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スライムは不思議な手触りがしてとても面白いですよね。
そんな独特の感触が特に子供に人気のスライムですが、
実は自宅で簡単にできる作り方があるんです。
そこでここではさらに、
ホウ砂なしの子供でもできる安全・簡単なスライムの作り方を紹介します。
子供と気軽に安全にスライム遊びがしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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Contents
スライムに入っているホウ砂(ほうしゃ)って?
スライムは自宅でも簡単に作る事ができます。
しかし、スライムを作る時に注意しなければいけないのが「ホウ砂」という物質です。
スライムの作り方にはホウ砂という物質を使う場合と使わない場合があり、
ホウ砂を使う方が一般的です。
ですがホウ砂には毒性があります。
そこでここではまず、ホウ砂について少し説明しましょう。
ホウ砂とは「ほうしゃ」と呼びます。
鉱物の一種で、四ホウ酸ナトリウムです。
「え?何それ?」と思うかもしれませんが、
ホウ砂は医薬品扱いで目薬などに使用されます。
ドラッグストアで400円くらいで売られているので、
誰でも簡単に手に入れる事ができます。
なぜスライムに目薬が必要なのかと言えば、
ホウ砂はある特定の物をゲル化させる力があるので、ゲルそのものである
スライムを作るのには安くて手に入りやすい、最適な物質だからです。
ですが、どんなに安価だと言っても毒性があると言われると怖いですよね。
ではホウ砂どんな毒性があるのでしょうか。
ホウ砂の毒性には、以下のようなものがあります。
・目に入ると腫れる事がある。
・傷口からホウ砂が入ると、急性中毒を起こす可能性がある。
・食べると下痢や嘔吐、皮膚の炎症や脱毛などを引き起こす。
・長時間触ると具合が悪くなる事がある。
「えー!それってかなり危なくない?
子供どころか大人が触っても危ないんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
でも、よく見てください。
これらの毒性を防ぐには
「目に入れない」
「傷のある手で触らない」
「食べない」
「具合が悪くなったら遊ぶのをやめる」とスライム以外でも何かで遊ぶ時に
最低限注意しなければいけないような事ばかりですよね。
特に「目に入れるな」「食べるな」という注意書きは、
他の「安全」と呼ばれているおもちゃでもよく書いてあります。
ですからホウ砂に毒性があるとはいえ、
きちんと約束が守れ、自分の体調が把握できる大人が遊ぶ分には
ホウ砂入りのスライムは全く怖くありません。
ただ、子供の場合は別ですよね。
子供はそのスライムのおいしそうな見た目から
誤って(むしろ面白がって)口に入れる事がありますし、
よく転ぶので手をケガをしている場合もあります。
「ダメ」と言っても、遊んでいる途中に目が痒くなれば、
スライムでドロドロに汚れた手のままで目を掻く事もあります。
また、具合が悪くなってもその時楽しければ子供は無理にでも遊び続ける事があります。
ですからホウ砂入りのスライムで遊ぶには、ある程度の自制ができる年齢が必要です。
さらにホウ砂の場合、大人と違い体の弱い子供だと
5g~10gが体内に入っただけでショック症状を引き起こし、最悪命を落とす事もあります。
スライムは楽しいとはいえ、小さい子供にホウ砂入りのスライムで遊ばせるのは
やめておいた方がいいと言えるでしょう。
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ホウ砂なしの子供でも安全で簡単なスライムの作り方は?①片栗粉を使うスライムの作り方
安全度★★★★★
スライム度★★★☆☆
スライムに入っているホウ砂が小さい子供には危険だという事が分かりました。
でも、スライム自体は面白いですしぜひ子供に遊んでほしいですよね。
そこでここでは、ホウ砂なしの安全で簡単なスライムの作り方を紹介します。
自宅で作ればスライムに入れる材料も全て親が把握する事ができるので、
買うよりもより安心できると思いますよ。
