青魚は体に良い、なんて話をよく聞くけれど、

いったい青魚ってどの魚のことを指すの?と疑問に思ったことはありませんか?

鮭やぶり、まぐろやかつおなど、食卓によく並ぶ魚でも

その判断に迷うことがあると思います。

 

すべて見た目は青いけど身の色はそれぞれ違いますし、

そもそも青魚の定義とはなんなのかという疑問もあるでしょう。

 

今回は、そんな青魚に関する疑問について解説していきます。

代表的な青魚から少しマイナーな青魚まで、

一覧にしながらひとつずつ紹介していきますので、

ぜひ参考にしてみてください。



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青魚ってどんな種類の魚?鮭、ぶり、まぐろ、かつおは含まれる?

 

まず知っておきたいのは、

「青魚(あおざかな、あおうお)」はいわゆる背の青い赤身魚の総称であり

学術的な分類の種類ではないということです。

 

ただ学術的な分類とも重なる部分があり、

青魚は3つの目(もく)と7つの科の魚の総称とも言い換えることができます。

具体的に言うと、「ニシン目」、「ダツ目」、「スズキ目」の3種類の目と、

「ニシン科」、「カタクチイワシ科」、「サンマ科」、

「アジ科」、「サバ科」、「タチウオ科」、「トビウオ科」の7種類の科になります。

 

また、分類などの小難しい話を置いて、庶民的な感覚で青魚を定義するならば

「背が青くて、手頃な魚」というところでしょうか。

一般にはおそらくこの漠然とした定義が広く浸透していると思います。

 

ただこの定義で考えて見ると、例えば「まぐろは青魚か?」というような疑問が生まれます。

確かに、まぐろは傍から見ると背は青いですが、

手頃に手に入るかと言われたらそうでもなく、

むしろまぐろは高級な魚の1つとも言えるでしょう。

 

加えて、まぐろは「赤身魚」というイメージが強く、

青魚とはあまり言わないということもあります。

 

しかし、結論から言えば、まぐろは青魚の種類の1つになります。

というのも、まぐろはスズキ目サバ科マグロ属という分類になり、

さきほど紹介した3種類の目と7種類の科に属しているのです。

 

同様に、かつおも青魚の種類の1つで、

学術的にはスズキ目サバ科カツオ属という分類になります。

 

まぐろやかつおに青魚というイメージがなかった方も少なくないと思いますが、

学術的な分類から見ていくと納得しますし、非常にわかりやすいですよね。

 

ちなみに、ぶりも青魚に分類されます。

ぶりは身が白いイメージもあると思いますが、実は赤身魚になります。

白身魚と赤身魚を分けているのは、実は見た目の色ではなく、

筋肉に含まれる色素ミオグロビンの量が多いかどうかになります。

ぶりの身の一部にある真っ赤な部分にはこのミオグロビンがたくさん含まれているのです。

 

そのため、ぶりも「背の青い赤身魚」ということになり、青魚に分類されるのです。

学術的にもスズキ目アジ科ブリ属ということで、青魚となります。

 

一方で、赤身のイメージが強い鮭ですが、これは実は白身魚になります。

鮭の身の赤色はミオグロビンではなく、

鮭の餌に含まれるアスタキサンチンという赤い色素によってついたなのです。

そのため、鮭は「背の青い白身魚」ということになり、青魚ではないということになります。

学術的にもサケ目サケ科サケ属ということで、先ほど紹介した分類には含まれていません。

 

知っておきたい魚の基本

美味しく魚を食べるための基本的な知識が凝縮された一冊です。

青魚や白身魚、赤身魚の基本に加えて、

タコやイカ、貝類の情報までしっかりまとめてあります。

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青魚の種類一覧!まずは定番の青魚を押さえよう!

