オーブンを使う料理本やネットのレシピを見ると、

よく「オーブンを〇〇℃に予熱」という言葉を見かけますよね。

 

でも、オーブンはすぐ熱くなります。

なのにわざわざ予熱する事に、何か意味はあるのでしょうか?

 

またオーブンに予熱機能がなく自分で予熱をしないといけない場合、

時間の目安はあるのでしょうか。

 

ここではオーブンの予熱のやり方や意味、時間の目安などを紹介します。

オーブンの予熱のやり方がよく分からないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。



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オーブンの予熱って何?意味はあるの?

クッキーやケーキをオーブンで焼く時、ほとんどの場合「予熱」が必要ですよね。

では予熱とはそもそも何でしょうか。

 

予熱とは広義では

・エンジンや機器などを動かしやすくする為に予め温めておくこと

という意味です。

 

ですが調理で使われる意味としては

オーブンやグリルなど庫内の温度を、予め指定の温度に温めておくこと

という意味になります。

 

でも、オーブンってスイッチを入れるとすぐ温かくなりますよね。

どうして予熱が必要なのでしょうか。

 

それに色々な理由があります。

 

1.オーブンはすぐに温まらない。

予熱が必要な温度は高温である事が多く、そうなるとすぐにスイッチを入れたとしても

オーブン内がその目的の温度になるまで時間がかかります。

 

オーブン機器にもよりますが、180℃だと、

庫内が全体にまでしっかり熱が伝わるまでオーブントースターで15分程度、

オーブンレンジだと30分程度かかります。

 

例えば「180℃で20分」というレシピがあったとして、

「オーブンはすぐ温まるから大丈夫」と言って

予熱なしですぐにオーブンに素材を入れてしまうと

 

実質180℃で温められ始めるのはたった5分、

または全く180℃にならないまま終わるという事もあります。

 

2.焼きムラが出る。

さきほど、「オーブン内を高温にするのは時間がかかる」と書きましたが、

オーブンは熱が直接当たるところからじわじわと温度が広がっていきます。

 

全体に熱が行き渡らない内に素材を入れてしまうと

高温の箇所と低温の箇所ができてしまい、素材へ熱が均等に伝わりません。

 

魚であれば一部が半生、一部がコゲという事になってしまったり、

スポンジであればきれいには膨らみません。

完全に焼きムラができてしまいます。

 

3.おいしくならない。

オーブンで予熱が必要な料理は多くの場合

「高温で一気に焼くことでおいしくなる」事がほとんどです。

 

予熱をしないまま素材をオーブンにかけてしまうと

オーブン内の温度が低いまま調理をする事になり、

時間がかかってしまっておいしくできない事が多いです。

 

このような理由から、「オーブンを予熱する」と指示されている場合は

絶対に予熱が必要なんです。

 

また、調理で使われる言葉で似たような響きの「余熱」がありますが、

これは予熱とは全く意味が違います。

 

余熱とは広義では

・さめないで残っている熱

という意味ですが、調理で使われる言葉としては

IHやガス、オーブンやグリルなどの直接の熱源を止めた後の、

調理器具や食材に残った熱

という意味になります。

 

ですから「余熱で温める」と書いてある場合、

火や電気の電源を切りそのまま放置して温めるという意味になります。

 

予熱と余熱は同じ響きの言葉ですが、全く意味は違うので間違えないようにしましょうね。



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オーブンの予熱のやり方や時間の目安は?

予熱の大切さは分かりました。

ではここで、予熱のやり方や時間の目安について説明します。

 

まず予熱のやり方について説明しますね。

【予熱のやり方】

予熱のやり方は

 

1.オーブンに予熱機能がついている。

2.オーブンに予熱機能がついていない。

 

で大きくやり方が分かれます。

 

1のオーブンに予熱機能がついている場合、やり方は簡単です。

 

料理やレシピ本に「〇〇℃で予熱」と書いてあれば、

予熱ボタンを押してその温度に設定すれば後は勝手に機械が温めてくれます。

 

予熱が終わったらピー音で教えてくれるものがほとんどですから、

設定さえ間違えなければ失敗する事はありません。

 

レンジにオーブン機能がついている

オーブンレンジはこのタイプがほとんどだと思います。

 

難しいのは2のオーブンに予熱機能がついていない場合のやり方ですね。

こちらはオーブントースターに多いです。

 

この場合手動で予熱を行わなければいけませんが、

オーブントースターだとだいたい180℃で15分程度かかります。

 

ですから、「予熱で180℃」と書かれている場合は温度をまず180℃に設定し、

何も入れずに先にオーブンのスイッチを入れて15分温めておくといいですね。



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失敗しないオーブンの予熱のポイントは?

