厄払いに行くといいでしょう。
前厄・本厄・後厄とどのタイミングで厄払いをしても大丈夫ですが、
本厄の時に厄払いをする方が特に多いです。
有名な神社でなければいけないというわけではないので、お近くの神社でお気軽に受けてみてください。
後厄の過ごし方
前厄と対に厄年の後1年、厄が少なくなっていくとされているのが後厄です。
つい気を抜いてしまった時に起こるケガやトラブルなどに注意が必要です。
後厄時には
「しっかり休息をとる」
「無理をしすぎない」
「体調の異変を感じたら早めに医者に診てもらう」
など、心身のメンテナンスを行うように心がけましょう。
前厄、本厄と自身のライフスタイルなどを見つめ直した上で
より望む方へシフトチェンジできるよう過ごすこと良いでしょう。
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後厄にしてはいけないことは?男性と女性で違う?
一番の難所と言われている本厄を終え、終盤にさしかかる後厄。
「厄年だから何をしても悪くなる」
と思い後厄時期も悲観的になってしまうこともよくあるようです。
ですが、後厄もポイントを抑えることで
注意したほうが良いことには注意をし、
それ以外ではむしろ良いこともあるという考え方をすることができます。
本厄から引き続き気をつける必要があることとして確認しておきましょう。
後厄にしてはいけないこと
冬から春へ季節が変わっていくように、色々なことが徐々に良くなっていくのですが
実際に動き出すのは、後厄を抜けきった翌年からなので
「準備」にとどめることが大事です。
本厄が去った後とはいえ
新しいことに手を出したり、飛びついたりすることはあまりお勧めできません。
心身ともに気を付けたほうが良い時期に
ストレスが多くかかるりそうなことは避けたほうが良いでしょう。
例えば、転職、結婚、家を建てる、引っ越し
などがあげられていますが根拠のあるものではないので
必ずしてはいけないというわけではありません。
後厄は本厄にくらべほとんど低迷期を脱している時期ですので、
何事も前向きに考え、乗り切ることが良いと言えます。
(ただし、秋ごろまでは焦らないことも大事です。)
後厄にしてはいけないことの男性・女性の違いは?
現代では、男性だけではなく女性も積極的に社会にでているので
ライフスタイルに男性と女性の違いが少なくなってきています。
なので後厄にしてはいけないことの男女の違いは少なくなってきました。
その中でも厄年にしてはいけないこととしてあげられる
転職・結婚・家を建てる・引っ越しなどの中で出産は女性に限定されるものです。
女性の方は、厄年に出産をすることで「厄が落ちる」という考え方もあります。
厄を払って不吉な出来事を払拭することです。
あえておめでたい出来事を厄年に行うと、その幸せな気持ちで厄を払い、
かえって縁起が良いとも言われています。
厄年は、むやみに怖がられる傾向がありますが、決して悪いことだけではありません。
むしろチャンスと表現しても良いです。
運が落ち込んだときに何が出来るか。どんな努力が出来るか。
ということが大事になってきます。
後厄だからといって、そこまで意識しすぎずに、普段どおり過ごす事が一番といえます。
それでも厄払いしないと心配になってしまったり、敏感な方は、
お祓いに行くことをおすすめします。
大きな出来事の後厄の過ごし方は?
「後厄なのに結婚が決まりそう」
「引っ越しが決まってしまった」
など大きな出来事が後厄の年齢と重なってしまって不安に感じる方も多いとおもいます。
後厄を必要以上に気にしすぎると、大きなチャンスを逃したり
人生の転機を棒にふてしまったりということもあります。
基本的には、後厄だからといって行動に制限をかける必要はなく、
大きなイベントを控えなければならないというわけではありません。
どうしても気になって大きな出来事に踏み切れないという方は、
お祓いに行き気持ちを整えるのも一つの方法です。
他にも大きな出来事に合わせた後厄の過ごし方を集めてみましたので
ぜひ参考にしてみてください。
後厄に引っ越しはしてはいけないこと?
後厄に引越しを考えていらっしゃる方もいるかと思います。
引越しを控えたほうが良いかというと、そんなことはありません。
特別気にしなくてもよいと言えます。
むしろ気分を改めるという点では、引越しはいい判断となるかもしれません。
後厄に結婚・出産は?
先述しましたが、厄年にあえて結婚・出産をすることは
縁起が良いとも言われています。
そのため、後厄でも結婚する方は増えていますし、
後厄ということに気が付かないで結婚するカップルも多くいるようです。
どちらかと言うと結婚・出産はしたほうが良いという考え方多いようですね。
後厄と被ることを恐れるカップルもいますが、
子どもを”産み落とす”ということから、
厄年に行う出産は「厄落とし」と言われるほどに縁起物と言われています。
関連記事:お賽銭の金額の意味!縁起のいい金額は?
後厄に転職は?
男性も女性も、30代前半に後厄が来ます。
30代前半になると、仕事にも慣れて、ご自身の人生プランについて考えたり、
転職を考える時期でもあると思います。
後厄を気にするあまり、転職のタイミングに悩んだり、
踏ん切りが付かないということが起こる場合もあります。
「転職をしたいけれど今は後厄だから、今行動したら失敗するのではないか」
と不安になる方もいらっしゃると思います。
しかし、チャンスは厄年に関係なく突然やってくるものです。
チャンスが来たときは厄年に囚われすぎず、踏み出すべきでしょう。
厄年は、ネガティブな考え方であることは確かですが、
あまり気にしすぎずに行動することが、結果的に良い方向に進むのだと思います。
関連記事:風水で寝室のベッドの位置や向きはどうすればいい?ベッドカバーの色は?
厄除けはしたほうが良い?
厄年に当たる年齢は、男性の場合、社会的な立場の変化や身体の変化。
女性の場合、身体的な変化や、結婚・出産に関する心身の変化などと
重なる時期でもあります。
抱えている不安を拭いたいという思いがある方は、
お寺や神社などで厄除け・厄払いを行い、安心した状態で結婚に進むことも良いでしょう。
厄除けをいつ・何回やるか?
地域や風習、ご自身の価値観などよって異なるため
「必ず何回お祓いをしなければならない」
という決まりはありません。
いざ厄除けに行くタイミングは、お住いのある地域によって異なります。
元旦や旧正月、節分などに行われるのが一般的ですが、
厄除けに行きたいと思ったタイミングに行くことにも問題はありません。
大きな災難にあってから「厄除けに行けば良かった」と後悔をするよりも、
「お祓いしていただいたからこの程度で済んだ」と
思えたほうが精神的的にも安心できるでしょう。
関連記事:厄年の期間はいつからいつまで?立春から節分までなの?
関連記事:厄払いのお札の飾り方!神棚がない場合やマンションでの飾る場所は?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本人に根強く信じられている「厄年」の風習ですが、
どうやら科学的な根拠はなく、昔の人のライフスタイルが由来とされているようですね。
そう考えると、
「大きな行動は起こしてはいけない」と行動を控えてしまったり
「何か不幸なことが起こる」と不安に思うことも
あまり後厄を意識しすぎず、プラスに捉えて
チャンスを逃さないことが大切なのかなと思います。
うまくいかないことや、失敗などが起きると
周りの人の大切さに改めて気がつくことがあります。
後厄は家族の大切さや、周りの人のありがたみを感じ、
感謝する機会でもあると言えます。
厄年の苦労を助けてくれた人に感謝の気持ちを持つ良いきっかけになるでしょう。
心身ともに節目ではありますので、体調には気をつけて
後厄の過ごし方を参考に気を配りながら過ごしてみましょう。
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