青魚の定義と、ぶりやまぐろ、かつおなどの紛らわしい魚の分類を押さえたところで、

ここからは青魚の種類を一覧にしながら紹介していきます。

まずはよくスーパーや食卓にならぶ定番の青魚の種類の一覧を見ていきましょう。

 

とりあえずこれだけ押さえておけば、

普段の会話で「これって青魚だっけ?」という話になっても得意げに解説できます。

 

にしん(ニシン目ニシン科)

塩焼きやフライ、マリネなどでよく使われています。

最もポピュラーな青魚の1つですね。

 

いわし(ニシン目ニシン亜目)

青魚と言えば、というイメージもあると思います。

刺身や煮物、焼き物、揚げ物と幅広く使えるので、食卓にもよく並ぶはず。

 

あじ(スズキ目アジ科)

あじも実は赤身魚、そして青魚なのです。

春から初夏にかけてが旬です。

中性脂肪に悩む方などは積極的に食べましょう。

 

さば(スズキ目サバ科)

さばも青魚の代表格です。

価格も安く、お弁当のおかずでも人気があります。

 

サバが好き!上手すぎる国民的青魚のすべて

青魚の代表格であるさばに関する情報がじっくり学べます。

さばは食卓に並ぶ頻度も多いと思いますが、

これを読めばさば料理のレパートリーも増えて、日々の料理も楽しくなると思います。

 

 

まぐろ(スズキ目サバ科マグロ属)

さきほど紹介しました、実は青魚の代表。

DHAなどが多く含まれ、栄養たっぷりです。

 

かつお(スズキ目サバ科カツオ属)

こちらもさきほど紹介しました。

たたきや刺身、かつお節などなど、様々な場で活躍してくれています。

 

さんま(ダツ目ダツ上科サンマ科)

焼くと身が白くなるさんまも、分類的には赤身魚になり、

すなわち青魚の種類のひとつということになります。

秋を代表する青魚ですね。

 

まずはよく食卓に並ぶ青魚について、一覧をまとめました。

この7種類を青魚だと見極められるようになれれば、

恥ずかしい思いをすることもぐっと減るでしょう。



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関連記事:生卵の賞味期限、冷蔵庫や常温だと何日?賞味期限切れでもゆで卵や目玉焼きなら食べれる?

他にもたくさん!青魚の種類一覧!

代表的な青魚を紹介しましたが、

青魚はまだまだたくさんの種類がいます。

 

ここからは、あまり日常的には食べないけれど

名前は良く聞く青魚の一覧を紹介していきます。

これらも全て押さえたら、もうあなたは青魚マスターと言えるでしょう。

 

サワラ(スズキ目サバ科)

出世魚で、大きさでサゴシ、ナギ、サワラと名前が変わります。

寿司ネタなどでも人気が高いです。

 

カンパチ(スズキ目アジ科)

ぶりによく似た姿をしています。

カンパチは東京での呼び方で、地方によってはアカバナ、アカイオなどとも呼ばれます。

寿司などで利用される少し高級な青魚です。

関連記事:漢数字の縦書きで10や11・20の書き方は?日付や住所の書き方を詳しく解説!

 

ぶり(スズキ目アジ科)

先ほど紹介したように、ぶりも青魚の種類の1つです。

しかし、サイズによって呼び方が変わる出世魚で、

かつ地方によっても呼び方が変わるので非常にややこしい青魚とも言えます。

例えば関東では、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼び、

関西ではワカシ、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリと呼びます。

 

寿司ネタなどで聞いたこともあるものもあると思いますが、

それらは全てぶりのことで、全てまとめて青魚の一種ということになります。

 

タチウオ(スズキ目サバ亜目タチウオ科)

その名の通り太刀のような姿の魚です。

家庭で料理するには少しハードルが高いですが、刺身は絶品です。

 

トビウオ(ダツ目トビウオ科)

九州ではアゴと呼ばれることもあります。

竜田揚げや塩焼きで美味しく頂けます。



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関連記事:北枕で寝てはいけない理由は?北枕で寝るとどうなる?

最後に

いかがでしたでしょうか。

これまで漠然としか理解していなかった青魚について、

これでしっかり知識を押さえられたと思います。

 

青魚の定義は、「背の青い赤身魚」です。

しかし、身が赤いから赤身魚、身が白いから白身魚というわけではありません。

つまり、青魚かどうかは見た目だけでは必ずしも判断できないということでもあります。

この機会に、普段よく見る魚くらいは、覚えておいても良いかもしれませんね。



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