ではここで、失敗しない予熱のポイントを説明します。

 

1.予熱が完了したらすぐ素材を入れる。

予熱が終わると、加熱は止まります。

 

そうなると庫内の温度は少しずつ下がっていきます。

またオーブントースターだと保温機能が弱いので急速に冷えていってしまいます。

 

ですからせっかく予熱をしても、素材をオーブンに入れるのが遅いと

予熱をしていないのとほぼ同じになってしまう事もあるんです。

 

ですから、予熱が完了したらすぐに素材をいれましょう。

もし遅れてしまった場合は、もう一度予熱をし直すのがいいですね。

 

2.オーブンのフタは素早く開けすばやく閉める。

オーブンのフタは大きい事が多いですが、

開き口が大きいと当然開けた時に冷めやすくなります。

 

予熱が終わった後には素材を入れる為にオーブンのフタを開きますが

手間取ってフタを開けたままもたもたしていると

すぐにオーブンの熱気が逃げて行ってしまいます。

 

そうなると「180℃で予熱」したつもりが素材を入れた時点で温度がやや下がり

例えば180℃ではなく150℃スタートになってしまう事もあり、

そうなるとおいしくできません。

 

ですからオーブンのフタの開け閉めは素早く行いましょう。

 

予熱を終えたオーブンのフタを開けっぱなしにしたまま素材の手直しをする、

なんて事は絶対にやってはいけません。

 

またオーブンは高温になるので、

オーブンの中に素材を出し入れする場合は必ずミトンを使いましょう。

 

 

調理中によけいなケガをしない為にも、

このような安全管理はしっかりして料理してくださいね。

 

3.心配な時は、やや高めの温度で予熱。

上記でも説明した通り、予熱が完了したら素早く行動しないといけません。

でも、オーブンは熱いですしそんなにぱっぱとできないという人もいますよね。

 

そんな時は、指定された予熱よりやや高い温度で予熱をする事をおすすめします。

 

例えば本来の設定温度が180℃なら予熱は200℃くらいにしておけば

オーブンが少し冷えても大丈夫です。

 

料理になれていない人は焦り過ぎると火傷をしてしまう可能性もあるので、

ゆっくり作業する為にもこの方法を使うと便利ですよ。

 

ただ、これはあくまで予熱だけの話ですので

実際に焼く温度は間違えないようにしてくださいね。

 

オーブントースターを使いたいけど、予熱の温度設定がどうしても難しいという方は、

こちらのオーブン内に設置できる温度計を付ける事をおすすめします。

 

 

特にケーキやシュークリームなどお菓子を調理する場合、

予熱も含めて素材を焼く温度と言うのは非常に重要です。

 

たった20℃違うだけで生地が膨らまなかったり

食感がパサパサになったりしてしまいます。

 

お菓子作りは失敗する事も多いですが、

その原因は温度が少し違うなどささいな事が多いんですよ。

 

オーブントースターでしっかり間違いなく調理したい方は

ぜひこちらの温度計を使ってみてくださいね。

 

また、オーブンの中に入っている素材そのものの温度が知りたい時は

こちらの温度計がおすすめです。

 

 

こちらは温度を測りたいものに触れたり刺したりする事で温度を知る事ができます。

特に素材の中心部の温度が知りたい時などに便利ですよ。

 

ここまで読んで、もし「予熱時間をいちいち自分で計るのは面倒くさい!」という方で

オーブントースターしか持っていない場合は、

この際このようなオーブンレンジを購入する事をおすすめします。

 

 

こちらはオーブンレンジですが値段が安く、必要な機能は一通り揃っている

非常に使いやすいオーブンレンジです。

 

オーブンレンジならボタンを押すだけで予熱をしっかりしてくれますし、

予熱が終わった後も保温機能がありますのでそこまでバタバタしなくてすみますよ。

 

簡単にしっかり調理をしたい方は、ぜひオーブンレンジを使ってみてくださいね。



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まとめ

オーブンの予熱はとても大切な調理工程の一つです。

 

予熱のやり方がしっかりできていないだけで調理が失敗してしまう事もあるくらい、

予熱する事には意味があるんですよ。

 

オーブントースターの場合は予熱をするのが少し難しいですが、

目安時間があるのでそれを元にしっかり予熱をしてくださいね。

 

心配な方は温度計を設置したり、予熱の時間や温度を長めにしたりするのがおすすめです。

ぜひおいしい料理をつくってくださいね。