ホウ砂なしのスライムの作り方はいくつかあるのですが、
ここではまず「片栗粉」を使う作り方を紹介します。
片栗粉に水を混ぜると固まる、というのは料理をする方なら知っている方も多いですよね。
あんかけなど液体を少しドロっとした固体にしたい時によく使われます。
そんな「水を加えると固まる」という片栗粉の性質を利用したスライムです。
材料はこちらです。
・片栗粉
・水
・食紅(色をつける場合)
作り方はこちらです。
1.片栗粉をボウルに入れる。
2.片栗粉の入ったボウルに少しずつ水を入れる。(片栗粉と水の割合は2:1)
3.混ぜる。
4.固まってきたら完成(色をつけたい場合は食紅を入れる)。
これだけでスライムが完成です。
色をつけない場合は、白いスライムが出来上がります。
色をつけるだけなら絵具でもいいのですが、
小さい子が誤って食べてしまう事を考えると食べても大丈夫な
食紅を使った方がいいですね。
材料を見ても分かる通り、全て安全なものでできているので
万が一口に入れても安心ですし、ホウ砂入りのスライムと違って
長時間触ったからと言って具合が悪くなるという事もありません。
ですから小さい子供でも安心して遊ばせる事ができますよ。
ただ水を入れすぎるとドロドロし過ぎてしまうので、調整が大事です。
その辺は大人がしっかり見てあげましょう。
動画では実際に親と小さい子供が一緒に片栗粉スライムを作っていますので、
ぜひ自宅で作る時に参考にしてみてくださいね。
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ホウ砂なしの子供でも安全で簡単なスライムの作り方は?②液体洗剤を使うスライムの作り方
安全度★★★☆☆
スライム度★★★★★
次に紹介するのは「アリエールかボールド」を使ったスライムの作り方です。
材料はこちらです。
・アリエールかボールドの液体洗剤
・液体のり
・食紅(色をつける場合)
作り方はこちらです。
1.ボウルに液体のりを入れる。
2.色を付ける場合は食紅を入れる。
3.アリエールかボールドを少しずつ入れる。
4.混ぜる。
これで完成です。
液体洗剤が入っているので口に入れるのはよくありませんが、
片栗粉スライムより硬度が増し、よりスライムっぽくなります。
しっかり固まるので片栗粉スライムほど周りも汚れません。
しかも元が洗剤なので、服についてしまっても洗えば簡単に落ちます。
片栗粉を卒業したら、こちらのスライムを使ってもいいですね。
また液体洗剤は何でもいいという訳ではなく液体洗剤によっては
固まらない事もあるので効果が証明されているアリエールかボールドがおすすめです。
ホウ砂なしの子供でも安全で簡単なスライムの作り方は?③魔法の砂を使うスライムの作り方
安全度★★★★☆
スライム度★★★★★
次に紹介するのは「魔法の砂」を使ったスライムの作り方です。
魔法の砂って何?と思う方もいるかもしれませんね。
魔法の砂とはダイソーで販売されている「水がなくても固まる砂」というもので、
勿論100円です。
材料はこちらです。
・魔法の砂
・洗濯のり
・食紅(色をつける場合)
どれも100均(ダイソー)で揃える事ができますよ♪
作り方はこちらです。
1.ボウルに洗濯のりを入れる。
2.色を付ける場合は食紅を入れる。
3.魔法の砂を少しずつ入れる。
4.混ぜる。
これで完成です。
こちらも片栗粉スライムほど「口に入れても大丈夫!」という訳ではありませんので
そこそこ扱いには注意が必要ですが、
ホウ砂を使わないスライムとしてはかなり優秀なスライムです。
しっかりくっつくので周りも汚れにくくなります。
口に入れさえしなければかなり安全なので、近くにダイソーがある場合は、
片栗粉スライムを卒業した後にこちらのスライムを作ってみるのもおすすですよ。
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まとめ
スライムと言えばホウ砂入りが一般ですが、
子供が使うには少しやっかいな毒性があります。
ですがホウ砂なしのスライムの作り方もあり、
しかもちゃんとスライムっぽくできるので
ぜひ試してみてください。
スライムを元から作れば子供の知育にも役立ちますよ。
子供と安全にスライム遊びを楽しんでくださいね。